2025.05.14
◆ノブ プロゴルファーの思考に唸る
ノブ:JLPGA女子を毎試合観てるんですけど、バンカーから“パン!”と打ったらバーンと浮いてグリーンにキャリーしてトントントン……と転がっていってカップの60cmぐらいのところにつくじゃないですか。
丸山:うんうん。
ノブ:で、砂一(すないち:バンカーからボールを1打でグリーンに乗せて、1パットでカップインすること)で入れるみたいな。それって、あそこにキャリーして何メートル転がるまで考えてるってことですか?
丸山:一応考える。
ノブ:すごすぎる……。
丸山:例えば、ピンまでトータル18ヤードで、15ヤードぐらいからのところから下ってますとか、上ってますとなると、またキャリーの仕方も、無駄にスピンをかけずに普通にオーソドックスに打ってそのまま転がしていこうとか、ちょっとヘッドスピードを上げてスピンを入れながら、最後に2~3m跳ねらせて、キュッと止めようとか、そこまではしっかり考える。
ノブ:エグい! (そこにたどり着くために)何万発も打ちましたでしょ?
丸山:何万発も。
ノブ:くぅ~っ!
丸山:だからこそ上手くなるってのもあるし。でも、無駄な練習はしちゃいけないから、ちゃんとやっぱりバンカーの技術をしっかりと身につけて、どうやったらスピンがかかる、この砂の状態のときにどうやったら上手く打てるかってことも全部踏まえて。これがわかってこないと難しい。
ノブ:すごい……。
丸山:(バンカーから)脱出するだけだったら絶対簡単。
ノブ:僕らは脱出もむずいですけど。
丸山:例えば、Vにちょっと近く入れたり、横から刺身を切るように打ったり。
ノブ:そんな打ち方もする?
丸山:する。フラットに入れたり、アウトサイドからインに入れたりとか。足でガッと入れたときとか、練習ラウンドのときに、この砂はこっちの対応がいいなとか、自分で切り替えスイッチを(頭に入れておく)。
ノブ:へぇ~! YouTubeでバンカーの打ち方(の指南動画)ってあるじゃないですか。全員違うこと言ってません? 開いて叩きつけろ(と言う人)もいるし、叩きつけなくてもすべらせればいいんだとか、コックを使えとか使うなとか。
丸山:なるほどね。でも、それはあくまでもその人たちが語ってることだから。自分のスイングの癖があるから、それに上手く合うかどうかってことは、自分自身がわかんなきゃいけないんで、あんまり信じちゃいけない。それを鵜呑みにするとおかしくなってくるから。
ノブ:なるほど。
丸山:まず自分がどういうスイングをしているかというところから、本当は教えてもらったほうが一番上手くなる。
ノブ:丸山さんは、ふかふかのバンカーでの打ち方は何種類ぐらい持っているんですか?
丸山:ふかふかバンカーは根本的には2種類ぐらい。
ノブ:あー、そこはもうキュッと絞って2(種類)にしているんですか?
丸山:あんまり考えないで、アウトサイドからさらって打つのか、フラットからフラットにさらって打つのかだけ考える。
ノブ:ちょっと何言ってるのかわからない(苦笑)。
丸山:ハハハハハ! 難しくてね(笑)。
ノブ:アウトサイドから入れる?
丸山:要するに、ちょっと入れる。体重の配分も変わるから。例えば、半々にするのか6:4にするのか、ちょっと7:3にするのか。
ノブ:体重移動ですか?
丸山:体重の配分も変えるわけ。
ノブ:はぁー!
丸山:要するに、深いバンカーはあんまり左体重にするとどんどん深く入っていっちゃって飛ばなくなるから、(体重のかけ方を)50:50とかして、体の回転をもっと早く使ったり。
ノブ:バンカーは、左足体重全部って言うじゃないですか。
丸山:いやいや、そんな限らない。逆にちょっと遠くに飛ばしたいとき、僕は6:4ぐらいで右に置いたりとか。
ノブ:マジっすか?
