三菱UFJニコスpresents 松任谷正隆 DEAR PARTNER
Every Sunday TOKYO FM / FM OSAKA / FM FUKUOKA 21:00-21:55 FM AICHI 20:00-20:55
Personality 松任谷正隆
Assistant 中井美穂 松任谷正隆  中井美穂
三菱UFJニコス
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
TOPPAGE
GUEST FILE 一生つきあえるもの MESSAGE DIRECTOR’S NOTE 松任谷正隆の一言
2014.03.16 竹田恒泰
 ☆日本の歴史は
皇室は皇祖神、天照大神の子孫だという事、これは日本の神話なんですけど、古事記、日本書紀に書かれている事がどこまでが事実と捉えるかは、色々な考え方がありますが、かなり事実に基づいて書かれていると思います。戦後、あれはフィクションだという意見もあったのですが、考古学の成果を掘って判ってきたことが、この話も本当、あの話も本当だとなるんです。だから、神話というのはフィクションだと言って、無碍には出来ないんですよね。ある程度事実に基づいて組み立てたものなのかと思います。例えば旧約聖書にしても、コーランも、これが事実かどうかを議論しても意味が無い事なんですよ。あそこに書かれているのは事実かどうかよりも、真実であると。古事記、日本書紀に書かれている神話は、日本人にとって真実の物語だと捉えたら、すっと入るような気がしますね。戦後はGHQの指令で学校での神話教育を禁止されたんです。それ以降、子供達が古事記、日本書紀はフィクションで、勉強する価値がないものという事になってしまってるんですよ。それを言い始めたら、旧約聖書もコーランも同じ事ですからね。占領軍が日本人の精神性を薄めるという事を考え、神話は勉強しちゃいけない、そういう空気が作られたんですね。自衛隊の幹部から聞いた話なんですけど、アメリカの軍隊から自衛隊に問い合わせがあったんです。日本を占領した時には上手くいったのに、何故イラクを占領した時に上手くいかない、その原因は何かと自衛隊に問い合わせてるんですよ。その上官は天皇がいるかいないかの違いだと答えたそうなんですね。戦争をやめるときも、昭和天皇のご聖断というのがあったじゃないですか。武装解除をする、戦争が終わると。ただ、最前線で兵隊に向かい合ってる部隊は、急にやめる事も難しいですよね。しかし、その放送を境にぴたっとやめて、銃弾一発の暴発もなかったんですよ。そこで登場するのが私の祖父なんです。終戦の時に、皇族男子が昭和天皇のもとに呼ばれて、本来ならば私が各戦線の最先端に行って、兵隊達に説明するべきだが、身体は一つなのでそれが叶わない。申し訳ないが、君たちが手分けをして私の考えを説明してきて欲しいと、そこで皇族が飛んでいかなければ、止まらなかったかもしれないという事なんですよ。こういう話は一方的な話では伝わらないので、私は学者ですから、ちゃんと裏取りをして当時の重臣達の日記などをつけ合わせて、そういう経緯を本に書いたりしてます。これは全部、歴史的に裏のある話としてお話するように心がけていますね。


 ☆何を伝えていくべきか
私は、一応小説も書いてるんですよ。メインでは憲法学をやっていまして、大学でも憲法を教えています。集団心理学というのは考えますね、イラクの戦争の時はサダム・フセインは悪人となっていて、ちょっとでもサダム・フセインの肩を持つような事を言うと、何て事を言うんだという空気がありました。今でこそアメリカ側は、馬鹿な戦争を始めたという共通認識になっていますけど、当時はそんな事を言える空気じゃなかったと思います。そういうものを説いていく為に、学問があるんですよ。データではこうだよとか、歴史的事実はこう、そういう 集団心理がとけてくるんじゃないかと思います。アメリカは世界から慕われているし、友好国も多いけど、その分敵対国も多かったんです。9.11というのは、あそこまでやられてしまう恨みが作り上げられていたわけですよね。それに対して、日本はどこかの組織から国家を潰すようなテロをかけられるような事は想定出来ませんし、日本の外交は二流、三流と言われるけど、日本ほど多くの友好国を持っているのは珍しいと思います。イラクの戦争が起きた時に、私はサダム・フセインに呼ばれてバグダッドへ行ったんですよ。そこで色々聞いてみたら、アメリカとのパイプはもう無くなっていると、最後に頼れるのは日本しか無いと言っていたんですよ。というのは、日本はイラクと大変深いつながりがあって、日本のソースの原料、ナツメヤシはイラクから来てたわけですからね。アメリカと友好国で、イラクとも友好国というのは世界の先進国で日本だけなんですよ。アメリカも振り上げた拳がありますから、落としどころが無いわけです。そこで仲立ちが出来るとしたら、世界では日本しかなかったわけですよ。もし日本が和平調停のボードを開いてくれたら、イラクとしては全権代表を派遣したいと言っていたんです。日本が、もう一回話し合いませんか?と、ステージを作るだけでも対話が始まったかもしれない。イラクは査察を受け入れる、大量破壊兵器は持っていないと言っていたわけですから。もし日本が、ピシッと言って、止める事が出来たら、それは日本が大きな役割を担えたはずなんですよね。私なりの情報収集をしてますけど、新聞を読み込むというのは私の方法の一つですね。一種だけ読んでるとわからないけど、産経新聞から朝日新聞、しんぶん赤旗、沖縄タイムズ、中国の新聞など、色々な新聞を読んでると、色々な方角から見えてくるんですよ。

■竹田恒泰インフォメーション


TOKYO FM Copyright (c) TOKYO FM Broadcasting Co.,Ltd. All Rights Reserved.