2019/9/8
虫の鳴き声が聞こえる季節になりましたね。
「きっと今頃みなさんは、夏の疲れが出る頃ではないでしょうか。今日も深刻なメールをいただきましたが『おと語り』にメールをくれるということは、乗り越えたいという思いがあるから。本当にあきらめている人は、送らない。今日、聴いてくれた方も“不満に思う”ということ自体、乗り越えたいという思いがあるからなのです。だから“自分って結構意欲があるんだな”と思ってくれたらいいな。私の“喝”は“愛”なのです」という江原さん。
今日は『ネガティブ特集』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Relax / フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド
◇誰かのために / 江原啓之



「今まで私が、ネガティブとマイナス思考と自己中な人生を歩んできたことを聞いて欲しくて、お便り致しました。私は高校中退、専門学校も中退、離婚2回、結婚には向いていない性格だとも思います。子どもはいません。仕事はパートタイマーと、何一つ人として誇れるものがなく、中途半端な人生を歩んできました。今も親元で暮らし、甘えた生活をして好き勝手な毎日を過ごしております。親も高齢になり、今まで両親に散々、迷惑をかけ倒し、私も50歳前半で、江原さんから“気付くのが遅い”と、お叱りを受けるのは当たり前ですが、行く先が不安でなりません。やる事なす事、私は中途半端な人間なので、今、この年齢になってようやく過去、自分自身が後悔する事ばかりな毎日で、しんどいです。この年齢になり、人生が先細りになって見えだし、これから先、この駄目人間なネガティブな私は、何の為に生きているのかとも考えます。これから先、私は何を励みに目標にして、両親にも安心させてあげる事ができるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、根本的に考え方が間違っている。学歴やお金の話など、“すべての幸せの元は、物質的価値観だ”とあなたは言っている。“何一つ誇れるものがない”と言うが、私が思う“誇れる”ということは何かというと“毎日、感謝して生きること”。中退だろうが何だろうが、あなたは生きている。“生きている”ということで誇りを持っていかないと。生き抜くことに価値があるんです。私が一番気に入らないのは“毎日を充実させていない”ということ。“今日、何をしよう”“今日、何を楽しもう”“本を読もう!”など、そういうことの積み重ね。あなたは成果主義。学校を出たか・出ないか。そういったことで比べるのではないんです。自分でしんどくしてしまっている。自分を差別する人は、人を差別する。人を差別する人は、自分を差別する。あなたは高学歴が良いと思っているし、金持ちが良いと思っている。成果主義が良いと思っている。だから自分を差別するんです。高学歴でも不幸な人はいっぱいいる。お金を持っていても不幸な人もいっぱいいる。思考を変えて、運命を変えていってくださいね」


「重度のネガティブメールで失礼いたします。私は、年中無休で腹の中から、悪しき念が溢れてしまいます。過去の様々な嫌な出来事、職場でのパワハラなど、グッと堪えれば堪えるほど、次から次へと、悪しき念が湧き出てしまいます。本当は大声で発狂したいのですが、グッと堪えるその形相は、まさに鬼です。私は悪しき念に蓋をするのは諦めて、悪しき念を解放したいと考えた結果。“悪しき念解放ノート”を作りました。自分の心に正直に、悪しき念をノート書き殴っています。私の醜い心、恨み、つらみ、妬み。呪いのようなものまで書いています。まさに自己憐憫、責任転嫁、依存心がてんこ盛りです。江原さんにお尋ねしたいのですが“おとたま”でもなく“ことたま”でもない。悪しき念解放ノートで注意すべき点はありますか?もしあるのなら、ご教授お願いいたします」というメールをいただきました。

江原さん
「これはダメですね。悪しき念ノートというのは、思い御霊。書いたら言霊、それを声にしたら音霊。まずノートを作ることが良くない。それよりは、昔の青春ドラマのように海に行って叫んできてください(笑)。そちらの方が、浄化もされるし、残らない。もしも書いたなら、その都度燃やすこと。また、あなたは“重度”と決めつけている。それよりもなぜそれを解決できない自分を鍛えようとしないのか。“自己憐憫・責任転嫁・依存心”と自分で認めているのに、居直ってしまっている。ネガティブな人の共通点は“頑固”。根底で自分は正しいと思っている。今日“そっか”と、素直に受け止めて反省すればいい。“サッパリ”というのが大事なのです」


「私は人を信用できません。高校で友に裏切られ続けました。身に覚えのない酷い噂話を流されてはいじめられ、信じていた友に相談してはバラされて、いじめは悪化。今は働いていますが、上司には人間性すらも否定され、先輩方は見て見ぬふり…夢もやりたいこともない私には、生きている意味がわかりません。今はただ、家族のために必死に働くだけで、生きがいも楽しみも、何もかもありません。私はそれほど、前世で酷いことをしてきたのでしょうか?そこまでして、何故人は生きなければいけないのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「私なら死にません。なぜかというと、同じ人生をまた歩まなければいけないから。魂だけは落第をしても、追試が常に待っているのです。逃げられない。私はこの人生をもう一度歩むのは嫌。次があるのならば、もう少し違う人生がいい。だからあなたのような気持にはならない。あなたは魂の行方が分かっていない。生き抜いた方がいいんです。また、あなたの性格では、悪いものばかり引き寄せてしまう。“生きがいも楽しみも、何もかもありません”と、人のせいにしてはいけない。生きがいも楽しみも、自分で作るもの。物質的価値観ではダメですよ。“お花を眺めて幸せ”“コーヒーを一杯飲んで幸せ”という楽しみもある。そういうふうに自分をあやして上手にいかないと。こういう方は、みんなが輝いて見えるんです。みんな一緒です。“友に裏切られ続け”というのも、頼るから裏切られるんです。9月28日に『江原さん、こんなしんどい世の中で生きていくにはどうしたらいいですか?(祥伝社)』という本が出版されるのですが、実は、こうやって質問してきた若い編集者がいたんです。彼に“こういう質問を江原さんにぶつけてやれと挑んだ結果、ぶった切られました。でも、喝が入りました”と言われました。あなたもぜひ読んで“喝”を入れて欲しい。そうすれば楽しい幸せな人生が待っている。楽しみは自分自身で作るもの。そのことを忘れないでもらいたい。ここであきらめない。でも、私は信じています。こうやって書いてきてくれるということは、あきらめていないということ。また、楽しいということは何かというと“誰かのために”ということなのです」



●9月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「気をつけましょう。思考は運命までも変えます」
「身体も心も浄化、デトックスしましょう」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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