2025.02.08
◆谷繁元信 自身でも誇らしい記録とは?
丸山:シゲちゃん(谷繁さんの愛称)は、高校時代に甲子園で活躍。卒業後にドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)に入団して、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞などを獲得したほか、1998年の日本一に貢献。
その後、中日ドラゴンズに移籍。2007年に53年ぶりの日本一に貢献。2013年には2,000本安打を達成。選手兼監督としても活躍し、2016年に現役引退。通算3,021試合出場、歴代最高27シーズン連続本塁打を記録し、ギネス世界記録に登録と。シゲちゃんってすごいんだなって。
谷繁:でも、自分ではそんなに実感ってあんまりないんですよ。僕のなかで誇れる数字って、2,000本安打は一応打ちましたけど、かなり時間がかかりましたし。これまで2,000本安打を打った選手はいっぱいいますけれども、その人たちよりもかなり試合数がかかっているので。それに、通算打率もすごく悪いんですよ。
丸山:なるほど。
谷繁:現役を長くやったので2,000本打てたっていうだけなんですよね。でも、数字のなかで誇れるのは2つあって、1つは通算試合3,021。おまけに、キャッチャーとして出た試合数が2,963でトップなんですよ。それと、27シーズン連続ホームラン。
丸山:すごいな。シゲちゃんの長い現役生活のなかで、佐々木(主浩)の兄さんと一緒にバッテリーを組んで、フォークが取れないときもあったと。これって本当なの?
谷繁:そうなんですよ。佐々木さんが嫌がったんですよ。僕は、ワンバウンドを止めるのが上手じゃなかったんですよ。僕は元々、高校1年生の春ぐらいまで内野手とかをやっていたから、キャッチャーを本格的にやっていなかったんです。
丸山:そうなの!?
谷繁:そう。だから、どうしてもグローブで取りにいくクセが子どもの頃からついていて。
丸山:なるほど。
谷繁:少々のワンバウンドはミットでどうしても取りにいってしまう。そのクセが取れなくて。そうすると、ピッチャーは(パスボールしてしまわないか)不安だったらしいんです。(体で)止めてもらえないっていう。で、投げにくい、信頼できないっていうことで、佐々木さんが投げるときには「(キャッチャーを)代えてください」っていうふうに佐々木さんが言っていたらしいです。
◆谷繁元信が思わず唸った2人のバッターとは?
丸山:いろいろな選手を目の前で間近で見るのって、キャッチャーか審判しかいないじゃない?
谷繁:はい。
丸山:それで、シゲちゃんの記憶に残っている名選手って誰だったの?
谷繁:(プロ入りした)最初の頃ってやっぱりみんなすごいなと思っていました。それが、(キャリアとともに)段々と自分にも力がついてきて、ある程度プロのレベルになってきたときに初めて“すごいな!”と思ったのは、バッターでいうと、広島(広島東洋カープ)の前田(智徳)かな。
丸山:お~っ!
谷繁:もうね、あのバットコントロールが……ストライクゾーンを9分割にして、“どこが弱い”、“どこが強い”ってデータをもらうんですけど、前田が調子いいときって、どこもヒットゾーンに飛ばせるんですよ。
丸山:えっ! (9分割したゾーン)全部?
谷繁:それぐらいバットコントロールというか、これは素晴らしいものがありましたね。あと、もうひとりはイチローですね。何がすごいって、キャッチャーってピッチャーが投げた瞬間に、大体バッターが見逃すとか、“あっ、打たれる”とか、一瞬のうちに感じるんですよ。
丸山:うんうん。
谷繁:オープン戦だったんですけど、ピッチャーが投げた瞬間に、僕は“よし!”と思ったんです。アウトローのギリギリだったので、(手が出ず)“見逃す”と思って。そしたら急にバットが“パシーン!”って出てきたんです。
丸山:えっ!?
