2018/8/12
夏休み真っ只中ですね。
暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしですか。
「お子さんがいるご家庭は、朝から大変ではないでしょうか。子ども達もこの暑さでは外には行かないですからね。『おと語り』の時間が癒しの時間になっていると嬉しいです」という江原さん。
今日は『子育ての悩み』をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇S.O.S. / アバ
◇モズのために / 江原啓之



「主人を10年前に亡くし、娘と息子と3人暮らし。18歳の息子に頭を悩ませる毎日です。息子は現在ニート。小学生の時に受けたイジメがきっかけで人間不信になり、人と関わる事を極端に避けるようになりました。中学にもほとんど通学していません。勉強が大嫌いということも理由の1つです。本来なら高校3年生ですが、入学してすぐに登校を嫌がり退学しました。理由は様々ですが、やはり人間関係だと思います。唯一救いなのは、小学校・中学からの限られた友達がいて、その子達とは時々会っています。本人は“疲れるから友達要らない”と言っていますが…。外に出るのは嫌いではないので、趣味のロードバイクに乗り、色々な所まで走ったり、誘われれば友達とも走りに行きます。夢や希望もあるようですが、こんなに人を嫌がるようでは、社会に出られるか不安です。働きたい気持ちはあるようですが、何かを始めようとすると体調不良など身体に異変を訴える為、なかなか前に進めず、そんな息子を心配するばかりで何も出来ずにいる私です。本人も何とかしたくてもがいているのも十分に分かっています。時々生きている価値が見いだせないなど…死にたいとさえ口にする事もあります。息子には明るい未来はないのでしょうか?主人の分まで元気に生きて欲しいです。助言を頂けたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「深刻ですね。お母様の気持ちもよく分かる。ご主人も亡くなり、大変なのは重々分かっている上で申し上げるのをお許しいただきたい。お母さんは太陽でなければダメなんです。メールの中での“息子には明るい未来はないのでしょうか”という言葉。“明るい未来にしたいです”ではないんですよね。どうも傍観している気がする。客観的な視点は大事だけれど、客観視し過ぎではないか。今、息子さんは18歳。その前にも時間があったはずなんです。私が様々なご家庭を見ている中で思うのは、お母さん次第だということ。例えば“勉強なんてできなくてもいい。そういった中で道を拓いていこうよ”と、発破をかけてみる。子どもは作物とよく似ている。太陽が燦々と降り注がないと作物はきちんと育たないのと同じで、人間の心も育たないんです。お母さんがネガティブだと絶対にダメ。太陽の方向に作物はどんどん伸びていく。それと同じ。これからどうすればいいか。まずひとつは、お母さんの在り方を変えなくてはいけない。教育とは、教え育てることではない。教えを育むこと。だからディスカッションは必要。変に諦めたり、距離を置いてはダメ。“生きている価値が見出せない”と言うならば“価値ってなんなの?”と話してみる。生きているだけでも十分立派なこと。働いて普通にご飯を食べていけばいいんです。あとは自由に生きていい。お互いに人生を哲学していかないと。それが家族全員の幸せにつながるんです。もっともっと明るく朗らかに。この家には絶対に笑いがないと思う。“歓”がない家はダメ。歓びというのは、物質的な歓びではない。何かを貰って、食べて…ということではなく、ちょっとのことでも笑っていくこと。お母さん改革が大事。お母さんも申し訳ないけれど、ご主人が亡くなるまでは、どこかでご主人に依存して生きてきたのかもしれませんね。家族みんなが、お父さん亡きあと、同じように彷徨っているのかもしれない。そこを、未来の為に変えていって欲しいなと思います」


「私は2度の離婚をし、現在、娘2人と暮らしています。大学1年の次女の事で相談です。家から通える公立大学に進学し、学費は奨学金を借り、バイトをしながら楽しそうに学生生活を送っていました。未成年の間は、今日中に帰るという約束でしたが、無断外泊が続いた為、娘と話し合いをしました。娘は1人で暮らしたいといいました。周りの友達は皆、一人暮らしで自由なのに、最近の生活態度がだらしのない娘に対し、私が口うるさくいうことが煩わしいのだと思います。私は“一人暮らしを経験するのは賛成だけど、家から通える状態で、金銭的援助は出来ない”と伝えました。この先、働いて自活してからでも出来るし、学生としての本分を全うして欲しいし、もっと身になる為の経験をしてもらいたいと思っています。大学で知り合った彼氏の家にいると素直に話してはくれましたが、心配です。勿論、同棲は学生の間は反対です。18歳は未成年。母親である以上、良くないことは言い続けるべきなのか、大人として関わり、自己責任で本人に任せるべきか、わからなくなってしまいました。このまま家にいることになっても干渉せず、全て黙認すべきなのでしょうか?18歳という年齢を江原さんはどうお考えですか?」というメールをいただきました。

江原さん
「18歳に限りません。私はこのメールを読み始めた時に、瞬時に“男だな”と思いました。大体、こういうふうに変わる子は“男”が原因です。多感な時期で、青春だから悪いことではない。人を好きになって“その人を逃したくない”“その人と一緒にいたい”“一分一秒もいたい”という心は大事。それを全部、お母さんは分かった上で、ものすごい妨害をしていきましょう!男の子であれば話は別。女の子だから。そこは差別ではなく区別。女の子は、やっぱり大事に守っていかなければいけないことがある。まずひとつ。男に会いに行く。“大事な娘なんだ。そのことをあなたよく理解してください。転がり込む娘が悪いけれど、転がり込んでいるものを帰れと言わないあなたはどういうことか。親に会わせろ”と、家族ぐるみの公然にし、がんじがらめにしてしまう。向こうの親にも会いにいく。この意見はモンスターですね(笑)。けれど、私だったらやります。攻撃するのではなく、向こうの親にも“こうやってお付き合いをしていて、うちの娘も悪いんだけど、こういう状況なので親御さんの方もしっかりと見てください。一応女の子なので傷物になったら困りますから!”と、釘を刺す。娘には、何を反抗されようが“私はあなたが大事なんです!”ということを伝える。あともうひとつは“権利主張して義務を果たさずは嫌い。あなたは奨学金をもらって学校に行っている。奨学金とはどういうお金か分かっているの?誰が出してくれていると思っているの?国や機関だけではない。それを払っている人たちが世の中にはいる。普通に豊かな家ならまだしも、奨学金で行っているのだから、その間は自分の義務を果たしなさい。うちは余裕がない中で大学に行かせてもらっているのだから”と言ってみてください。大事な娘ですからね」


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応募期間2018年8月10日〜9月28日

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江原さん
「なぜ『開運オペラ』なのかというと、そこで本当の幸せを知ることができるからなんです。お子さんから大人の方までみなさんに見ていただきたいです」



●7月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
7月生まれのみなさんは、微笑みの天使。
癒しの微笑みで、他者も自分も幸せにしてください。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言
「子を持つ喜びは、喜怒哀楽のすべてです」
「お互いの未熟さの切磋琢磨が恩返しです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
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◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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