SUNDAY UNIVERCITY LECTURE NOTES 講義録

第36回 日曜大学 テーマ:「スパイの裏側 日本のインテリジェンス」 2026.06.07
第36回 日曜大学 テーマ:「スパイの裏側 日本のインテリジェンス」
今週の日曜大学は、先週に引き続き日本屈指のインテリジェンス研究者である日本大学危機管理学部の小谷賢教授をお迎えし、「スパイの裏側と日本のインテリジェンス」についてお話を伺いました。

究極の役作りは「スパイの演技をしない」こと
今回は演劇部に所属する学生からの「スパイを演じることになったら、どんな役作りをすればいい?」というユニークな疑問からスタート。小谷教授の答えは「スパイの演技をしないこと」でした。絶対に目立ってはいけないため、筋肉隆々や高身長は避けられ、現場で最も重要視されるのは相手から自然に情報を引き出す「コミュニケーション能力」とのこと。さらには、お金に執着がある人は敵に買収されやすいためスパイには不適格であるなど、フィクションのイメージとは真逆にある地道でリアルなスパイの実態が次々と明かされました。

今週の日曜大学は、先週に引き続き日本屈指のインテリジェンス研究者である日本大学危機管理学部の小谷賢教授をお迎えし、「スパイの裏側と日本のインテリジェンス」についてお話を伺いました。

究極の役作りは「スパイの演技をしない」こと
今回は演劇部に所属する学生からの「スパイを演じることになったら、どんな役作りをすればいい?」というユニークな疑問からスタート。小谷教授の答えは「スパイの演技をしないこと」でした。絶対に目立ってはいけないため、筋肉隆々や高身長は避けられ、現場で最も重要視されるのは相手から自然に情報を引き出す「コミュニケーション能力」とのこと。さらには、お金に執着がある人は敵に買収されやすいためスパイには不適格であるなど、フィクションのイメージとは真逆にある地道でリアルなスパイの実態が次々と明かされました。

世界最強の諜報機関のスカウト事情
番組中盤は、小谷教授の青春の1曲であるTM NETWORKの「Get Wild」をオンエア。そこから話題は、各国の諜報機関の採用システムへと展開しました。世界最強と名高いイスラエルの「モサド」やロシアの「FSB(=KGBの後継組織)」が、自ら志願する公募制ではなく、大学などから適性のある人物を一本釣りする「他薦」のみを採用している背景を解説。また、冷戦時代に日本のパチンコ屋でソ連のスパイに勧誘され、そのまま密出国させられて戸籍を奪われた若者がいたという衝撃的なエピソードも飛び出し、私たちの身近に潜む諜報活動の恐ろしさに蓮見さんも驚愕していました。

日本のインテリジェンスが迎える転換期
最後は、「スパイ天国」とも呼ばれてきた日本の現状と今後の展望について。小谷教授は、日本国内でスパイを取り締まる「スパイ防止法」や、海外へ出て情報活動を行う「対外情報庁」設立の動きについてわかりやすく解説しました。ご自身も専門家として国会に呼ばれ、新組織設立に向けた法案審議で答弁を行ったというタイムリーな裏話も披露され、これまで手付かずだった日本の危機管理が大きく変わろうとしている過渡期であることを実感する、知的好奇心に満ちた濃密な授業となりました。
🎧OA楽曲
サママ・フェスティバル! / Mrs. GREEN APPLE
Get Wild / TM NETWORK

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