講義録
第10回 日曜大学 テーマ:「ペットの長生き学」
2025.12.07

今週の『日曜大学』は、先週に引き続き日本大学 生物資源科学部 獣医学科の枝村一弥先生を迎え、「ペットの長生き学」後半をお届けしました。学生代表・ダウ90000の蓮見翔さんとともに、犬猫の寿命が伸びた理由や老化サイン、動物医療の現在について学びました。
まず犬猫の平均寿命が大きく延びている背景として、フードの質向上、予防医療の普及、診断技術の進化が紹介されました。犬は1990年代の9歳前後から現在は14歳ほどへ、猫も10歳前後から14歳以上へと伸びています。
続いて、見逃しがちな 老化のサイン に注目。
散歩が短くなる、段差を嫌がる、猫がジャンプしない、爪が急に伸びる——。こうした変化は足腰の痛みのサインであり、特に猫の爪が伸びるのは「爪とぎが痛くてできない」ためと解説され、蓮見さんも驚いていました。10歳以上の犬の約半数、12歳以上の猫の7割が痛みを抱える一方で、受診率は低いという現状も紹介されました。
また、肥満は寿命と健康寿命の両方を縮めるため、体重管理や減量フードの活用、日々触れ合って変化に気づくことの重要性が語られました。
さらに、普段懐かない猫が海外出張帰りの空港で抱きついてきたという枝村先生のエピソードが披露され、動物との絆を感じる温かな時間に。
最後に現在発売中の 「Pen PLUS 日本大学特集」 には、枝村先生の研究や日本大学動物病院の取り組みに加え、蓮見翔さんのインタビューも掲載されています。番組とあわせてお楽しみください。
🎧 OA曲
Supernova / aespa
それが大事 / 大事MANブラザーズバンド
まず犬猫の平均寿命が大きく延びている背景として、フードの質向上、予防医療の普及、診断技術の進化が紹介されました。犬は1990年代の9歳前後から現在は14歳ほどへ、猫も10歳前後から14歳以上へと伸びています。
続いて、見逃しがちな 老化のサイン に注目。
散歩が短くなる、段差を嫌がる、猫がジャンプしない、爪が急に伸びる——。こうした変化は足腰の痛みのサインであり、特に猫の爪が伸びるのは「爪とぎが痛くてできない」ためと解説され、蓮見さんも驚いていました。10歳以上の犬の約半数、12歳以上の猫の7割が痛みを抱える一方で、受診率は低いという現状も紹介されました。
また、肥満は寿命と健康寿命の両方を縮めるため、体重管理や減量フードの活用、日々触れ合って変化に気づくことの重要性が語られました。
さらに、普段懐かない猫が海外出張帰りの空港で抱きついてきたという枝村先生のエピソードが披露され、動物との絆を感じる温かな時間に。
最後に現在発売中の 「Pen PLUS 日本大学特集」 には、枝村先生の研究や日本大学動物病院の取り組みに加え、蓮見翔さんのインタビューも掲載されています。番組とあわせてお楽しみください。
🎧 OA曲
Supernova / aespa
それが大事 / 大事MANブラザーズバンド