谷繁:その現象って、僕が経験したなかでも、まあまあいいバッターでもファールになったりフライになったり凡打になったりするんですけど、(バットの)芯に当ててレフト前にライナーを打ったんです。
丸山:“カーン!”と。すごいね。
谷繁:ビックリしましたよ。“スゲーな、こいつは……”と思って。もうひとつもイチローで、日米野球にちょうど一緒の時期に出たことがあったんですけど、イチローが外野の守備練習をしてバッティングケージに帰ってきて。
丸山:はい。
谷繁:そのときに、バットをロッカーに置いていて持ってきていなかったらしくて。そのときに、僕の同僚で鈴木尚典っていう左バッターがいたんですけど、イチローが「鈴木さん、ちょっとバット貸してください」って。で、鈴木が「いいよ」って、新品のバットを渡したんですよ。それで、ちょっとスイングしてケージに入って5スイングぐらいしたの。
丸山:はい。
谷繁:(借りたバットなのに)全部、芯だったんですよ。
丸山:へ~っ!
谷繁:(ゴルフで)人のクラブ借りて、ちょっとスイングして、5発全部(きれいに)打つのは難しいじゃないですか。
丸山:いや、それは無理だよね。
次回2月8日(土)のゲストも、谷繁元信さんです。
----------------------------------------------------
2月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
谷繁元信 プロ野球人生でバッティングセンスに唸った2人の選手とは?「“スゲーな、こいつは……”と思って」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。2月1日(土)、8日(土)の放送ゲストは、元プロ野球選手の谷繁元信(たにしげ・もとのぶ)さんです。この記事では、2月1日の模様をお届けします。
谷繁元信さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹
◆谷繁元信 自身でも誇らしい記録とは?
丸山:シゲちゃん(谷繁さんの愛称)は、高校時代に甲子園で活躍。卒業後にドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)に入団して、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞などを獲得したほか、1998年の日本一に貢献。
その後、中日ドラゴンズに移籍。2007年に53年ぶりの日本一に貢献。2013年には2,000本安打を達成。選手兼監督としても活躍し、2016年に現役引退。通算3,021試合出場、歴代最高27シーズン連続本塁打を記録し、ギネス世界記録に登録と。シゲちゃんってすごいんだなって。
谷繁:でも、自分ではそんなに実感ってあんまりないんですよ。僕のなかで誇れる数字って、2,000本安打は一応打ちましたけど、かなり時間がかかりましたし。これまで2,000本安打を打った選手はいっぱいいますけれども、その人たちよりもかなり試合数がかかっているので。それに、通算打率もすごく悪いんですよ。
丸山:なるほど。
谷繁:現役を長くやったので2,000本打てたっていうだけなんですよね。でも、数字のなかで誇れるのは2つあって、1つは通算試合3,021。おまけに、キャッチャーとして出た試合数が2,963でトップなんですよ。それと、27シーズン連続ホームラン。
丸山:すごいな。シゲちゃんの長い現役生活のなかで、佐々木(主浩)の兄さんと一緒にバッテリーを組んで、フォークが取れないときもあったと。これって本当なの?
谷繁:そうなんですよ。佐々木さんが嫌がったんですよ。僕は、ワンバウンドを止めるのが上手じゃなかったんですよ。僕は元々、高校1年生の春ぐらいまで内野手とかをやっていたから、キャッチャーを本格的にやっていなかったんです。
丸山:そうなの!?
谷繁:そう。だから、どうしてもグローブで取りにいくクセが子どもの頃からついていて。
丸山:なるほど。
谷繁:少々のワンバウンドはミットでどうしても取りにいってしまう。そのクセが取れなくて。そうすると、ピッチャーは(パスボールしてしまわないか)不安だったらしいんです。(体で)止めてもらえないっていう。で、投げにくい、信頼できないっていうことで、佐々木さんが投げるときには「(キャッチャーを)代えてください」っていうふうに佐々木さんが言っていたらしいです。
◆谷繁元信が思わず唸った2人のバッターとは?
丸山:いろいろな選手を目の前で間近で見るのって、キャッチャーか審判しかいないじゃない?
谷繁:はい。
丸山:それで、シゲちゃんの記憶に残っている名選手って誰だったの?
