SUNDAY UNIVERCITY LECTURE NOTES 講義録

第30回 日曜大学 テーマ:「海外で活躍する方法」 2026.04.26
第30回 日曜大学 テーマ:「海外で活躍する方法」
今週の日曜大学も、先週に引き続き世界的アコーディオニスト・作曲家のcobaさんをお迎えし、「海外で活躍する方法」についてさらに深くお話を伺いました。

「骨まで愛して、ぶっ壊す」創造の極意
冒頭、蓮見さんのお父様とcobaさんが同じ18歳で欧州へ音楽留学していたという意外な共通点からスタート。話題はcobaさんの曲作りの裏側へと移ります。
cobaさんは、1音1音の選択をとことん疑い、吟味することの重要性を語ってくれました。特にアレンジにおいては、原曲の作者の魂を骨の髄まで愛し、深い尊敬心を持った上で「徹底的にぶっ壊す」ことが不可欠だそう。どこまでも自分に厳しく問い続ける、cobaさんならではの創作への姿勢が垣間見えました。

真似ることを恐れない、「ズレ」が個性に
「海外進出に戦略はいらない。現地での感覚の違いを楽しむことが醍醐味」と語るcobaさん。さらに、若い世代が直面しがちな「真似(パクリ)」についての悩みにも、明確な答えをくれました。
「好きなものの前には人間は無力。真似をして似てしまうのは当然」としつつも、育った環境が違う以上、どれほど真似をしても必ず「ズレ」が生じ、それこそが自分の個性になるといいます。「ピアソラを愛してやまないcobaの作品だ」と堂々と胸を張る姿に、蓮見さんも「表現者が勇気をもらえる言葉だ」と深く共感していました。

自分の「好き」に素直になる
情報が溢れる現代だからこそ、誰かの評価に踊らされず、自分の「好き」という気持ちに耳を傾けること。「好きなものを好きだと言えないのは悲しい」というcobaさんの言葉に、蓮見さんも「今これ、学生が聞いてもかなり勇気をもらえていると思います」と深く共感していました。

🎧OA楽曲
・愛妻家の朝食 / 椎名林檎
・誘惑レインボー / coba

【cobaさんのイベント情報】
4月29日(水・祝)にはイイノホールにて『coba 誕生祭 スペシャルコンサート 35周年記念第1弾』が開催されます!世界を熱狂させる圧倒的な生音のパフォーマンスを、ぜひ会場で体感してみてください。
詳しくはこちら↓
kyodotokyo.com/coba

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