2019.10.31
西村選手は、東京都出身の1985年生まれ。現在、富士通フロンティアーズに所属し、ポジションはキッカーをつとめています。
◆なぜアメフトを!?
丸山：ちょうど5年前くらいかな。アメリカのロスで知り合ってから、仲良くしているので、“てっちゃん”と呼ばせてもらいますけど。子どものころから、アメリカンフットボールの知識とかはあったの？
西村：まったくですね。日本にアメリカンフットボールがあること自体、知らなかったです。子どものころは、サッカーをやっていました。
丸山：アメフトは、いつ始めたの？
西村：大学1年生の途中からですね。
丸山：日本体育大学だよね。進学した理由は？
西村：体育の教員免許を取りたくて。
丸山：競技の魅力に惹かれたのは、自分のなかで何かあったの？
西村：日体大に入学したときは、スポーツをやらないと決めていたんですよ。ただ、高校までずっとサッカーをやってきて刺激のあった生活がいきなりなくなって遊んでばかりいたんです。
丸山：それで!?
西村：遊んでいて楽しかったんですが、刺激のない生活が自分のなかでずっと引っかかっていて。姉が2人いるんですけど、次女がアメリカンフットボールを知っていたんですよ。それで、「キッカーというポジションがあって、ボールを蹴るだけでいいんだよ」と聞いて。
丸山：うん。
西村：でも、アメリカンフットボールのイメージってガツガツ当たって激しいじゃないですか。
丸山：そうだね。
西村：当時、身長は180cmあったんですけど、体重は60kg台で細かったんですよ。
丸山：いわゆるサッカー選手の体型だね。
西村：こんなんじゃできないなと思って、頭のなかでは選択肢になかったんですけど、「練習だけでも見学してみなよ」ということで。日体大のアメリカンフットボール部は、キッカーを専任でポジションに置いていたんですよ。当時、ほかの大学でキッカーを専任に置いているところはなかなかなくて。メジャースポーツではないので、ほかのポジションを兼任しながらやる感じでしたから。
丸山：へぇ～。
西村：キッカーのポジションは1つしかないし、蹴ってゴールを入れるだけでオールジャパンをもらえて、キッカーの優秀選手を獲れて、就職がついてくるよと。“こんなにおいしい話はないな”と思って。
丸山：すごい……おいしい話3本攻めできたわけだね（笑）。
西村：姉との話を聞いていたときには、母親は「アメリカンフットボールは激しいスポーツだから、あなたには無理。できるわけがない」と言っていたんですけど、あまりにも遊びほうけていたので、「やれ」と（笑）。
◆ゴルフに感じる共通点
丸山：ゴルフとアメリカンフットボールの共通点と言えば、ヤードですよね。思い切りキックしてどのくらい飛ぶわけ？
西村：すごく難しいところですけど……ハーフラインくらいから60ヤード近くとかのフィールドゴールとかであれば。
丸山：我々のフェアウェイと一緒で、どんどん遠くなればあの2本のポールが狭く見えるよね？
西村：そうですね。あと風の影響とかもあるので、成功率に関してはそんなに高くはないです。なので僕自身、40～45ヤードくらいは100％決められる実力をつけておけばチームとしては助かるんじゃないかと。
丸山：なるほど。てっちゃんは、いつも会うとスイングのこととか、よく質問をしてくるんですよね。アレってタメになっているの？
西村：すごく役に立っています。ゴルフのスイングとボールを蹴る技術って似ているところがたくさんあって。ゴルフをそんなにやっていないので詳しいわけではないですけど、たぶん芯を食ったときの感覚って一緒だと思うんですよね。
丸山：なるほどね。
西村：アメリカンフットボールを始めたころってあまり情報がなかったので、参考のためにゴルフ雑誌を読んでいたんですよ。スイングの仕方やテイクバックとかを、自分の足にイメージしながら読んでいましたね。だから、いつも師匠（丸山）と呼ばせてもらっていますけど（笑）、会ったときはものすごく興奮して。
丸山：いやいや、会うといつもすごく質問してくれて。アメリカンフットボールのことを真面目に質問されても“何も答えられないよ”と思ったけど、ゴルフとはいろいろと共通点があると言ってくれてね。キッカーだからこそだとは思うけど、いつもそういう話で盛り上がるよね。少しでも役に立てているみたいで良かった。来週ももっとアメリカンフットボールの魅力を聞きたいと思います！
次回11月2日（土）の放送も、引き続き西村選手をゲストに迎え、お届けします。お楽しみに！
なお、番組では丸山プロへのメッセージ、ゴルフに関する質問などを、番組Webサイトにて随時受付中！ また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
----------------------------------------------------
【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】
聴取期限 2019年11月3日（日・祝） AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------
＜番組概要＞
番組名：英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時：毎週土曜 7：00～7：25
パーソナリティ：丸山茂樹
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram：@ movingsaturday_tfm
アメフト西村豪哲選手 “アメフトとゴルフとの共通点”とは!?
