TOKYO FM 新卒社員採用

2016年度 TOKYO FM 新卒採用情報の詳細やWEBエントリー

社員インタビュー※このインタビューは2015年2月時点のものです。

社員座談会-震災報道・防災とラジオ編

防災のフロントラインに立ち続けるTOKYO FM
古賀 涼子(2001年入社)
古賀:
私は入社3年目の2003年からTOKYO FM“防災キャスター”を務めています。以来、防災に関する取材や啓発活動を行っていて、首都圏のラジオ局の防災担当者による会議にも参加しています。緊急地震速報の導入にも携わりました。
また防災情報番組『防災FRONTLINE』や年2回の防災ワンデープログラムでは、企画立案から取材、番組制作、出演までを全て担当しています。東日本大震災の際は発生直後から特別生放送を担当し、地震・津波の情報、被害状況などを6時間に渡って伝え続けました。
増山:
私は震災後の2011年12月に報道・情報センター所属となり、被災地の今を伝える『LOVE&HOPE~ヒューマン・ケア・プロジェクト~』と、震災瓦礫で森を作る活動から生まれた『いのちの森 voice of forest』に取材スタッフとして関わっています。
『LOVE&HOPE』は、震災の2か月後からスタートし、現在も平日の毎朝、全国38局ネットで放送中。その3年間の集大成といえる特別番組『これからを見つめて~LOVE&HOPE 3年目の春だより』(2014 年3月11日放送)は、第51回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞と第10回日本放送文化大賞ラジオ部門準グランプリを受賞しました。
佐久間:
私は統合メディア戦略室所属の2013年に、災害時における情報連携ネットワークの構築を目的に、日本郵便(株)・イオン(株)・日本コミュニティ放送協会の3社との協定締結に取り組みました(※2014年に東京海上日動火災保険(株)とも締結)。震災が起きて間もない頃、当社は釜石市の臨時災害FMの開局を支援したのですが、その中で私たちは県域・地域放送との連携の必要性を改めて学びました。協定は、その経験を今後の災害時の情報発信に役立てていくために生まれました。
また、東北のJFN3局の経験などを基にした「LOVE&HOPE~防災ハンドブック2014」を企画制作。これまで放送で伝えてきた防災知識や、被災地で力強く生きている方々から学んだ知恵をまとめたものです。全国の郵便局で配布させて頂き、大変ご好評を頂きました。
心に寄り添うこと・継続して伝えること
増山 麗央(1997年入社)
古賀:

震災発生時、TOKYO FMではすぐに生放送の特別編成に切り替えました。以降1週間に渡り、CMも休止して全国ネットで放送を続けたんです。私たちアナウンサーは輪番体制で情報を伝えました。報道・情報センターの部員だけでなく、他部署の社員がレポートをしたり外部制作スタッフの方々が自発的に番組制作の協力をしてくれたり、皆が“伝えよう”という想いで一つになっていましたね。

佐久間:

私は震災の時は育児休業中だったので、リスナーとしてTOKYO FMを聴いていましたが、皆が一丸となっていることは放送からも伝わってきましたね。震災から数日経って被災地から曲のリクエストが届き始める中、メッセージと曲がリンクする瞬間が何度もあって、その度に涙が出ました。TVでは現地の状況の映像が繰り返された一方、ラジオからは“人を励ます情報”が流れていたことを覚えています。

古賀:

言葉に込められた感情を最も伝えられるのが“ラジオ”なのではないでしょうか。耳だけで聴く言葉だけのメディアだからこそ、よりダイレクトに感情が伝わる。被災地に取材に行った際、携帯ラジオを差し上げた被災者の方に「今までで一番嬉しいプレゼントです」と言われ、改めてラジオの重要性と責任を感じました。

増山:
私は震災以降、被災地を度々取材するようになりましたが常に大切にしているのは“その地で生活する人々のそのままの声を届ける”ということ。現地の方の言葉こそが、最も現実を伝える力があると考えています。特別番組が賞を頂いたのも、3年に渡り現地取材を続ける中で“人と人との繋がり”が生まれたお陰だと感じます。また、“悲しみ”と“復興”の両面に寄り添うよう心掛けています。今後も復興支援番組として、被災地と日本の未来が見えてくるような番組にしていきたいですね。
佐久間:
振り返るだけでなく、震災の経験を今後に活かしていくことも大切ですよね。TOKYO FMでは、防災協定の締結を活用して災害時に情報を伝えているほか、「LOVE&HOPE~防災ハンドブック」2015年版も古賀さんと増山さんが作成しています(3月発行予定)。震災前から震災後まで“継続して伝え続けていること”もTOKYO FMならではの活動だと思います。
TOKYO FMって女性にとってどんな会社?
佐久間 晶子(2001年入社)
古賀:
TOKYO FMの報道・情報センターには、”アナウンサーだけ”を担当する人はいません。アナウンサー・記者・ディレクターとして、企画立案から取材制作、そして放送で伝えるところまで、全てを担当します。JFNネットワークを活かして全国にも発信できますし、こんなにやりがいのある仕事はないと思っています。
増山:
TOKYO FMの特徴は、一人ひとりに任される仕事の権限が大きいということ。自分のアイデアを持っていて、何かをやりたいという気持ちのある人には良い環境だと思います。どの部署においても、周りの人も応援してくれるし、それを歓迎する風土があるのでは。
佐久間:
男女によって仕事に差があることはない会社だと思います。育児休業からの復職後も責任ある仕事につかせてもらえ、そういう意味でキャリアが途絶えることはないし、頑張る気持ちさえあれば、母親になっても第一線で働いていける会社です。育児と仕事の両立は難しい面もありますが、悩みながら進んでいく中で、「お母さんは、こんな仕事してるのよ」と誇らしく子供に言えるのは嬉しいですね。
古賀:
私は子育てしながら働く中でタイムマネジメントを以前より意識するようになりました。小さな子供がいると時間にはどうしても限りが出てきます。時間を有効に使うためには?と考えるようになり、仕事もよりスムーズに運べるようになったかなと。子供を産んでも働くことで、“お母さん”ではなく“個人”としての自分でいられる場所も持てるというのも、私には大きいです。
増山:
私は、出産・子育てを通して社会で足りないと感じた制度を取材するなど、取材のテーマが広がりましたね。
また、仕事を通して素敵な方々に出会えるので、彼らがどのように育てられたかを聞いては育児に活かしています。仕事でのプロデュース力も、育児に繋がる気がします(笑)
世の中に何かを伝えていける人になろう
座談会
古賀:
「LOVE&HOPE~防災ハンドブック」は、私たち母親の目線で作ることを大切にしています。家族ができたことで、“大切な人の命を守る”という防災の核をよりリアリティを持って感じるようになりました。こんな風に、自分の言葉で自分の見つけてきたものを伝えたいという想いがある人にはTOKYO FMは適した会社だと思います。
増山:
好奇心旺盛で「世の中がこういう風になったら、もう少し良くなるんじゃないか」という想いを持った人、常に自分の生活の中からそうしたことを見つけようとしている人に、ぜひ入社して欲しいなと思っています。
佐久間:
今の時代は、何事においても女性の感性が求められていると感じます。そして、学生の皆さんには、何をやりたいかの意思を持って欲しいですね。どんな仕事でも、創り出すことは、自分の意思がないとできないですから。ラジオ局という枠組みを外して考えられる人、常識を変えてくれる創造力の原石を待っています。