社員インタビュー

社員座談会-プロデュースする仕事編

異なる部署で活躍する入社2年目の社員2人が集合。
その2人の先輩にあたる社員が、彼らの「学生時代」や「就職活動」、そして「今の仕事」についてインタビューしました。

  • 上原 巧
  • 上原 巧
    (2002年入社)
  • 営業局首都圏営業部リーダー。入社後4年半、エンタテインメント事業部でイベントを企画・制作。以降、本社及び関西支社での外勤営業、営業デスク等を経験。現在は、主に首都圏を商圏とするスポンサーを中心にセールスを行う傍ら、後輩への指導を行っている。
  • 大江剛史
  • 大江 剛史
    (2015年入社)
  • 編成制作局編成制作部の番組制作AD(アシスタント・ディレクター)。主な担当番組は、平日ワイド番組「クロノス」、「Skyrocket Company」など。全国ネットのコーナー番組「あぐりずむ」では、ADではなくディレクターとして制作全般を担当している。
  • 岡田啓輔
  • 岡田 啓輔
    (2015年入社)
  • 営業局営業部所属。生命保険会社や建材メーカーなど、様々な業界の企業を担当し、番組やイベントを通じた企業ブランディングを提案・実施している。
1.好きなことに向き合っていた学生時代
上原 巧
上原:
二人は4月から3年目?ついこの間まで新入社員だったのに、早いね!まずは就活から入社までの話を聞いていきたいんだけど、学生時代の話から聞こうかな。学生時代は何をしていたの?
岡田:

大学ではゼミの活動に力を入れていました。2年生の時に入った「メディアと社会心理学」のゼミでは、「メディアの表現と受け手の性格などの間にはどんな関係があるのか」といった内容を、研究していました。研究のために雑誌やTwitterなどに触れる機会があったのですが、それがきっかけで、ラジオ局などメディア企業を「将来働きたい場所」として意識するようになりました。3年生になると、そのゼミと並行して労働経済学のゼミにも入りました。