丸山:そうそう。そのかわり、(意識は)右にあるからボールポジションも外に出すと気持ち悪いから、中に入れてきたり、やっぱりそういうふうに自分でパパッとアレンジしないと。どこに自分のボールポジションとかがしっかりあるか、っていうアライメントを瞬時に考えられるようになってくると、もっと深いところまで考えられて、より面白くなってくると思う。
ノブ:頭でっかちにならないほうがいいですね。自分の感覚を……。
丸山:ベースをしっかり持ったほうがいい。
ノブ:それをちゃんと持って、もちろん練習にも行かないと駄目だし。
丸山:そういうこと。バンカーは、練習をすごいすると難しいですからね。
次回5月17日(土)のゲストも、千鳥のノブさんです。
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5月10日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
千鳥ノブ「エグい!」丸山茂樹が教える“バンカーショット”のコツに驚き
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 15:00~15:25)。5月3日(土・祝)、10日(土)、17日(土)の放送ゲストは、お笑いコンビ・千鳥のノブさんです。この記事では、5月10日の模様をお届けします。
ノブさん(右)とパーソナリティの丸山茂樹
◆ノブ プロゴルファーの思考に唸る
ノブ:JLPGA女子を毎試合観てるんですけど、バンカーから“パン!”と打ったらバーンと浮いてグリーンにキャリーしてトントントン……と転がっていってカップの60cmぐらいのところにつくじゃないですか。
丸山:うんうん。
ノブ:で、砂一(すないち:バンカーからボールを1打でグリーンに乗せて、1パットでカップインすること)で入れるみたいな。それって、あそこにキャリーして何メートル転がるまで考えてるってことですか?
丸山:一応考える。
ノブ:すごすぎる……。
丸山:例えば、ピンまでトータル18ヤードで、15ヤードぐらいからのところから下ってますとか、上ってますとなると、またキャリーの仕方も、無駄にスピンをかけずに普通にオーソドックスに打ってそのまま転がしていこうとか、ちょっとヘッドスピードを上げてスピンを入れながら、最後に2~3m跳ねらせて、キュッと止めようとか、そこまではしっかり考える。
ノブ:エグい! (そこにたどり着くために)何万発も打ちましたでしょ?
丸山:何万発も。
ノブ:くぅ~っ!
丸山:だからこそ上手くなるってのもあるし。でも、無駄な練習はしちゃいけないから、ちゃんとやっぱりバンカーの技術をしっかりと身につけて、どうやったらスピンがかかる、この砂の状態のときにどうやったら上手く打てるかってことも全部踏まえて。これがわかってこないと難しい。
ノブ:すごい……。
丸山:(バンカーから)脱出するだけだったら絶対簡単。
ノブ:僕らは脱出もむずいですけど。
丸山:例えば、Vにちょっと近く入れたり、横から刺身を切るように打ったり。
ノブ:そんな打ち方もする?
丸山:する。フラットに入れたり、アウトサイドからインに入れたりとか。足でガッと入れたときとか、練習ラウンドのときに、この砂はこっちの対応がいいなとか、自分で切り替えスイッチを(頭に入れておく)。
ノブ:へぇ~! YouTubeでバンカーの打ち方(の指南動画)ってあるじゃないですか。全員違うこと言ってません? 開いて叩きつけろ(と言う人)もいるし、叩きつけなくてもすべらせればいいんだとか、コックを使えとか使うなとか。
丸山:なるほどね。でも、それはあくまでもその人たちが語ってることだから。自分のスイングの癖があるから、それに上手く合うかどうかってことは、自分自身がわかんなきゃいけないんで、あんまり信じちゃいけない。それを鵜呑みにするとおかしくなってくるから。
ノブ:なるほど。
丸山:まず自分がどういうスイングをしているかというところから、本当は教えてもらったほうが一番上手くなる。
ノブ:丸山さんは、ふかふかのバンカーでの打ち方は何種類ぐらい持っているんですか?
丸山:ふかふかバンカーは根本的には2種類ぐらい。
ノブ:あー、そこはもうキュッと絞って2(種類)にしているんですか?
丸山:あんまり考えないで、アウトサイドからさらって打つのか、フラットからフラットにさらって打つのかだけ考える。
ノブ:ちょっと何言ってるのかわからない(苦笑)。
丸山:ハハハハハ! 難しくてね(笑)。
ノブ:アウトサイドから入れる?
丸山:要するに、ちょっと入れる。体重の配分も変わるから。例えば、半々にするのか6:4にするのか、ちょっと7:3にするのか。
ノブ:体重移動ですか?
丸山:体重の配分も変えるわけ。
ノブ:はぁー!
