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ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
personality 丸山茂樹
ACN presents 丸山茂樹のMOVING SATURDAY
日本はもちろん世界で活躍をしているプロゴルファー丸山茂樹氏が、"スポーツ" "ビジネス" "エンターテインメント"など様々な世界の第一線で活躍する方をゲストに迎え、「チャレンジ」「教育」「マネジメント」「ゴルフ」など、幅広いテーマでトークを繰り広げる、ラジオ番組を舞台とした異業種マッチプレーをお届けします。
personality 丸山茂樹
2022.2.5
佐々木主浩、セ・パの実力差に言及「いいピッチャーと対戦すると、バッターも伸びる」

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。1月29日(土)の放送は、前回に引き続き、元プロ野球選手の佐々木主浩(ささき・かづひろ)さんをゲストに迎え、お届けしました。


佐々木主浩さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹



◆メジャーリーグの破格契約のからくり!?

丸山:最近のプロ野球選手の練習って、佐々木さんが現役だった時代とだいぶ変わっているんですか?

佐々木:楽だよね。僕らの時代は、秋のキャンプといえばランニングで何人かは吐いていましたよ。

丸山:走らされまくって!?

佐々木:うん。

丸山:今はそれがないんですか?

佐々木:ないでしょ。(ダッシュ)100mを100本っておかしくない?

丸山:ハハハハハ! それはヤバいですね、そりゃあ吐きますよ。なぜ今はそういうトレーニングがなくなったんですか?

佐々木:科学的になったというか。

丸山:膝とか痛めないようにとか。

佐々木:そうそう。今の時代はいいなぁ(笑)。

丸山:ですよね(笑)。僕もあと15年遅かったら……。

佐々木:僕もあと15年遅かったら、すごい契約がもらえただろうなぁ(笑)。

丸山:そっちかい! もうやめてくださいよ、そういうこと言うの(笑)。今の選手の契約はすごいですもんね。

佐々木:すごい。

丸山:(メジャー移籍を目指している)鈴木誠也選手の金額はすごそうですよね。

佐々木:いろいろな契約の形があって聞いた話なんだけど、例えば、10年契約で100億円だとすると、1年10億円。その場合、10年間5億円ずつ給料をもらうんだって。

丸山:5億円ずつ? 半額ってこと?

佐々木:そうすると、単純計算で50億円残るでしょ? それは10年契約が終わった後とか、現役をやめた後にもらうんだって。例えば、1億円を50年で……とか。

丸山:分割で?

佐々木:そう。それに利息もついてくるんだって。今、アメリカはそういう契約みたい。

丸山:すごい!

佐々木:だからああいう大きい契約になっているみたい。

丸山:なるほど。現役が終わってから払いますよという。それ、いいですね。

佐々木:だから最近はいい契約だなぁと思って。今はそういう契約が主流みたい。だから球団も大きい金額が払えると。もらいすぎて破産しちゃう選手もいるから、そういう形に変えましょうということで、そういう形になってきているみたい。

丸山:賢い!

◆2022年シーズンは横浜DeNAベイスターズに注目

丸山:プロ野球もいよいよキャンプインですけど、今年の注目選手はどうですか? 日本で大活躍して、メジャーに行くような。

佐々木:みんな「海外に行かないで!」っていうけど、次々に出てくるよね。これってすごいことだと思う。

丸山:去年でいうと、ピッチャーの山本由伸選手(オリックスバファローズ)とかいい球を投げるじゃないですか。

佐々木:そうだね。体が小さいけどすごいのよ。向こう(MLB)は162試合でシーズンが長いからケガが心配だよね。しかも(先発投手は)中4日でしょ。だからそこの体力ですよね。

丸山:なるほど。

佐々木:投げるボールはすごい。

丸山:去年の日本シリーズは、オリックスバファローズ対東京ヤクルトスワローズという珍しいカードでしたけど。

佐々木:両チームとも前年6位だったもんね。

丸山:そんな両チームが(リーグ優勝して)日本シリーズにも進んで。どうですか、今シーズンの予想は?

佐々木:やっぱり横浜DeNAベイスターズに頑張ってほしいよね。

丸山:なるほど。古巣ですもんね。

佐々木:ちゃんとしてよって。チーム自体はいいんでね。

丸山:ですよね。番長(三浦大輔監督)はどうですか?

佐々木:番長は本当にいいやつなのよ。

丸山:すごく人がいいですよね。佐々木さんに監督の話とか来ないんですか?

佐々木:こんなやつに(監督のオファーが)来るわけない(苦笑)。(三浦監督)はやさしいから。シゲ(谷繁元信さん)は厳しいじゃない? だからもっと周りがサポートしてあげればね。石井琢朗(一軍野手総合コーチ)が入ったので、彼はちょっと厳しい部分があるからそこでピリッとするかなと思うけどね。

丸山:やさしさと厳しさの中和でチームが良くなってくれるといいですよね。やっぱり自分が育ったチームですから、横浜DeNAベイスターズを応援したいですよね。

佐々木:応援したいよね。ファンは巨人(読売巨人軍)ファンなんだけど。それとこれとは、愛情が違うのよ(笑)。

丸山:複雑な男だなぁ、もう(笑)。

佐々木:巨人はファンであって、そこに愛はないんですよ。横浜DeNAベイスターズには愛があるんですよ。

丸山:じゃあ、巨人が優勝するとそこそこうれしい?

佐々木:うれしい(笑)。ただ、横浜DeNAベイスターズが優勝したらもっとうれしい! だからその違いなんですよ。

丸山:そういうことですね。

◆佐々木主浩、今シーズン注目の選手は?

丸山:最近、セ・リーグとパ・リーグの力の具合が、パ・リーグがすごくなってきているような気がするんですけど、どうなんですか?

佐々木:(去年の)日本シリーズは久しぶりにセ・リーグが勝ったじゃん。僕の感覚だと、ドラフトでいいピッチャーがみんなパ・リーグに行ったと思うのね。

丸山:なるほど。

佐々木:マーくん(田中将大選手/東北楽天ゴールデンイーグルス)、ダルビッシュ有選手(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)、菊池雄星選手(FA)とか……いいピッチャーと対戦すると、バッターも伸びるよね。

丸山:確かに。

佐々木:いいピッチャーと対戦すれば、“どう打とうか”ってバッターもレベルアップしてくる。それでバッターがレベルアップしたら、今度はピッチャーが“どう抑えようか”ってなる。

丸山:なるほど。

佐々木:パ・リーグは真っ直ぐが速い本格派で力のあるピッチャーが多かったから、パ・リーグが伸びたのかなと。セ・リーグはパッと出てくるのが菅野智之選手(読売巨人軍)ぐらい。ほとんどあの時代は、(ドラフト会議の)抽選でパ・リーグに持っていかれたから。

丸山:引きが強いですよね。誰か1人、注目の選手はいませんか?

佐々木:ピッチャーだと、頑張って復活してほしいのが菅野選手。

丸山:やっぱり菅野選手は素材がいい?

佐々木:何度か話して、自主トレも見たことがあるけど、本当に一生懸命。今年は復活してほしいよね。あともう1人、藤浪晋太郎選手(阪神タイガース)。

丸山:藤浪選手も復活してほしいですよね。

次回2月5日(土)の放送は、スキマスイッチの大橋卓弥さんをゲストに迎え、お届けします。どうぞお楽しみに!

「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。

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聴取期限 2022年2月6日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:NECネッツエスアイ presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/

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