上原:
就活はどんな風にやっていたの?
岡田:
僕は中学受験のためにこども向けのニュース番組を見始めた頃からメディアがずっと好きだったので、テレビ局やラジオ局を受けていましたが、競争率が高いので諦めの気持ちもあり、3年生の時に様々な企業でインターンシップをした中で、ビジネスモデルに興味を持った通信系の企業なども受けていました。
上原:
就活マニュアルみたいなものは読んでいたの?
岡田:
マニュアルは読んでいないです。先輩はどういう風にやっていたのか、という情報をいっぱい集めていました。突飛な自己PRエピソードを持っていないと目立たないとか、エピソードは3つ持っていなきゃいけない、という噂もありますが、僕が就活時代に持っていたエピソードは2つだけでした。労働経済学のゼミでグループディスカッションの進行役をやっていたという話と、予備校のチューターのアルバイトで100人と面談をしたという話です。その2つだけのエピソードを使って自分を表現するしかないと思って、自分はこれで何をしたのか、何を考えたのかということを丁寧に掘り下げていきました。
上原:
大江君はどんな学生時代だった?
大江:
僕は文系の中で就職が有利だと言われた経営学部に入ったんです。そこで3年間勉強したのですが、授業が面白いと感じられなくて。どうせ時間を使うなら好きなことに時間を使った方がいいと思い、考古学の学部に転部しました。そこから3年間考古学を勉強しました。
上原:
僕と一緒だ、経営学部。僕も就職に有利って言われて入ったけれど、結局、学生時代はアメフトしかしていなかった(笑)。考古学ってめずらしいね。就活はどんな風にやっていたの?
大江:
就活については、僕はあんまり考えていなかったです。岡田君みたいにインターンはしなかったし、合同説明会にもあまり行かなかったです。僕は映画とか音楽・ラジオが大好きで、学校での勉強以外はずっとそれらに触れていたので、就活の面接ではそういった好きなものについてしゃべるのがいいなって思って。だから、映画制作会社とラジオ局を受けようと思いました。インターネットで映画の会社を調べて、手掛けている作品を見て、面白い作品を撮っていれば受ける、といった感じです。TOKYO FM以外に映画制作会社も決まっていましたが、毎日映画の仕事をするよりも、いろいろな分野のことを扱えた方が後々自分のためにいいかなと思い、TOKYO FMに入社しました。
上原:
なるほどね。たしかにメディアが取り扱う情報は幅広いからね。それで、面接ではどういう話をしたの?
大江:
僕が映画会社を受けた時は、面接官の人と映画の話だけでただ盛り上がって、いつの間にかトントンと選考が進んでいました。TOKYO FMの時も、「そんなジャンルの音楽聴くんだ、いいねえ」と、音楽の話をした記憶しかないです(笑)。自分が好きだったものを語って、結果それがうまくはまったというか。事前に自分で話す内容を準備するのではなく、まっすぐに自分のやっていたこと、好きなことを話したのが良かったのではないでしょうか。
2.学生から社会人になって感じたこと
大江剛史
[入社して初めて分かったこと]
上原:
社会人になってみて、今どう感じているのかな?
岡田:
まだまだ、わからないことだらけです。先輩からは仕事が1周するのに3年から4年かかると言われているので、今はわからないなりにやるしかないんだと思っています。とにかく、1人の力だけでは物事は動かないんだなと感じています。企業へ企画のプレゼンをしたり、番組制作チームに企業の想いや提供意図を説明したりと、伝える相手がたくさんいるから、彼らとの共通理解無くしては仕事がうまくいかない、ということがほんの少しずつですがわかってきました。
上原:
そうだね。営業マンは企画を実現するために、ハブとなって、クライアント、広告会社、番組制作チーム、CMディレクター、WEBディレクター、イベント会社など、多くの人に情報を伝えて、協力してもらわないといけないからね。コミュニケーションってすごく大事だよ。大江君は?実際に番組を作ってみてどうだった?
大江:
自分が作った番組が流れているのを聴くと単純に嬉しいです(笑)。あとは、番組制作だけじゃなくて、イベントを作ったり番組ホームページの記事の原稿を書いたりと、入社前は番組を作るだけだと思っていましたが、本当にいろいろなことをさせてもらっています。
上原:
そうだよね。20年くらい前ってネットもこんなに充実してなかったから、ラジオ局の制作者って番組しか作っていなかったと思うけれど、今は大体どの番組にも番組ホームページがあるし、イベントも結構あるよね。制作も守備範囲が広くなっているね。
[仕事とプライベート]
上原:
社会人になってから、変わったことってある?
岡田:
僕は社会人になってから生活リズムが正しくなりました。
上原:
僕も会社に入ってから、生活は規則正しくなったなあ。あとは、自分の時間、自分のお金、自分の考えが増えた。学生時代は、なんだかんだいって親に守られていた部分があるけれど、社会人になると自己責任が増える。
岡田:
