石丸:今週も宜しくお願い致します。このサロンでは人生で大切にしている“もの”“こと”についてお伺いしております。今日はどんなお話を聞かせて頂けますでしょうか?
速水:今日は「時間」についてです。
石丸:きちんと時間管理をしている人?
速水:スケジュールは結構しっかり組み立てるタイプです。石丸さんはどうですか?
石丸:僕は(スケジュールを)組み立てたいと思っているタイプ(笑)。
一同:(笑)。
石丸:だから(スケジュールから)脱線するんですけど(笑)。
スケジュールを組む時って、朝とか週の頭とか月の頭とか決まっているんですか?
速水:思い通りにいかないこともありますが、先々のことを決めていきつつ、その日一日のルーティンを朝から組み立てていきます。
それが良いのか悪いのか分からないんですけど、“この時間の中で自分がまだやれる事があるんじゃないか”って考えて、結構詰め込んじゃう感じですね。もう少しゆっくりしてもいいのかもしれないんですが、時間はなるべく大切にしていますね。
石丸:そんな中で、もこみちさんは多趣味で色んな資格を持ってらっしゃると伺っているんですが、資格を取りに行く時間なんて取れるものですか?
速水:自分で時間割りを決めるのが好きですから、例えば一日お休みがあるとしたら、“何時から何時までこの勉強しよう”とか。
石丸:だから資格も取れるわけか。伺ったところによると、「小型船舶の免許」をお取りになって「薬膳食育師」「野菜コーディネーター」「ハーブコーディネーター」「食育」「チーズソムリエ」…。
速水:他にも、何かの番組でサプライズで資格を頂いて。
石丸:それは何ですか?
速水:“カッパを捕獲出来ますよ”っていう。
石丸:カッパって、あの幻の河童?(笑)
速水:はい。“こんな資格あるんだ”みたいな(笑)。
石丸:今は、いくつ資格を持っているんですか?
速水:あとはフォークリフトもありますし、いくつあるだろうな……。10以上はありますね。
石丸:凄いですね!
速水:やはり料理が好きなので、料理関連の資格を取るのに(教室に)通うのが結構大変だったり、なかなか決まった時間が作れなかったりもするので、通信でやり取りして資格を取ります。
難しいのが、野菜やスパイス等にもいっぱい資格の種類があって、自分に合う資格を調べて取りました。
石丸:資格を取るって事は、そこにある食材のことを覚え込む、もしくは食材をどう生かすかを理解することが出来る、という事ですよね?
速水:より深く食材の事を知って、またその知識を沢山の人たちに伝えることも出来ます。
石丸:今日ラジオを聴いている人達の中にも、資格を取りたい人がいっぱいいると思うんです。時間をどう上手く使えば、その資格に早く届く近道になりますか?
速水:資格を出している団体や協会がいっぱいあるので、まずは自分に合う資格が何か、どういう方法での資格の取得がやりやすいのかを調べないといけないですね。
期間もあるので、1年間たっぷり時間を使って1つの資格を取れるので、お忙しい方でも、例えば週に1〜2日位ちょっと1〜2時間勉強してみるとかでも取ることが出来ると思います。
石丸:想いさえあれば、1年かけてでも、ちゃんと資格を取れるようになると。
速水:なってますね。でも、もちろんテストに合格しないといけないですけど。
石丸:そうですよね。大事なのはその(資格を取りたい)情熱をずっと持ち続けるという事でしょうか?
速水:そうだと思いますね。
石丸:「速水もこみち公式YouTubeチャンネル『M’s TABLE by Mocomichi Hayami』」をやっていらっしゃいますよね。立ち上げてどの位になりました?
速水:ちょうど1周年が9月末だったので1年位ですね。
石丸:おめでとうございます。
速水:ありがとうございます。
石丸:1周年の時には、品数としては何品目ぐらいになったんですか?
速水:100品ですね。
石丸:100品! 100品目は何を出されたんですか?
速水:パスタとか、あとお魚を普通にハーブで焼いたものとか。メインがスイーツものなんですけど、あまりお店とかにもない、誰も作って無いようなゼリーなんですが、色んなフルーツがどっしりたっぷり詰まったドーム型のゼリー。
石丸:ドーム型のゼリー? 大きいですよね?
速水:皆でシェア出来るような大きなゼリーで、写真で撮っても可愛いし。
石丸:僕、この間速水さんの YouTubeをザザザッと観ていて。ケーキだったんですよ。生地にドライフルーツを埋め込んだ(ケーキの)回をたまたま観たんですけど。
速水:ありがとうございます。
石丸:手際が良いのはもちろんのこと、あっという間に形になっていくじゃないですか。あれは、“何分の間にどこに何を作って、どう見せてどう完成させる”というプランが、頭の中にちゃんとあるんですか?
速水:ありますね。その場の状況で、味の足し引きはしたりするんですけど。本来だったら分量とかをしっかり教えなきゃいけないんですけど、僕の場合は概要欄にちゃんと分量は載せているので。「これぐらい入れます」ってやっちゃうと、僕はちょっと退屈だと思っていて。
石丸:そうか。
速水:皆それぞれ、その日の気分によって味覚とか捉え方が違うので、僕はあくまでも“こういう感じなのが凄く美味しいですよ”と。音楽で言うと、指揮をしているような。
石丸:そう! ショーを観ているみたいだった。
速水:ありがとうございます。
石丸:普通、料理番組っていうのは、(速水さんが)仰ったように、(料理の)分量の説明の時間だけ待ったりする感じなんですよ。それが無くて、どんどん次のものが出てきて、それがカラフルじゃないですか。
速水:ありがとうございます
石丸:これは食べてみたいなぁって思ったんですよ。
速水:嬉しいです。他の番組も面白いんですけど、まぁ生意気言っちゃうと、食べるのが好きなので、“「これが美味しいんですよ」っていうのをお見せしたい”という気持ちが結構強いタイプ。だからああいう感じになっちゃう。
石丸:スタイリッシュだし、僕はとっても好きだなと思ったんですけど。
速水:もし良かったら、今度一緒に! それこそカルボナーラとか(笑)。
石丸:いや、僕は…(笑)。でも、楽しいだろうな。速水さんが横で作っていたら、きっと美味しいものが出来るだろうし、手際も学べるだろうな。
YouTubeは趣味から入ったんですか? それとも仕事として入ったんですか?
速水:YouTubeはコロナ禍になる前からやりたいなと思っていて、今(コロナ禍になって)皆、寂しい部分もあって、携帯で映像をすごく観るようになったので。
石丸:そうですね。
速水:YouTubeが皆のコミュニケーションの場であるという、すごく便利な時代になってきてるなぁと思うので、そういうところで自分の好きな事とか自分の得意分野、興味を持っている事をやる番組を作りたいなと思ったんです。
石丸:なるほど。
速水:だから、僕もYouTubeは勉強中なんです。テレビと違って(YouTubeは)観て下さってる人達とのコミュニケーションもすごく大切な事だと思うので…。それがまた楽しかったりするんですけど。
石丸:やっぱりテレビと違って、直の反応とか生の反応って沢山あります?
速水:沢山ありますね。今まで見てこなかったものを見るようになったので。“皆こういう風にして観てくれているんだ”って。もちろん悪い意見もあったりはするんですけど。
石丸:そうなんですか? 悪い意見は直接、自分に来るわけですよね?
速水:そうですね。
石丸:でもそれは、ある意味勉強にもなるし。
速水:プラスにもなるし、“あ、だったらこういうのをまた作ったら、みんな盛り上がるんだなぁ”とか、逆に勉強させてもらっていますね。