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。10月26日（土）の放送は、アメリカンフットボール・富士通フロンティアーズの西村豪哲（ひでてつ）選手が登場しました。
西村豪哲選手（右）とパーソナリティの丸山茂樹
西村選手は、東京都出身の1985年生まれ。現在、富士通フロンティアーズに所属し、ポジションはキッカーをつとめています。
◆なぜアメフトを!?
丸山：ちょうど5年前くらいかな。アメリカのロスで知り合ってから、仲良くしているので、“てっちゃん”と呼ばせてもらいますけど。子どものころから、アメリカンフットボールの知識とかはあったの？
西村：まったくですね。日本にアメリカンフットボールがあること自体、知らなかったです。子どものころは、サッカーをやっていました。
丸山：アメフトは、いつ始めたの？
西村：大学1年生の途中からですね。
丸山：日本体育大学だよね。進学した理由は？
西村：体育の教員免許を取りたくて。
丸山：競技の魅力に惹かれたのは、自分のなかで何かあったの？
西村：日体大に入学したときは、スポーツをやらないと決めていたんですよ。ただ、高校までずっとサッカーをやってきて刺激のあった生活がいきなりなくなって遊んでばかりいたんです。
丸山：それで!?
西村：遊んでいて楽しかったんですが、刺激のない生活が自分のなかでずっと引っかかっていて。姉が2人いるんですけど、次女がアメリカンフットボールを知っていたんですよ。それで、「キッカーというポジションがあって、ボールを蹴るだけでいいんだよ」と聞いて。
丸山：うん。
西村：でも、アメリカンフットボールのイメージってガツガツ当たって激しいじゃないですか。
丸山：そうだね。
西村：当時、身長は180cmあったんですけど、体重は60kg台で細かったんですよ。
丸山：いわゆるサッカー選手の体型だね。
西村：こんなんじゃできないなと思って、頭のなかでは選択肢になかったんですけど、「練習だけでも見学してみなよ」ということで。日体大のアメリカンフットボール部は、キッカーを専任でポジションに置いていたんですよ。当時、ほかの大学でキッカーを専任に置いているところはなかなかなくて。メジャースポーツではないので、ほかのポジションを兼任しながらやる感じでしたから。
丸山：へぇ～。
西村：キッカーのポジションは1つしかないし、蹴ってゴールを入れるだけでオールジャパンをもらえて、キッカーの優秀選手を獲れて、就職がついてくるよと。“こんなにおいしい話はないな”と思って。
丸山：すごい……おいしい話3本攻めできたわけだね（笑）。
西村：姉との話を聞いていたときには、母親は「アメリカンフットボールは激しいスポーツだから、あなたには無理。できるわけがない」と言っていたんですけど、あまりにも遊びほうけていたので、「やれ」と（笑）。
◆ゴルフに感じる共通点
丸山：ゴルフとアメリカンフットボールの共通点と言えば、ヤードですよね。思い切りキックしてどのくらい飛ぶわけ？
西村：すごく難しいところですけど……ハーフラインくらいから60ヤード近くとかのフィールドゴールとかであれば。
丸山：我々のフェアウェイと一緒で、どんどん遠くなればあの2本のポールが狭く見えるよね？
西村：そうですね。あと風の影響とかもあるので、成功率に関してはそんなに高くはないです。なので僕自身、40～45ヤードくらいは100％決められる実力をつけておけばチームとしては助かるんじゃないかと。
丸山：なるほど。てっちゃんは、いつも会うとスイングのこととか、よく質問をしてくるんですよね。アレってタメになっているの？
西村：すごく役に立っています。ゴルフのスイングとボールを蹴る技術って似ているところがたくさんあって。ゴルフをそんなにやっていないので詳しいわけではないですけど、たぶん芯を食ったときの感覚って一緒だと思うんですよね。
丸山：なるほどね。
西村：アメリカンフットボールを始めたころってあまり情報がなかったので、参考のためにゴルフ雑誌を読んでいたんですよ。スイングの仕方やテイクバックとかを、自分の足にイメージしながら読んでいましたね。だから、いつも師匠（丸山）と呼ばせてもらっていますけど（笑）、会ったときはものすごく興奮して。
丸山：いやいや、会うといつもすごく質問してくれて。アメリカンフットボールのことを真面目に質問されても“何も答えられないよ”と思ったけど、ゴルフとはいろいろと共通点があると言ってくれてね。キッカーだからこそだとは思うけど、いつもそういう話で盛り上がるよね。少しでも役に立てているみたいで良かった。来週ももっとアメリカンフットボールの魅力を聞きたいと思います！
次回11月2日（土）の放送も、引き続き西村選手をゲストに迎え、お届けします。お楽しみに！
なお、番組では丸山プロへのメッセージ、ゴルフに関する質問などを、番組Webサイトにて随時受付中！ また、番組Instagramでは、ゲスト写真などをアップしていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
----------------------------------------------------
【▷▷この記事の放送回をradikoタイムフリーで聴く◁◁】
聴取期限 2019年11月3日（日・祝） AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ（無料）が必要です。⇒詳しくはコチラ
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------
＜番組概要＞
番組名：英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時：毎週土曜 7：00～7：25
パーソナリティ：丸山茂樹
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram：@ movingsaturday_tfm
