三菱UFJニコスpresents 松任谷正隆 DEAR PARTNER
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Personality 松任谷正隆
Assistant 中井美穂 松任谷正隆  中井美穂
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GUEST FILE 一生つきあえるもの MESSAGE DIRECTOR’S NOTE 松任谷正隆の一言
2014.03.09 サンドウィッチマン
 ☆3月11日は...
仙台で番組をやってるので、月に2回は行っていますよ。実はその番組のロケ中に、気仙沼で地震にあいました。現在では、その番組で被災地と言われるところにお伺いして、現状を伝えるという事をしています。気仙沼の魚市場のあたりでロケをしていて、その時に地震が起きました。ものすごい揺れが2〜3分続いて、おさまってから、建物も倒れなかったし大丈夫だったねと、僕ら2人はロケを始めますかくらいの感覚だったんですよ。そしたら津波が来るかもしれないと、街中にアナウンスが流れたんです。気仙沼の方達は揺れがおさまったと同時に、みんな高台の方向に向かって行ったんですね。スタッフがあまりにも揺れがすごかったから、高台に逃げましょうと言われて、避難したんです。後から聞いた話だと、僕らがいた場所は8メートルの津波が来てたらしいんです。揺れがあってから、40分後に津波が来て、僕らは車で逃げたので、比較的スピードはあったので、無事に逃げられました。僕らは安波山という、気仙沼市街を一望出来る山があって、そこから津波が沖から来るところを見てました。その日は、なんとか山をおりて、ビジネスホテルのロビーで毛布を借りて一晩過ごしましたね。ホテルのフロントに大きなラジオを置いて、みんなで聞いてました。まず東京に帰って来て、僕たちは義援金口座を立ち上げました。何が必要かといったら、後にお金が絶対に必要になると思ったんです。安波山では、みんなが手ぶらで避難して来て、自分の家が流されているのを見てる様な方もいたんです。一ヶ月半で3億円近く、全国の皆さんからご協力いただきました。僕らは、集まったお金を県知事に手渡しをしようと約束をして、今でも続いていますが、義援金のお願いをさせてもらいました。


 ☆本当に必要なものは
震災直後から何度か行くうちに、「誰々が来ました、歌ってくれました」というのは、半年後くらいから聞くようになりました。余裕が出たというわけではないと思うけど、そういう中で一時でも、ほっとするというか、そういう気になってもらったんじゃないでしょうかね。だから、歌の力ってすごく大きいなと僕は思って、当時、お笑い芸人は何も出来なかったので、東京にいると、「サンドウィッチマンは芸人なんだから、被災地に行って、笑わせて元気にしてあげたら」って、言われてたんですよ。でも、実際に被災地に行くと、誰も笑いを求めてないんですよね。震災以降、気仙沼に行くと、皆さんが"おかえり"と言ってくれるんですよ。もう一つ地元が出来たみたいな気がして嬉しいんですよね。僕らと同じ様なところにいた方で、亡くなられた方もいて、今生きてるのは奇跡だったのかなと思いますね。自分たちに課せられた事は、あの光景を目の当たりにしたものですから、ずっと伝えていかないといけないなと思います。今でも月に2回は仙台に行ってて、だんだんと皆さんが笑顔になって来てます。有名な朝市が今では復活していて、とても活気がありますよ。ぜひ遊びに来てほしいなと思うんですよね。美味しいものを食べるだけでもいいと思いますから。それでも、まだ仮設住宅に住んでる方もいますし、建物が無くなって更地になっている状態なんですね。今、防潮堤をどこまで作るかとか、宮城県で議論もされていますし、そういう結果も出ていない状況もありますから、立ち直りで言うと30%くらいだと思います。

■サンドウィッチマンインフォメーション


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