丸山:要するに、深いバンカーはあんまり左体重にするとどんどん深く入っていっちゃって飛ばなくなるから、(体重のかけ方を)50:50とかして、体の回転をもっと早く使ったり。
ノブ:バンカーは、左足体重全部って言うじゃないですか。
丸山:いやいや、そんな限らない。逆にちょっと遠くに飛ばしたいとき、僕は6:4ぐらいで右に置いたりとか。
ノブ:マジっすか?
丸山:そうそう。そのかわり、(意識は)右にあるからボールポジションも外に出すと気持ち悪いから、中に入れてきたり、やっぱりそういうふうに自分でパパッとアレンジしないと。どこに自分のボールポジションとかがしっかりあるか、っていうアライメントを瞬時に考えられるようになってくると、もっと深いところまで考えられて、より面白くなってくると思う。
ノブ:頭でっかちにならないほうがいいですね。自分の感覚を……。
丸山:ベースをしっかり持ったほうがいい。
ノブ:それをちゃんと持って、もちろん練習にも行かないと駄目だし。
丸山:そういうこと。バンカーは、練習をすごいすると難しいですからね。
次回5月17日(土)のゲストも、千鳥のノブさんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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5月10日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月18日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
2025.05.07
◆千鳥が売れたのは東野幸治からの助言がきっかけ!?
丸山:(ゴルフを始めたのは)何年前から?
ノブ:僕は、2000年に大阪で芸人始めたんですよ。で、2007年ぐらいに後輩の友達とゴルフショップに遊びに行ったら、タイガー・ウッズのドライバーがちょうど売り出されてて。(当時)タイガー・ウッズのドキュメントを観たんですよ。
丸山:ほぉ。
ノブ:それで、(ゴルフを)めっちゃやってみたくなって。“そういやオヤジもお兄ちゃんも(ゴルフを)してたな~”と思って。で、後輩にモンスターエンジンの西森(洋一)ってヤツがいるんですけど、こいつがまた面白くて。東大阪の町工場の息子だから……。
丸山:よくテレビで、ものづくりをしてるよね。
ノブ:そうそう! よく知ってる(笑)。
丸山:芸人さん、ほぼ知ってますよ。大好きですから。
ノブ:西森は、自分でパター作ったり、ドライバー作ったりしてて。アイツと一緒に行ったのが人生初のゴルフです。
丸山:お~っ。よくそれで一気に嫌いになったりする人もいるんだけどね。
ノブ:そのときスコアが130~140ぐらいだったんですけど、めちゃくちゃ楽しくて“最高!”となって。そっからハマって、打ちっぱなしに行くようになって。ちょうど(ゴルフに)ハマってたときに、当時、東京でも活躍されてた東野幸治さんにお会いして。
丸山:うん。
ノブ:東野さんのゴルフ番組の司会役で呼ばれたんですよ。その収録のあと、東野さんと打ち上げでしゃべってたら、「おいノブ、ゴルフを楽しむのもいいけど、ほんまに面白すぎるから、頭のなかがゴルフで侵食される」と。
丸山:なるほどね(笑)。
ノブ:家帰ってもゴルフネットワーク(ゴルフ専門チャンネル)ばっかり観るし、「(ゴルフにハマりすぎて)そうなってしまったら、お前もう売れないよ」って言われたんですよ。
丸山:ハハハハハ!
ノブ:で、「千鳥は面白いはずだから、東京でめっちゃ売れるまでゴルフやめろ」って言われたんです。
丸山:えぇ~っ!
ノブ:(東野さんから)「ゴルフ禁止」って言われて。
丸山:それ、守ったの!?
ノブ:はい。「わかりました」って言って、その日からもうゴルフクラブを倉庫に入れて、ゴルフやめて。で、本当にいまから4年前です。40歳のときだから十何年やめてたのかな?
丸山:結構やめてたんだね! もうだいぶ売れちゃってたじゃない?
ノブ:東京来て、バ~ッと仕事が増えてゴールデンでレギュラーみたいになったから、東野さんに電話して「ちょっとゴルフやっていいですか?」って言ったら、「えっ、俺そんなこと言ってたっけ?」みたいな(苦笑)。
丸山:責任なし(笑)。
ノブ:で、いろいろ(当時のやり取りを)説明したら、「あ~、あったな」みたいに覚えてくれてて「全然いいよ。やったら?」って。
丸山:じゃあ、もうちょっと早く言っておけばよかったね。
ノブ:いや、でも本当に(ゴルフを再び始めて)いまマジで怖いくらいゴルフのことしか考えてないから、これが10年前になってたら“俺、たぶん売れてないわ”って。
丸山:なるほど。
ノブ:だから、東野さんの金言というか、助言のおかげで。
丸山:東野さんに言われた通りにしといて成功だったってことね。
ノブ:そうですね。そのときから、ずっと笑い飯とか小籔(千豊)さんとか麒麟さんとか面白い人と夜な夜な会って、お笑いの会話して“おもしろ筋肉”つけて。
丸山:おもしろ筋肉(笑)。
ノブ:だって僕、いま休みの日、大西ライオンとしかいないんすよ。
丸山:ハハハハハ!
