2020/3/1
3月に入りました!みなさまいかがお過ごしでしょうか。
「人は誰もが老いていくもの。それが“親”だったりすると、なかなか受け入れられなかったりもするようですね」という江原さん。
今日は『年老いていく両親』をテーマにお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Loves Me Like a Rock / ポール・サイモン
◇やからみち / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「遠方に住む(車で7時間)田舎の両親のことで悩んでいます。父が85才、母が86才、二人で暮らしています。母は歩行もやっとで、長時間同じ姿勢も難しく座ったり横になったりの生活。認知症は年相応で少し物忘れがある程度です。お金の管理は出来ません。トイレやお風呂は自分で入れます。その分、父は元気で認知症もなく、母に代わって家事全部していました。その父が最近入院をして、退院後、背中の痛みからほぼ1日横になっている状態です。背中の痛みで長時間座っているのが難しいようで好きだったパチンコもあきらめ、病気の影響で重い物は持っていけないと医師に言われ畑もあきらめ、毎日横になってテレビを見ているだけの生活です。私は主人と二人暮しで私たちの所に来ることを勧めたのですが断られました。介護施設に入るのも拒否し、ヘルパーなどの介護サービスを受けるのも嫌がり、今、二人で何とか生活できているからまだ大丈夫だと言っています。父は頑固です。そんな両親を二人だけで生活させていていいのかと今、悩んでいます。いっそのこと私一人が実家に戻り向こうで仕事を見つけ、一緒に生活しようかと思ったりもしています。今はその方法しか思い付きません。主人は、反対はしませんが賛成もしていません。両親の近くに頼れる親戚も兄弟もいません。どうしたらよいのでしょうか」というメールをいただきました。

A江原さん
「こういう悩みは日本だけで、海外では年老いて、子どもに頼ろうという人はあまりいない気がする。国によってサービスが整っているのかどうかわかりませんが、それぞれが自ら施設に入ったりしている。倉本聰先生の『やすらぎの刻』というドラマにもありますが、施設に入ったりすることが普通だと思うんです。だから見る側というよりも、行く側の方の覚悟が日本人には足りないのではないか。私も子どもたちに見てもらおうだなんて、これっぽっちも思っていない。これっぽっちも思っていないのに、ヨロヨロと家の中でいつまでも頑固に暮らされたら、子どもとしては困ってしまう。だったら自分で“どこに入る”“ここに行く”と決めた方がいいし、もしくは“ここでどう死んでもオマエたちは気にするな”と言うことが大事。冷たいと思われるかもしれませんが、スピリチュアルリズム上の意見からすると、自分たちでそう決めているのだから、それで何かが起きたときにも、親がそれで良いとしているのだから、子どもたちは自分で自分を責めないこと。嫌なことを言いますが、転倒してその場で亡くなる。お湯を使っていたら火傷をしてしまう。火事になってしまう。その時に“あの時、助けていれば…”と思うかもしれないけれど、それは“小我”。自分自身が良い子になりたいからだということをよく理解した方がいい。あなたも、もし実家に戻るのであれば“自分の為だ”と思ってください。みんな親の為だと思っている。違うんです。自分があとで後悔したくないからやっているだけ。すべては自分自身の問題。自分の中で腹を括って戻らないと決めたのであれば、どのような死に方でも、それはその人が良しとしたことなんだから、それを尊重しようと思うこと。これも尊重なのです。リスナーの方で親の立場である方は、あとの人が困るから、自分のことをちゃんと決めること。ただ、子どもたちに迷惑がいかないようにする。例えば火事が出て…などということは迷惑がいく。そういったことで、施設に入るなら入ると決めておくことが大事なのです」