谷繁:(プロ入りした)最初の頃ってやっぱりみんなすごいなと思っていました。それが、(キャリアとともに)段々と自分にも力がついてきて、ある程度プロのレベルになってきたときに初めて“すごいな!”と思ったのは、バッターでいうと、広島(広島東洋カープ)の前田(智徳)かな。
丸山:お~っ!
谷繁:もうね、あのバットコントロールが……ストライクゾーンを9分割にして、“どこが弱い”、“どこが強い”ってデータをもらうんですけど、前田が調子いいときって、どこもヒットゾーンに飛ばせるんですよ。
丸山:えっ! (9分割したゾーン)全部?
谷繁:それぐらいバットコントロールというか、これは素晴らしいものがありましたね。あと、もうひとりはイチローですね。何がすごいって、キャッチャーってピッチャーが投げた瞬間に、大体バッターが見逃すとか、“あっ、打たれる”とか、一瞬のうちに感じるんですよ。
丸山:うんうん。
谷繁:オープン戦だったんですけど、ピッチャーが投げた瞬間に、僕は“よし!”と思ったんです。アウトローのギリギリだったので、(手が出ず)“見逃す”と思って。そしたら急にバットが“パシーン!”って出てきたんです。
丸山:えっ!?
谷繁:その現象って、僕が経験したなかでも、まあまあいいバッターでもファールになったりフライになったり凡打になったりするんですけど、(バットの)芯に当ててレフト前にライナーを打ったんです。
丸山:“カーン!”と。すごいね。
谷繁:ビックリしましたよ。“スゲーな、こいつは……”と思って。もうひとつもイチローで、日米野球にちょうど一緒の時期に出たことがあったんですけど、イチローが外野の守備練習をしてバッティングケージに帰ってきて。
丸山:はい。
谷繁:そのときに、バットをロッカーに置いていて持ってきていなかったらしくて。そのときに、僕の同僚で鈴木尚典っていう左バッターがいたんですけど、イチローが「鈴木さん、ちょっとバット貸してください」って。で、鈴木が「いいよ」って、新品のバットを渡したんですよ。それで、ちょっとスイングしてケージに入って5スイングぐらいしたの。
丸山:はい。
谷繁:(借りたバットなのに)全部、芯だったんですよ。
丸山:へ~っ!
谷繁:(ゴルフで)人のクラブ借りて、ちょっとスイングして、5発全部(きれいに)打つのは難しいじゃないですか。
丸山:いや、それは無理だよね。
次回2月8日(土)のゲストも、谷繁元信さんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
----------------------------------------------------
2月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年2月9日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
2025.02.01
◆西岡德馬、ゴルフ歴はなんと60年!
丸山:今回はゴルフトークをしたいなと思います。德馬さんのゴルフとの出会いは?
西岡:ゴルフとの出会いは、昭和37(1962)年ぐらいかな。うちの親父が、鉄砲が好きでね。僕は横浜の出身なんだけど、(親父に連れられて)丹沢によく狩りに行っていたんですけど、お袋が嫌がって「頼むから、(狩りを)やめてくれないか」と。
丸山:はい。
西岡:それで、親父がある日突然、ゴルフクラブを買ってきて、庭にネットを張ってやりだしたのよ。高校2年ぐらいのときだったかな? それでゴルフの打ちっ放しに連れて行かれて。当時、僕はちょっと野球をやっていたので、“こんなもん、簡単だろ”と思って見よう見まねでやってみたら、全然当たらなくてて。でも、当たると飛ぶから(周りで見ていた知り合いが)「西ちゃんの息子、いいね! 山入れちゃうか?」とか言われてね。
丸山:ハハハハハ!
西岡:高校2年でちょっと落第したりしてたからさ、「山に入れるか、俳優で芸能界に入れるか、どっちかにしろよ」なんて言われて。「山入るってどういうこと?」って聞いたら、(ゴルフの)先生見つけて(練習漬けで)山に……と。いやいや、1日中これを打つのをずっと続けるのは“一生はできないだろうな”と思って。
丸山:はい。
西岡:それで“こっちは趣味にしよう”と思ってやり始めたんで。17歳からやってるから、もう60年はやってますね。
丸山:すごい! 德馬さんは、「SHOGUN 将軍」の撮影中にもバンクーバーでラウンドしたんですか?