ノブ:ダメでしょ、そんなヤツ(笑)。アイツ、お笑いの仕事ゼロですから。
丸山:ライオンくんはそうだよね。ゴルフしかしてないもんね(笑)。
ノブ:だから、危なかったですよ。僕もちょっとお笑いに集中したいときは「ゴルフバックを置いて……」ってやらないと、ハマりすぎるから(苦笑)。
次回5月10日(土)のゲストも、千鳥のノブさんです。
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5月3日(土・祝)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
千鳥ノブ 東野幸治から「お前もう売れないよ」と大阪時代に禁じられていたことは?「その日から十何年やめていました」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 15:00~15:25)。5月3日(土・祝)、10日(土)、17日(土)の放送ゲストは、お笑いコンビ・千鳥のノブさんです。この記事では、5月3日の模様をお届けします。
ノブさん(右)とパーソナリティの丸山茂樹
◆千鳥が売れたのは東野幸治からの助言がきっかけ!?
丸山:(ゴルフを始めたのは)何年前から?
ノブ:僕は、2000年に大阪で芸人始めたんですよ。で、2007年ぐらいに後輩の友達とゴルフショップに遊びに行ったら、タイガー・ウッズのドライバーがちょうど売り出されてて。(当時)タイガー・ウッズのドキュメントを観たんですよ。
丸山:ほぉ。
ノブ:それで、(ゴルフを)めっちゃやってみたくなって。“そういやオヤジもお兄ちゃんも(ゴルフを)してたな~”と思って。で、後輩にモンスターエンジンの西森(洋一)ってヤツがいるんですけど、こいつがまた面白くて。東大阪の町工場の息子だから……。
丸山:よくテレビで、ものづくりをしてるよね。
ノブ:そうそう! よく知ってる(笑)。
丸山:芸人さん、ほぼ知ってますよ。大好きですから。
ノブ:西森は、自分でパター作ったり、ドライバー作ったりしてて。アイツと一緒に行ったのが人生初のゴルフです。
丸山:お~っ。よくそれで一気に嫌いになったりする人もいるんだけどね。
ノブ:そのときスコアが130~140ぐらいだったんですけど、めちゃくちゃ楽しくて“最高!”となって。そっからハマって、打ちっぱなしに行くようになって。ちょうど(ゴルフに)ハマってたときに、当時、東京でも活躍されてた東野幸治さんにお会いして。
丸山:うん。
ノブ:東野さんのゴルフ番組の司会役で呼ばれたんですよ。その収録のあと、東野さんと打ち上げでしゃべってたら、「おいノブ、ゴルフを楽しむのもいいけど、ほんまに面白すぎるから、頭のなかがゴルフで侵食される」と。
丸山:なるほどね(笑)。
ノブ:家帰ってもゴルフネットワーク(ゴルフ専門チャンネル)ばっかり観るし、「(ゴルフにハマりすぎて)そうなってしまったら、お前もう売れないよ」って言われたんですよ。
丸山:ハハハハハ!
ノブ:で、「千鳥は面白いはずだから、東京でめっちゃ売れるまでゴルフやめろ」って言われたんです。
丸山:えぇ~っ!
ノブ:(東野さんから)「ゴルフ禁止」って言われて。
丸山:それ、守ったの!?
ノブ:はい。「わかりました」って言って、その日からもうゴルフクラブを倉庫に入れて、ゴルフやめて。で、本当にいまから4年前です。40歳のときだから十何年やめてたのかな?
丸山:結構やめてたんだね! もうだいぶ売れちゃってたじゃない?