Q★ご紹介したお便り


「今、私は義理の母と同居するか否かで悩んでいます。義理の母にとっては、息子夫婦との同居が夢だったというのです。主人はとにかく義理の母が心配で同居させるか、近くに住まわせたいよう。そして義母の望みは同居一点張り。私は主人と同じ気持ち半分、同居なんて無理!という気持ち半分です。それでも義母は私に配慮をして、無理強いせず様子をみてくれているようなのですが、いよいよ年なので同居の話が現実味を帯びてきました。そのとたんに、私は義母の嫌なところばかりが目について気になるようになり、この先のことをイメージトレーニングすればするほど、義母を好きになれません。そして、同居したとしたら自分にふりかかってくるであろう事柄(主人との将来、義母との暮らし、介護)を思うと、プレッシャーにさいなまれて仕方ないです。でも、主人を生んでくれたのは義母だし、介護は誰もが通る道だし、義母も高齢で心細いだろうな、という気持ちもあり、日々葛藤しています。経験者に相談すると、同居を勧める人は今のところいません。江原さんにはおそらく“結婚の覚悟が足りない”というお言葉を頂戴するような気がしていますが、相談させてください。よろしくお願いいたします」というメールをいただきました。

A江原さん
「結婚の覚悟というよりも、人生の覚悟が足りない。義母さんは、この時代の人だから仕方がないのかもしれませんが、腹括りが足りない。母親であるリスナーのみなさん、これを聴いて自分自身がそうならないようにしてくださいね。母親にとって大体、息子は恋人。そして息子はほぼマザコン。母親の方が“私は面倒見てもらう気はない”と、ハッキリ言わないとダメ。子どもに何かしてもらうのであれば、その分用意しなくてはいけないと思いますよ。大きい家に住めば問題はない。これがダウントンアビーのような大きな家であれば同居しても普段会わないし、お手伝いさんやヘルパーさんがいればいい。そうでないのであれば、腹を括ること。お嫁さんの立場はきついですね。大変だと思う。けれど、嫌なら嫌とハッキリしなくてはいけない。結局、良い人になりたいというところで悩んでいるだけ。嫌なら嫌で貫けばいいんです。嫌なら無理をしない方がいい。それで“離縁だ”と言われたら、離婚するしかない。あともうひとつ。メールにも書いてありますが、自分も通る道ですからね。こういう人に限って“自分は見てもらいたい”と思ったりするんです。自分の子だけは違うと思ったり。だから自分も見てもらってはいけない。そして実母にも同じようにしないとね。自分の腹括りの問題だと私は思うのです。また“好きになれない”というのも違う。私が親の立場だったら“好きだから見る”という考えを持っているような人に、見てもらいたくない。看護師さんは、好きな患者さんにだけ優しくしていますか?そういう“小我”な愛が強いということは、無理はおよしになった方がいいんです。無理はたたりますからね」

Q★ご紹介したお便り


「高2の娘の口癖は“将来何になったらいいかわからな〜い”“大学に行ってもやりたいことがな〜い”などで、将来についていつも迷い、ぐるぐる悩んでいます。そんなある日、私は言霊オーラカードを娘に渡し“これ当たるから、一枚引いてごらん”と言いました。娘は素直に“えいっ”と一枚引き、でてきたカードは“理性”。私は“ほら、当たった!いつも感情的に考えているから答えが出ないんだよ”と、江原さんばりに解説しました。娘は“もう一枚引きたい”と言い、二枚目に引いたカードは“冷静”。“もう一枚引く!”と言って三枚目に引いたカードは“優柔不断”。娘は“このカードさ、きっとどれ引いても心当たりがあるように書いてあるんじゃないの?もう一枚引いてみる”と四枚目を引きました。すると引いたカードは“挫折”。どのカードも娘に大当たりで、私は大笑い。娘は江原さんに逆襲されて目が点になっていました。また、そのあとも、娘が制服のスカートをもってきて“ホックが取れたからつけておいて”というので“自分でできないと将来困るでしょ”と私が小言を言ったとき、娘が“今、カードを引いたら何がでるかな?”とまた一枚引くと、出てきたカードは“自立”。娘はまた江原さんに逆襲されて“ぎゃ!!”と叫びました。本当によく当たりますね。私もびっくりしました」というメールをいただきました。

A江原さん
「このカードは本当に見事なんです(笑)!みなさんもぜひお試しあれ!」


●2月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
2月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「老いるも学びなのです」
「天の国では、誰もが若々しいのです」

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