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GRAND SEIKO

Articles― 最新のTHE NATURE OF TIME ―

07 Nov.2020
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Vol.84 速水もこみちさん(俳優)

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石丸:これから4週間に渡り、色んなお話をしたいと思います。このサロンではゲストの皆さんに人生で大切にしている“もの”、“こと”、“場所”についてお伺いしているんです。今週はどんなお話を聞かせくださいますか?

速水:今日は「キッチン」についてです。


石丸:速水さんと言えば、“包丁、食材、タタタタッ!”というイメージがあるんですけれども。

速水:ありがとうございます。

石丸:そもそも、料理にハマった理由はなんでしょう?

速水:僕は小学校の時に『料理の鉄人』(フジテレビ系)という番組が大好きで。皆んなで鹿賀丈史さんの物真似をしたりしてました(笑)。

石丸:あの時はブームになりましたね。では番組を観て料理に興味が?

速水:流石に、ああいったプロの方達が作るような料理は作れなかったんですけど、応用と言いますか、余った食材で料理を作り始めたんです。

石丸:『料理の鉄人』に触発されて、家の冷蔵庫にある食材で料理を作ろうと思ったのがきっかけ。

速水:そうですね。番組を観ていて、“料理を作っている人がカッコいいなぁ”と思ったんですよ。
審査員がいて色んなコメントがあるんですけど、料理人が一生懸命、時間内で仕上げた料理を食べて、「美味しい」と発した一言に僕の中でグッとくるもの何かがありまして、“料理って良いなぁ”って思いましたね。

石丸:家では料理を作ったりする子供だったんですか?

速水:そうですね。この話は良くするんですけど、僕は最初に作っていたのはカルボナーラで。

石丸:カルボナーラって難しいですよね?

速水:難しくって! 10回以上同じことをやっていて、ずっと失敗なんですが、何度もやっていくうちに、料理をしながら片付けられるようになってきて。
テンポよく料理を作りながら、周りを綺麗にできるように(片付けられるように)なりました。そうやってどこかで余裕が出てきた時に、段々と料理を作ることの楽しさを覚えていきましたね。

石丸:そうか! 片付けも含めて“料理を作る”なんだ。目から鱗がボロボロっと落ちましたよ。

速水:お料理はなさらないんですか?

石丸:嫌いではないんですけど、恥ずかしながら下手くそなんですよ。だから今日は、速水さんに料理の色んなことをお聞きしたいなと思いつつお話を伺っています。
速水さんが作られた料理をテレビ番組とかで観て、一番良いなと思うのは、盛り付けが綺麗なんですよ!

速水:ありがとうございます。凄く嬉しいです。

石丸:盛り付けは感覚じゃないですか。あれはその場でパッと思いついて盛り付けるものなんですか?

速水:そうですね。もちろんフード(フードディレクター・フードコーディネート)さんはいるんですけど、フードさん任せではなく、ちゃんと自分が主導でレシピを作ったり、お皿も含めて料理だったりするので、トータルは僕がやっていますね。

石丸:だからアートなんだなぁ。“食べてみたい!”っていうのはあるけど、見ていて“壊したくない”という思いもあったりして。美しいと思いました。僕は速水さんの出来上がった料理のファン(笑)。

速水:ありがとうございます。その番組は卒業したんですけど、8年間で2000品くらいは作りましたね。元々色んな事にチャレンジしたい自分がいまして、“ちょっと料理番組とかやってみたいなぁ”と思っていたので、それがきっかけで始まったんです。

石丸:じゃあ、料理のネタは色々とあったんですね。

速水:今でも頭の中に3000以上レシピがあるんですよ(笑)。

石丸:3000!?

速水:料理が好きなので、とことん追求してしまうんです。

石丸:ご自宅でも料理なさってますよね。

速水:やっぱり家でも作っちゃいますねぇ。

石丸:家の中でどれぐらいの時間、料理のことを考えていますか?(笑)

速水:結構考えているかもしれないです(笑)。キッチンに行くと落ち着くというか。職業病かもしれないんですけど、“もしかして、こういうの作っても面白いんじゃないか?”とか考えちゃうんですよね。

石丸:もちろん、私たちがテレビやYouTubeで観ていたキッチン道具は、ご自宅でもバシッと揃っていて何でも作れるわけなんですよね?(笑)

速水:危ない話ですが包丁も80本90本くらいあるので(笑)。

石丸:そんなに違うものなんですか?

速水:違いますけど、家で使うのは2本なんです(笑)。

石丸:どういう基準で包丁やナイフを買ってくるんですか?

速水:僕は(料理道具を)好きすぎて自分でも作っちゃったりしているんですけど、包丁やナイフは、ある意味料理をする上での自分のパートナーですから、触った感じの感触がそれぞれ違うので…。

石丸:そうか、相性もあるんだ。

速水:相性を探りつつ、最近はデザインがカッコいい物も沢山ありますし、包丁によって魚を切る用だったり肉用だったり、“スピーディにカットしていくならこの包丁が向いている”とか、結構あったりするんです。

石丸:今、自宅で使うのは2本と仰いましたけど、それに準ずるものが沢山あるんですね。

速水:ありますね。

石丸:キッチンの中で拘っている場所はありますか?

速水:これは“フル”ですね。

石丸:フル?

速水:全部です。自分でもカスタムしちゃうくらいなんですよ。こういうコンロで、このメーカーさんのこのオーブンが良いとか。それこそ丸鶏が回ってしまうくらい大きいオーブン。

石丸:丸鶏って、相当でかい七面鳥とかでしょ?(笑)

速水:はい(笑)。それこそ豚肉の塊にハーブとかを付けて串に刺して焼くのに適したオーブンだったりするんですけど。

石丸:話は尽きないんですけど、速水さんにとってキッチンとはどういう場所でしょう?

速水:僕にとってのキッチン。あまり考えたことはなかったんですけど、キッチンというのは、自分のライフスタイルの中で無くてはならない場所。

石丸:マスト?

速水:そうですね。そして僕の1日が始まる場所かな。

石丸:速水さんにとって、ある意味「聖域」ですね。

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