ノブ:東京来て、バ~ッと仕事が増えてゴールデンでレギュラーみたいになったから、東野さんに電話して「ちょっとゴルフやっていいですか?」って言ったら、「えっ、俺そんなこと言ってたっけ?」みたいな(苦笑)。
丸山:責任なし(笑)。
ノブ:で、いろいろ(当時のやり取りを)説明したら、「あ~、あったな」みたいに覚えてくれてて「全然いいよ。やったら?」って。
丸山:じゃあ、もうちょっと早く言っておけばよかったね。
ノブ:いや、でも本当に(ゴルフを再び始めて)いまマジで怖いくらいゴルフのことしか考えてないから、これが10年前になってたら“俺、たぶん売れてないわ”って。
丸山:なるほど。
ノブ:だから、東野さんの金言というか、助言のおかげで。
丸山:東野さんに言われた通りにしといて成功だったってことね。
ノブ:そうですね。そのときから、ずっと笑い飯とか小籔(千豊)さんとか麒麟さんとか面白い人と夜な夜な会って、お笑いの会話して“おもしろ筋肉”つけて。
丸山:おもしろ筋肉(笑)。
ノブ:だって僕、いま休みの日、大西ライオンとしかいないんすよ。
丸山:ハハハハハ!
ノブ:ダメでしょ、そんなヤツ(笑)。アイツ、お笑いの仕事ゼロですから。
丸山:ライオンくんはそうだよね。ゴルフしかしてないもんね(笑)。
ノブ:だから、危なかったですよ。僕もちょっとお笑いに集中したいときは「ゴルフバックを置いて……」ってやらないと、ハマりすぎるから(苦笑)。
次回5月10日(土)のゲストも、千鳥のノブさんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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5月3日(土・祝)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月11日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
2025.05.01
◆妹・美帆選手と切磋琢磨も、そこには葛藤が…
丸山:(スピードスケートを始めて)“オリンピックに出たい!”とか“世界大会に出たい!”みたいな部分って、どの辺から思うようになりましたか?
髙木:私は高校2年生のときですね。
丸山:えっ、結構遅め! それまではどんな女子だったんですか?
髙木:スピードスケートをやる子たちは、夏は違うスポーツをやるんですよ。リンクがないので。
丸山:なるほど。
髙木:なので私は、夏はサッカーをやって、冬に(スピード)スケートやるっていう。
丸山:サッカーのセンスはどうでした?
髙木:スケートに比べると、そこまでなかったかなって(苦笑)。2つやってたから、“(自分は)スピードスケートのセンスがあるんだな”と分かれたっていうのはあります。
丸山:よくアメリカのあるあるで、季節ごとにやってたスポーツのなかで、“あれ? これ、自分は秀でてるな”ってものを見つけたと。それは素晴らしい環境だよね。普通の人って、1つのスポーツしかやってこないで、そうなっちゃった人が多いけど、いろんなスポーツをかじって、自分がそこに秀でたものを感じたっていうのは、本当の才能だなと思います。それで高校ぐらいのときにオリンピックを意識するようになったと。
髙木:はい。妹(髙木美帆選手)が中学3年生で、オリンピック(2010年のバンクーバー大会)に出場したんですよ。
丸山:(妹の美帆選手も)すごいですもんね~、正直言って。
髙木:正直言っちゃって(笑)。
丸山:本当にビックリするぐらいの姉妹ですもんね。そして、お兄さんもいるんですか?
髙木:兄もいます。
丸山:お兄さんもすごいの?
髙木:いや、正直言って兄は全然すごくないです(笑)。
丸山:すごくないのね(笑)。
髙木:でも、兄が清水宏保さんの長野オリンピックでのスピードスケートをテレビで観て、「僕もスケートやりたい!」って言ったのがきっかけで兄が始めて。私と妹は、留守番してるのが寂しかったので、“留守番するくらいなら、じゃあ一緒にやるか”って。だから、兄がやってなかったら私たちはスケートをやってないっていう。
丸山:言い出しっぺが全部やられちゃったわけですね。
髙木:そうです。
丸山:お兄さんは、そういうときどうなの? ちょっとジェラってる(=やきもちを焼いている)わけですか?