あと、休みの日に外に出るようになりました。社会人になってから、休みは週に2日だけしかないから、寝ていたら終わっちゃうと気付いて。外に出ることが、楽しいと気づきました(笑)。
大江:
制作だと平日のオンオフがカチッとしてないんですよ。外で街頭インタビューを取っている時間もあるのですが、苦ではないので。それを仕事と呼ぶのか、いまだにわかっていないです。 BGMを作っている時とかも、「これ楽しいけれど仕事なのかな」と思っていたり。
上原:
好きなことや興味があることの延長上にある仕事は楽しいかもね。営業の場合はオンとオフがきっちり線引きできる。ただ、休みの時のインプットが仕事につながることもある、というのは同じかもしれないけれど、遊んでいるのか、仕事しているのかわからない状態っていうのは、制作ならではかもしれないね。
岡田:
TOKYO FMでは新しいものに触れることが奨励される風潮がありますよね。その上で、新しいものに触れてどうだったの?と感想を求められることが多いように思います。
上原:
そうだね。番組がターゲットとしているのは、あなたたち若い世代だからね。よく聞かれるでしょ?何が流行ってるの?とか、最近の楽しいことは?とか。放送局で働く上で、常に自分の軸は持っていながらも、いろいろなところにアンテナを張っておいた方がいい。興味が無いことにも触れておくことも大切だし。あの話題の映画は観ておかなきゃとか、新しいCMは知っておかなきゃとか。取引先の人たちは、ラジオ局の人、メディアの人ってそういうのを知っていると思って接してくるから、そこには最低限応えていかないといけない。その上で、自分の専門分野があるのはいいことだよね。
3.仕事のやりがい、醍醐味
岡田啓輔
上原 :
今までで一番楽しかった仕事は?
岡田:
こどもの日に「親子で聴きたい曲」のリクエストを募る音楽番組をやりましょう、という提案をして、それが実現できたことです。自分で内容を考えて、社内を調整して、それをクライアントに提案して……。実現して放送に立ち会った時は、すごく嬉しかった。
大江:
一番を決めるのは難しいですが、僕は最近、一曜日を担当している全国ネット番組「あぐりずむ」で、収録から完パケまでをやらせてもらっていて、出来上がった番組素材を先輩に確認してもらっているのですが、最近はダメ出しが少なくなったことが嬉しいことかな。
上原:
最初はダメ出しが多かったの?どんな指導があったの?
大江:
最初は、例えば、フェードアウトが急すぎる、ナレーションや曲を入れるタイミングが悪い、とか。あとは選曲で自分の趣味が出すぎ、とか(笑)。今は自分の趣味ではなく、リスナーや番組の流れを意識した選曲ができるようになってきたと思います。最近では新譜を全部チェックして、自分の趣味ではない曲もプレイリストにたくさん加わっています。あと、全国ネットの番組では、東京だけではなくて、地方のリスナーにはどう聴こえているのか、ということも意識します。僕は地元が岐阜なので、両親が聴いていたらどういうふうに感じるかな、とか。
完パケ 収録した音声素材を編集して、放送できる状態に仕上げること。
4.こんな後輩に入社してほしい
岡田:
僕は自分の好きなことを喜々として語れる人に入ってもらいたいです。好きなことを熱く語れると、その場が盛り上がって、新しいアイディアが出てくると思うんです。自分が作った番組、企画を語る時に、説得力が出てくる。自分も今はまだうまくできないけれど、そういう人に会社に入ってもらって、刺激を受けたいです。
大江:
今の制作の社員は趣味とかもバラバラで、こういう人がいい、というのは特にないのですが、制作は超真面目だとつぶれちゃうと思います。情報は生モノだから、なにが起こるかわからない。臨機応変に要領よくできて、力の入れ具合、抜き具合を自分でうまく調整できないとしんどいかも。能力とか知識とかは、僕自身なにも知らず入社して、一から学んでいます。特にこの能力がないといけない、というのは無いと思います。
ただ、ラジオは、ハッピーな人ばかりが聴いているわけではありません。だから、いろんな境遇、いろんなメンタルのリスナーに寄り添うために、作り手は、傷ついたり、挫折したり、失敗した経験があるほうがいいと思います。
上原:
そういうのは大事。ラジオは人の心に寄り添うメディアだからね。人の心に響くコンテンツを作るのって、本当に難しいと思う。僕は、なにかを乗り越えた経験のある人に入ってきてほしいな。これなら負けないというものがある人。人と話をするのが好きな人。それと、飲み会の幹事をするのが得意な人(笑)。これって意外に大切で、スケジュール調整をしたり、人の好みをリサーチしたり、いろんな対人スキルが磨かれるから。最近の新入社員はこれが苦手な人が多いように思う。みんな真面目だから、大学生の時に一通りの遊びを経験していないのかなって心配になる。よく遊ぶ人ほど、仕事に入った時にうまく切り替えられていたりするからね、遊ぶのも大事だよ。
いろいろ理想を言っちゃったけれど、この会社にはいろんな個性の人たちがいるから、いろんな性格の人に入ってきてもらって、お互いに良い刺激をし合えて、成長していければいいなって思うよ。2人ももっと遊んで、個性を出していってね。
大江・岡田:
はい(笑)。