西岡:そうです。8ヵ月行ってたからね、自分で自炊して。それで、向こうで知り合いになった人のなかにゴルフ好きがいて「德馬さん、今日(ラウンド)どうですか?」って。でも、バンクーバーって雨が多いんですよ。だから、ぬかるみのなかをさ。シニアだと安いから最低だと3,500円ぐらいでできちゃうんだよね。
丸山:さすが。
西岡:別にキャディーさんがいるわけじゃないし、自分でカートを引いて。ずいぶんやりましたよ、バンクーバーで。
丸山:本当ですか?
西岡:あちこち行ったよ。景色はいいし、雨さえなければいいんだけどね。だからぬかるみでやることが多かった。
丸山:ちょっとシアトルやバンクーバーとか、あの辺はね。
西岡:「これからが(気候が)いいんですよ、西岡さん。4月から5月なんて、最高ですよ!」っていう頃に、(撮影が終わって日本に)もう帰ることになっちゃったから。
丸山:そうですよね。ペース的に、月にラウンドはどのぐらいですか? まあ、お仕事があったら行けないときもあるでしょうけど。
西岡:月1回か2回できればいいかなみたいな感じで。僕は、本当に練習が好きなの。
丸山:はい。
西岡:僕は、自分が“練習やりたいな”と思っているときはまだ元気なんですよ。“ちょっと練習はいいや”と思ったら相当疲れているっていう、バロメーターになっているもんでね。
丸山:なるほど。じゃあ、結構練習場には足を向けるんですね。
西岡:大好きですよ。でも、都内は練習場が少なくなっちゃってね。
丸山:そうですね。
西岡:だから今はインドアでやっていたりするんですけど。
丸山:やっぱり(屋外で)見たいですよね。自分がどんなボールを打てているのか。
西岡:そう、見たい。
丸山:ゴルフは、ペース的には週1はやりたいですか?
西岡:週1でできたらもう最高ですね。極楽ですね(笑)。
丸山:德馬さんは、これだけゴルフをやってきて、ゴルフの魅力はどうですか?
西岡:ゴルフは全部自己責任ですから。これがやっぱりいいですね。例えば、キャディーさんに、「これ、スライス? フック?」って聞いて「右に行きますよ」って言われて、(その通りに)行かなくても、“でも、あなたはそっちを選んだんでしょ?”っていうふうにね。
丸山:なるほど。
西岡:“そうか、右に行くんだね”と思って打ったんでしょ? でも、右に行かなかったんでしょ? でも、それは選んだ俺の責任だと思って。「お前、違うじゃねーか。右に曲がらねえじゃねーか」なんて言っているやつもいるけど、“お前が自分で(こう打とうと)選んだんじゃないか”と思ってさ。それだけはするのをやめようと思って。
次回2月1日(土)のゲストは、元プロ野球選手の谷繁元信(たにしげ・もとのぶ)さんです。
----------------------------------------------------
1月25日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
ゴルフ歴60年! 西岡德馬 キャディーに対して絶対にしないと決めていることとは?
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。1月18日(土)、25日(土)の放送ゲストは、俳優の西岡德馬(にしおか・とくま)さんです。この記事では、1月25日の模様をお届けします。
西岡德馬さん(右)とパーソナリティの丸山茂樹
◆西岡德馬、ゴルフ歴はなんと60年!
丸山:今回はゴルフトークをしたいなと思います。德馬さんのゴルフとの出会いは?