髙木:いや、兄は髙木姉妹のことが大好きなんですよ。だからどっちかっていうと、“(妹たちが)結果出してくれてうれしいし、2人が頑張ってるのを見て俺もハッピーだし”っていう性格でいてくれたので、全然そういうジェラシーとかもなく、スケートが好きで楽しんでくれていたからこそ、姉妹の活躍も好きで応援してくれてたのがすごいよかったなって。
丸山:なるほど。(姉妹じゃなく)同性だったら分かんなかったよね。
髙木:同性だったらもうバッチバチですね、たぶん。
丸山:いいお兄さんでよかった。
髙木:妹がすごすぎて……中学3年生でオリンピックに行くって、正直、スケートは好きでやってましたけど、そんな私たち、オリンピックに出れる選手になれるなんて思ってなかったんですよ。
丸山:それはまあ、そのときは思わないよね。
髙木:先に妹が(オリンピックに)出ちゃって。これはもうジェラシーですよ(笑)。
丸山:ハハハハハ!
髙木:どういうことだ、と(笑)。出れると思ってなかったけど、先に出られる悔しさっていうのはすごいあって。で、(美帆選手が出場した)オリンピックの応援に行ったんです、生で。そしたら、妹は最下位だったんですよ。それを見て、世界って広いなって。
丸山:世界のすごさを(肌で)感じたと。
髙木:はい。妹が私のなかでは一番だと思ってたのが、世界に行くとまだまだなんだっていうのを見て、“あ、私もここで戦いたいな”っていうのが、初めてオリンピックを意識したときです。
丸山:そこから、選手として(2014年ソチオリンピックに)出場したということで、そのとき達成感はあったんですか?
髙木:そうですね。“オリンピックに絶対出たい!”っていう気持ちがすごいあったので、それを叶えられたのはすごくうれしかったんですけど、(と同時に)オリンピックに出るだけじゃ結果って出ないんだなっていうのも目の当たりにして。
丸山:なるほど。
髙木:というのが、私のソチオリンピックで。妹もそこで出れなかったのをきっかけに変わり始めるので、私たちは結構そこがターニングポイントでもありますね。
丸山:(世界の舞台で)鼻をへし折られて、もう1回ぐっと急上昇していく自分たちを見つけ出したっていうのは、すごい姉妹だなぁ。菜那さんの(妹に対する)ジェラはどこかでなくなったんですか?
髙木:ジェラはずっとありました、正直(笑)。
丸山:ハハハハハ! かわいらしい(笑)。
髙木:高校生のときに持ってたジェラシーと、その後、私も結果を残し始めてから持ってたジェラシーは全然違うものではあったんですけど。でも、妹は(女子1500mで)世界記録を持っていて、ずっと世界のトップを走っている選手ではいたので、リスペクトもしてましたし、尊敬もしているんですけど、やっぱり姉として“負けてる自分”っていうものに対しての葛藤だったり、平昌オリンピックで金を獲って、周りは比較とかしなくなったんですけど、自分のなかで妹との比較っていうものを作り出してしまっていたところを乗り越えるまでが結構時間かかりました。
次回5月3日(土・祝)のゲストは、お笑いコンビ・千鳥のノブさんです。
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4月26日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
髙木菜那「姉として“負けている自分”に葛藤があった」妹・美帆にずっと抱いていたジェラシーとは?
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 15:00~15:25)。4月19日(土)、26日(土)の放送ゲストは、元スピードスケート選手で金メダリストの髙木菜那(たかぎ・なな)さんです。この記事では、4月26日の模様をお届けします。
髙木菜那さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹
◆妹・美帆選手と切磋琢磨も、そこには葛藤が…
丸山:(スピードスケートを始めて)“オリンピックに出たい!”とか“世界大会に出たい!”みたいな部分って、どの辺から思うようになりましたか?
髙木:私は高校2年生のときですね。
丸山:えっ、結構遅め! それまではどんな女子だったんですか?
髙木:スピードスケートをやる子たちは、夏は違うスポーツをやるんですよ。リンクがないので。
丸山:なるほど。
髙木:なので私は、夏はサッカーをやって、冬に(スピード)スケートやるっていう。
丸山:サッカーのセンスはどうでした?
髙木:スケートに比べると、そこまでなかったかなって(苦笑)。2つやってたから、“(自分は)スピードスケートのセンスがあるんだな”と分かれたっていうのはあります。
丸山:よくアメリカのあるあるで、季節ごとにやってたスポーツのなかで、“あれ? これ、自分は秀でてるな”ってものを見つけたと。それは素晴らしい環境だよね。普通の人って、1つのスポーツしかやってこないで、そうなっちゃった人が多いけど、いろんなスポーツをかじって、自分がそこに秀でたものを感じたっていうのは、本当の才能だなと思います。それで高校ぐらいのときにオリンピックを意識するようになったと。
髙木:はい。妹(髙木美帆選手)が中学3年生で、オリンピック(2010年のバンクーバー大会)に出場したんですよ。
丸山:(妹の美帆選手も)すごいですもんね~、正直言って。
髙木:正直言っちゃって(笑)。
丸山:本当にビックリするぐらいの姉妹ですもんね。そして、お兄さんもいるんですか?
