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ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
personality 丸山茂樹
ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
日本はもちろん世界で活躍をしているプロゴルファー丸山茂樹氏が、"スポーツ" "ビジネス" "エンターテインメント"など様々な世界の第一線で活躍する方をゲストに迎え、「チャレンジ」「教育」「マネジメント」「ゴルフ」など、幅広いテーマでトークを繰り広げる、ラジオ番組を舞台とした異業種マッチプレーをお届けします。
personality 丸山茂樹
2019.5.24
EXILE NESMITH、アメリカでの“海外留学”で芽生えた責任感

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。5月18日(土)の放送は、前回に引き続きEXILE、EXILE THE SECONDメンバーのNESMITHさんが登場しました。

NESMITHさん(左)とパーソナリティの丸山茂樹



◆海外留学を決心した理由

丸山:今回はネスくんに2つ目のチャレンジ“海外留学”について聞いていきたいと思います。海外留学しようと思ったきっかけは?

NESMITH:デビューしたユニット・STEELを1年半ぐらいで活動休止したときに、“今何ができるかな”と考えて最初に出てきたのが、アメリカに行きたいという思いだったんです。

丸山:なるほど。

NESMITH:自分のルーツや音楽だったり、現地で生活をして触れたいという思いがありました。ロサンゼルスに3ヵ月行った後、ニューヨークに3ヵ月行って。

丸山:はたから見たら英語ができるものと思って、いきなり話しかけられたりしないの?

NESMITH:全然英語が喋れないのでビックリされますね。

丸山:そのジレンマというのは?

NESMITH:ありましたね。小さい頃に英会話を習ったことがあったんですけど、あまり自分のなかに入ってこなくて……。自分の夢だった歌手になれたことも(留学の)きっかけになったと思います。次のステップにチャレンジしようと。

丸山:自分のなかで勉強したかったこととか、テーマはあった?

NESMITH:音楽ですね。テレビ番組「ASAYAN」(テレビ東京系)のオーディションはR&Bのデュオを選出するものだったんですけど、当時「R&Bって何だ?」と思っていて。自分のなかで音楽ジャンルがきちんとカテゴライズできていなくて。海外に行って、流れてくる音楽を聴いて勉強しようと思ったんです。

丸山:ということはEXILEに入る全然前なんだね。

NESMITH:ニューヨークに行ったときは、父親の実家がニュージャージーにあるのでそこで生活をして。日本語が喋れる人が全然いないので、コミュニケーションが大変でしたね。

丸山:音楽の環境も全然違った?

NESMITH:ロスは、ヒップホップとかロスの空気感に合うような爽やかな音楽が流れているというか。ファッションもスタイリッシュですごく眩しいなという感覚でした。で、ニューヨークに行ったときにすごくしっくりきたんです。雑踏感というか、人の流れだったり、音楽、ファッションや環境に触れて「俺、ニューヨーク好きかも!?」って。髪型をコーンロウにして容姿的にも変化があったり、いろいろと吸収できているなと感じましたね。

◆いじめられていた中学時代に……

丸山:留学で印象に残っていることはある?

NESMITH:中学でいじめられていたときに、武田麻弓さんの「ファイト!」という本に出会って。耳が聞こえない方なんですけど、ブラックカルチャーがすごく大好きで、いろいろな偏見がありながらも自分を律してすごく強い方で。ニューヨークに住んでいる方だったので、ファンサイトの掲示板に自分の今までの境遇や「ニューヨークにいる間にお会いしたいです」と書いたんです。そしたら直接返信をいただいて。

丸山:行動力あるね~。

NESMITH:それでニューヨークにいる間はすごくお世話になって。ニューヨークでの時間は自分の人生においてもすごく濃い時間でした。

丸山:その方は今もニューヨークにいるの?

NESMITH:武田さんとは、今でもコミュニケーションを取らせてもらっていて。

丸山:そういう、何かのきっかけになった人は大事にしていかないとね。

◆海外留学で感じたこと

丸山:留学では語学に苦労したと思うけど、自分のなかでチャレンジしたり気を付けたりしたことは?

NESMITH:ボキャブラリーを増やそうと、人から言われたり、自分がやりたいと思ったことをすぐに辞書で調べて、書いて覚えるやり方をしていました。

丸山:書くことって大事だよね。漢字を書くことが少ないから全く書けないもんね。半年ぐらいいるとヒアリングができてくる喜びもあった?

NESMITH:自然と耳が慣れたのか、100%ではないですけど言っていることがわかるワードは増えましたね。後半は1人で電車に乗ってニューヨークで買い物したり、たどたどしいですけど店員さんとやり取りしたり、そういう小さい積み重ねが自信や喜びに変わっていきました。

丸山:わかるな~。1人で(街を)歩けるようになったときうれしかったもん(笑)。

NESMITH:去年の年始に、甥っ子を連れてニューヨークに行ったんです。甥っ子は英語が全然なので僕がどうにかがんばらないといけない状況で。そのとき何となく(会話)できている自分がいて、甥っ子にすごくいい顔ができました(笑)。

丸山:そういう自信は大事だよね。音楽で学んだことはあった?

NESMITH:僕はこういう境遇で生まれ育ってきたので、父親の住んでいるところに行ったときに、自分にはここのカルチャーやDNAがあって……というのはすごく感じました。それを自分の音楽や表現で発信していかなければという責任感を感じたし、学んだというかもっとルーツを知らなきゃいけないとすごく感じました。

次回5月25日(土)の放送も、引き続きNESMITHさんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!


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聴取期限 2019年5月26日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm

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