982023.2.21バレンタイン直前 ラブソング・スペシャル！

Chocolate / The 1975
RN りこさん より「ラブソングスペシャルとのこと、タイトルはバレンタインにぴったりだけど実は意味が深いお気に入り曲をリクエストします。The 1975の『Chocolate』です。何を隠そう先日友人の結婚式のケーキ入刀で流れていたBGMがこの曲でした。最高にイカしてると思ったのですが、冷静に考えると一体何を思ってこの選曲だったのか謎でもあります。なんとなく曲の感じなのかな？普通にラブソングだと思ってしまいますよね。」

とらえかたは千差万別というかね、そういう風にとらえてもいいなと思いますし、マシュー・ヒーリーの歌詞って割とこう、パッと見読んだだけじゃわかんない、だんだんわかってくる…でもやっぱなんかこう彼なりの書き方でね、深いのか浅いのかよくわからない歌詞で煙に巻いてるようなところもあるんですけど、そこが魅力的だったりもしますよね。
この曲の明るい雰囲気に反して皮肉めいた歌詞だったりとか、あとこのAメロ？平歌で二拍くらいおいて小節頭で歌わないのが、こう、せつなさとかがそこでなんか出てるよねって当時聴いた時に思って。何かその寂しさみたいなのがすごく出てるなーと思ったのを記憶してるんですけど、この曲の声聴くと、ファーストアルバムの時のマシュー、まだ若い声してるなって感じがするんですけど、なんでしょう、新たな時代の幕開けやな！みたいな雰囲気を感じますよね。The 1975って、出てきた時実はイギリスの評論家から結構酷評されたんですよ。それを覆してトップに躍り出てそこから怒涛の勢いで今やイギリスを代表するバンドになってますけどね。あの感じはすごくかっこよかったなと思いますね。

Sweet / Cigarettes After Sex
RN まめとにゅうさん より「ラブソング特集、聴かせてほしいのはCigarettes After Sexの『Sweet』です。今週来日ライブをしていたバンドで、コロナ禍に出会いとても好きになりました。この曲は89％ビターチョコとココアを片手に聴きたくなるような映画のような曲です。とても甘い静寂のワンシーンが思い浮かぶのですが、洋平さんはどんなシーンが浮かぶか聞かせてください。」

Cigarettes After Sexっていうバンド名が超カッコいいし、それのタイトルが「Sweet」ですから！甘々も甘々ですよ。激甘とはこのことですね。もう甘美ですね、本当になんでしょう、割と真夏のフェスのテントの中で暑い中グッタリなりながら聴くのも素敵だなというそんなバンドなんですけど、ライブいつも行こうと思って行けないバンドのひとつです。ニューヨークでも逃したしこの前東京でも逃したんですけど、いやーでも寝ちゃうだろうな良い意味で！だって寝るでしょこれは。Sigur RósとCigarettes After Sexは寝ていいバンドだと僕は思ってるんですけどね。この雰囲気って出そうと思っても出せないので、憧れもありますけどやっぱりそういう意味では一度観てみたいね。

pretty girl in la / girlhouse
RN かぜねこさん より「以前洋平さんが「おと、をかし」で紹介してくれたgirlhouseにドハマりして最近よく聴いています。girlhouseを友人におすすめしたらとても好評でさすが洋平さんだと思いました。自分にとって『おと、をかし』は未知の音楽を知る機会でもあるので毎週楽しみにしています。今回はgirlhouseの曲の中でも特に好きな『pretty girl in la』をリクエストします。午後3時にぴったりだと思いますのでよかったらかけてください。よろしくお願いします。」

この曲のMVも多分自主制作くらいな感じでやってるんですけど、すごい面白いんだよね。girlhouseは僕大好きで、実はこの番組でカバーしたこともありまして、そしたら本人から「カバーしてくれてありがとう！」みたいなメッセージもインスタのDMできたりとかして。いつか呼びたいアーティストですね！早く日本に来てほしいです。「日本に来てよ！」って言ったら「あーもうめっちゃ行きたい！サイコー！そんなことがあったら」って言ってました。