髙木:兄もいます。
丸山:お兄さんもすごいの?
髙木:いや、正直言って兄は全然すごくないです(笑)。
丸山:すごくないのね(笑)。
髙木:でも、兄が清水宏保さんの長野オリンピックでのスピードスケートをテレビで観て、「僕もスケートやりたい!」って言ったのがきっかけで兄が始めて。私と妹は、留守番してるのが寂しかったので、“留守番するくらいなら、じゃあ一緒にやるか”って。だから、兄がやってなかったら私たちはスケートをやってないっていう。
丸山:言い出しっぺが全部やられちゃったわけですね。
髙木:そうです。
丸山:お兄さんは、そういうときどうなの? ちょっとジェラってる(=やきもちを焼いている)わけですか?
髙木:いや、兄は髙木姉妹のことが大好きなんですよ。だからどっちかっていうと、“(妹たちが)結果出してくれてうれしいし、2人が頑張ってるのを見て俺もハッピーだし”っていう性格でいてくれたので、全然そういうジェラシーとかもなく、スケートが好きで楽しんでくれていたからこそ、姉妹の活躍も好きで応援してくれてたのがすごいよかったなって。
丸山:なるほど。(姉妹じゃなく)同性だったら分かんなかったよね。
髙木:同性だったらもうバッチバチですね、たぶん。
丸山:いいお兄さんでよかった。
髙木:妹がすごすぎて……中学3年生でオリンピックに行くって、正直、スケートは好きでやってましたけど、そんな私たち、オリンピックに出れる選手になれるなんて思ってなかったんですよ。
丸山:それはまあ、そのときは思わないよね。
髙木:先に妹が(オリンピックに)出ちゃって。これはもうジェラシーですよ(笑)。
丸山:ハハハハハ!
髙木:どういうことだ、と(笑)。出れると思ってなかったけど、先に出られる悔しさっていうのはすごいあって。で、(美帆選手が出場した)オリンピックの応援に行ったんです、生で。そしたら、妹は最下位だったんですよ。それを見て、世界って広いなって。
丸山:世界のすごさを(肌で)感じたと。
髙木:はい。妹が私のなかでは一番だと思ってたのが、世界に行くとまだまだなんだっていうのを見て、“あ、私もここで戦いたいな”っていうのが、初めてオリンピックを意識したときです。
丸山:そこから、選手として(2014年ソチオリンピックに)出場したということで、そのとき達成感はあったんですか?
髙木:そうですね。“オリンピックに絶対出たい!”っていう気持ちがすごいあったので、それを叶えられたのはすごくうれしかったんですけど、(と同時に)オリンピックに出るだけじゃ結果って出ないんだなっていうのも目の当たりにして。
丸山:なるほど。
髙木:というのが、私のソチオリンピックで。妹もそこで出れなかったのをきっかけに変わり始めるので、私たちは結構そこがターニングポイントでもありますね。
丸山:(世界の舞台で)鼻をへし折られて、もう1回ぐっと急上昇していく自分たちを見つけ出したっていうのは、すごい姉妹だなぁ。菜那さんの(妹に対する)ジェラはどこかでなくなったんですか?
髙木:ジェラはずっとありました、正直(笑)。
丸山:ハハハハハ! かわいらしい(笑)。
髙木:高校生のときに持ってたジェラシーと、その後、私も結果を残し始めてから持ってたジェラシーは全然違うものではあったんですけど。でも、妹は(女子1500mで)世界記録を持っていて、ずっと世界のトップを走っている選手ではいたので、リスペクトもしてましたし、尊敬もしているんですけど、やっぱり姉として“負けてる自分”っていうものに対しての葛藤だったり、平昌オリンピックで金を獲って、周りは比較とかしなくなったんですけど、自分のなかで妹との比較っていうものを作り出してしまっていたところを乗り越えるまでが結構時間かかりました。
次回5月3日(土・祝)のゲストは、お笑いコンビ・千鳥のノブさんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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4月26日(土)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月4日(日・祝) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 15:00~15:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/