西岡:ゴルフとの出会いは、昭和37(1962)年ぐらいかな。うちの親父が、鉄砲が好きでね。僕は横浜の出身なんだけど、(親父に連れられて)丹沢によく狩りに行っていたんですけど、お袋が嫌がって「頼むから、(狩りを)やめてくれないか」と。
丸山:はい。
西岡:それで、親父がある日突然、ゴルフクラブを買ってきて、庭にネットを張ってやりだしたのよ。高校2年ぐらいのときだったかな? それでゴルフの打ちっ放しに連れて行かれて。当時、僕はちょっと野球をやっていたので、“こんなもん、簡単だろ”と思って見よう見まねでやってみたら、全然当たらなくてて。でも、当たると飛ぶから(周りで見ていた知り合いが)「西ちゃんの息子、いいね! 山入れちゃうか?」とか言われてね。
丸山:ハハハハハ!
西岡:高校2年でちょっと落第したりしてたからさ、「山に入れるか、俳優で芸能界に入れるか、どっちかにしろよ」なんて言われて。「山入るってどういうこと?」って聞いたら、(ゴルフの)先生見つけて(練習漬けで)山に……と。いやいや、1日中これを打つのをずっと続けるのは“一生はできないだろうな”と思って。
丸山:はい。
西岡:それで“こっちは趣味にしよう”と思ってやり始めたんで。17歳からやってるから、もう60年はやってますね。
丸山:すごい! 德馬さんは、「SHOGUN 将軍」の撮影中にもバンクーバーでラウンドしたんですか?
西岡:そうです。8ヵ月行ってたからね、自分で自炊して。それで、向こうで知り合いになった人のなかにゴルフ好きがいて「德馬さん、今日(ラウンド)どうですか?」って。でも、バンクーバーって雨が多いんですよ。だから、ぬかるみのなかをさ。シニアだと安いから最低だと3,500円ぐらいでできちゃうんだよね。
丸山:さすが。
西岡:別にキャディーさんがいるわけじゃないし、自分でカートを引いて。ずいぶんやりましたよ、バンクーバーで。
丸山:本当ですか?
西岡:あちこち行ったよ。景色はいいし、雨さえなければいいんだけどね。だからぬかるみでやることが多かった。
丸山:ちょっとシアトルやバンクーバーとか、あの辺はね。
西岡:「これからが(気候が)いいんですよ、西岡さん。4月から5月なんて、最高ですよ!」っていう頃に、(撮影が終わって日本に)もう帰ることになっちゃったから。
丸山:そうですよね。ペース的に、月にラウンドはどのぐらいですか? まあ、お仕事があったら行けないときもあるでしょうけど。
西岡:月1回か2回できればいいかなみたいな感じで。僕は、本当に練習が好きなの。
丸山:はい。
西岡:僕は、自分が“練習やりたいな”と思っているときはまだ元気なんですよ。“ちょっと練習はいいや”と思ったら相当疲れているっていう、バロメーターになっているもんでね。
丸山:なるほど。じゃあ、結構練習場には足を向けるんですね。
西岡:大好きですよ。でも、都内は練習場が少なくなっちゃってね。
丸山:そうですね。
西岡:だから今はインドアでやっていたりするんですけど。
丸山:やっぱり(屋外で)見たいですよね。自分がどんなボールを打てているのか。
西岡:そう、見たい。
丸山:ゴルフは、ペース的には週1はやりたいですか?
西岡:週1でできたらもう最高ですね。極楽ですね(笑)。
丸山:德馬さんは、これだけゴルフをやってきて、ゴルフの魅力はどうですか?
西岡:ゴルフは全部自己責任ですから。これがやっぱりいいですね。例えば、キャディーさんに、「これ、スライス? フック?」って聞いて「右に行きますよ」って言われて、(その通りに)行かなくても、“でも、あなたはそっちを選んだんでしょ?”っていうふうにね。
丸山:なるほど。
西岡:“そうか、右に行くんだね”と思って打ったんでしょ? でも、右に行かなかったんでしょ? でも、それは選んだ俺の責任だと思って。「お前、違うじゃねーか。右に曲がらねえじゃねーか」なんて言っているやつもいるけど、“お前が自分で(こう打とうと)選んだんじゃないか”と思ってさ。それだけはするのをやめようと思って。
次回2月1日(土)のゲストは、元プロ野球選手の谷繁元信(たにしげ・もとのぶ)さんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
----------------------------------------------------
1月25日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年2月2日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/