SUNDAY UNIVERCITY LECTURE NOTES 講義録

第33回 日曜大学 テーマ:「心に残るセリフ」 2026.05.17
第33回 日曜大学 テーマ:「心に残るセリフ」
今週の日曜大学は、キングオブコント2024王者であり日藝の先輩でもある、ラブレターズの塚本直毅さん・溜口佑太朗さんをお迎えし、「心に残るセリフ」についてお話を伺いました。

「日藝賞」をめぐる愛あるボヤキ合い
番組冒頭は、ラブレターズが受賞して話題となった「日藝賞」のトークで大盛り上がり。「本命は蓮見翔、対抗 河合優実と言われていて、俺らは大穴にも入ってなかった」と受賞式の裏話を明かす溜口さんに、「来年連続受賞を狙うなら、芸人ではなく脚本家として文化人ヅラしていく」と冗談交じりに返す蓮見さん。先輩後輩ならではの愛あるボヤキ合いで幕を開けました。​​​​​​​​​​​​​​​​

名作コントを支える深い「セリフ論」
記憶に残る台詞にはどんな力が働いているのかという素朴な疑問に注目。塚本さんは、あえて無駄な言葉を「減らす」「抜く」ことで言葉をより深く「刺す」手法を解説しました。一方蓮見さんは、「普通なら舞台で端折られるような言葉」で違和感を作るこだわりを熱弁。車の鍵を無くした際に「絶望したくないから車の下は見ない」という見逃しがちな人間心理、さらには「団地のタンスのシール跡」といった生活の解像度を高めるテクニックで共感し合い、コント師ならではの熱いセリフ論が展開されました。

日藝テニス部の伝説とコントの原点
また、お二人の日藝生時代の異色のエピソードにも迫りました。文芸学科でありながらテニスに没頭し、芸術系大学の大会で3連覇を果たした塚本さんの意外な学生生活や、映画学科演技コースの授業がきっかけでお笑いを意識し始めた溜口さんのエピソードなど、ラブレターズ結成に繋がるルーツも明かされました。

思い出の曲と甘酸っぱい青春
番組中盤では、溜口さんの青春の1曲としてウルフルズの「暴れだす」をオンエア。大学時代、三浦半島の先までドライブデートをして告白したものの見事にフラれ、帰りの3時間が地獄の空気になったという切なくも笑える失恋エピソードも飛び出しました。2026年の日藝賞をめぐる裏話からネタ作りの深い話まで、先輩との濃密で楽しい時間となりました。

🎧OA楽曲
最高速度 / SHISHAMO
暴れだす / ウルフルズ
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