TOKYO FM新卒社員採用

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INTERVIEWインタビュー

田中雄都<
編成制作局 制作部 大江剛史
プロデューサー・ディレクター。主な担当番組として、『クロノス』、『あぐりずむ』など。
編成制作局 制作部 田中菜穂子
2019年より現部署に異動。主な担当番組は『高橋みなみの「これから、何する?」』など。

編成制作の社員に聞きました!
リスナーとの絆を大切にするTOKYO FMの番組作りを担う社員にどんな想いで仕事に携わっているかインタビュー。

大江剛史
―担当業務について
(田中)私は昨年の12月まで、編成部で広報を担当していました。決算や人事異動といった全社的なものから、新番組や新コーナーの開始、ゲストのお知らせといったコンテンツ関係まで、TOKYO FMのあらゆるお知らせを社内外に発信していく仕事です。既存のリスナーのみならず、ノンリスナーにも情報を届けるために、プレスリリースを出したり、自社以外の媒体に情報を露出させるように働きかけたりしていきます。 (大江)『木村カエラ cosmic☆radio』のAD(アシスタントディレクター)、朝のワイド番組『クロノス』などのディレクター、『あぐりずむ』や深夜の特別番組『夜光虫』のプロデューサーなどを担当しています。
―コンテンツや情報を発信する際に心がけていること
(大江)朝のワイド番組『クロノス』の場合、情報番組なので、間違ったことを伝えないということを大前提にしながら、選曲は歌詞やメッセージがニュースに関連するように心がけています。予定していた内容だけでなく、放送直前に起こった出来事も柔軟に取り入れていくようにしているので、選曲が放送の直前になることがあります。具体例を挙げると、プロ将棋棋士の藤井聡太さんが昇段したというニュースが入った際には、パーソナリティの中西哲生さんとも相談して、将棋をテーマにしたアニメーションのオープニングテーマをかけたことがあります。 日本の農業を応援する番組『あぐりずむ』の場合はまた視点が少し違って、リスナーの生活がほんの少しでも変わるようなネタを取り上げるようにしています。例えば、聴き終わった後に「食べてみたいな」と思ってもらえるような旬の素材を取り上げることがあります。また、農業を身近に感じてもらうことも番組の役割なので、社会的に盛り上がってきている「農福連携(農業と福祉の連携)」を何度か取り上げています。 (田中)番組の広報の場合、その番組のターゲットに親和性が高い媒体を選定して、戦略的に情報発信するようにしています。例えばワイド番組『高橋みなみの「これから、何する?」』の場合、リスナーは20代女性が多く聴いている番組なので、キラキラしたものやファッションに興味があり、人生の転換期を迎えている時期の女性が触れるメディアと親和性が高いと考えられます。そういった雑誌やWEBメディア等を日々研究して、マッチングさせていてきます。 昨年から放送している特別番組『村上RADIO』では、放送の度(注)に広報活動に注力しているのですが、Twitterを見てみると、「放送をリアルタイムでは聴き逃してしまったけれど、このメディアの記事を見たから思い出してアプリで聴いた」という内容の投稿している人もいらっしゃいました。リスナーの皆さんは毎日忙しくそれぞれの生活があるので、四六時中TOKYO FMを聴いているとは限りません。自社の放送内で告知することはもちろんですが、他の媒体でも取り上げてもらうことも重要です。ラジオを聴いていない方は世の中にたくさんいらっしゃいますし、制作チームが心を込めて作っているものなので、1人でも多くの人に届けたい、という想いで広報業務に取り組んでいました。
注:2019年8月の初回放送から数えて第4回まで放送(2019年2月末時点)。
ソニーパーク
―リスナーとのタッチポイントの重要性
(大江)『クロノス』では昨年の10月に、番組としては10年ぶり、銀座ソニーパークスタジオからとしては初の公開生放送を実施しました。これまでリスナーの方々との交流イベントは実施していましたが、その時に会える人数はせいぜい10名程度。どんな人が聴いているのか、メールやSNSなどの文字上でしかわからない状態でした。実際に放送してみると、想像以上にたくさんのリスナーが集まってくださったんです。 (田中)あの時は、100名以上は来ていましたよね。朝6時から9時前までの時間帯で、しかも銀座が勤務先でもないのにわざわざ来てくださって、すごかったですね。 (大江)自分が携わっている放送に、これだけ多くのリスナーの方々が集まってくださるんだなと、とても嬉しかったです。普段は実感できないことなので。これまで以上に仕事のやる気が出てきました。
(田中)12月に実施した『Skyrocket Company』のホリスペ(ホリデースペシャルの略:祝日に放送する特別番組の総称)もたくさんのリスナーが集結して、銀座ソニーパーク内は黒山の人だかりでした。銀座ソニーパークの運営会社の方が「階段で転んでけがした人がいなくてよかったです」とおっしゃるほどの混雑ぶりで、スタジオオープン以来の集客数だったと思います。元々『Skyrocket Company』は渋谷スペイン坂スタジオから毎日公開放送を行っていたのですが、2016年にパルコの建て替えに伴いスタジオをクローズして以降、リスナーはパーソナリティのマンボウやしろさん、浜崎美保さんに会いに行けなくなってしまったんです。それが数年振りに2人に会える!ということで、リスナーのみなさんの期待がとても高まったのだと思います。当日は子ども連れのお母さんからビジネスマンまで様々な人がいて、リスナーのみなさんはパーソナリティと会える場を待っているのだということがわかり、リスナーの方々とのタッチポイントを作ることの重要性を実感しました。 (大江)今後もこういった公開放送を定期的にやっていきたいです。ちなみに、『Skyrocket Company』では1月にリスナーの方々との新年会イベントを行って、200名近くのリスナーが集まりました。
ソニーパーク
―リスナー以外とのコミュニケーション
(大江)『あぐりずむ』では、こちらからアプローチして取材をさせてもらうのを基本としています。最近取材のために農家の方に電話をすると、「番組を聴いています」と言われる機会が増えてきました。ある時は箱いっぱいのカリフラワーを送ってくださった農家の方から、「ぼくのところを取材してください」と逆アプローチされることがありました。認知度が上がっていることをすごく感じますね。(田中)新聞社のラジオ、放送局担当記者さんや、新たな媒体の方とお会いするときには、どんなジャンルの音楽が好きなのか、どんなものが好きなのか取材しておくんです。例えば、取材の中で番組『あ、安部礼司』が好きだとわかれば、『あ、安部礼司』に関係するイベントは、たとえ記事にならないとしても積極的にお知らせをするようにします。自分のことを覚えていて、自分が好きな番組のイベントに呼んでくれるのは、記者さんに絶対にマイナスに思われません。こうしたことを通じてつながりができると、好きな番組以外のイベント等について取り上げていただくきっかけにもなります。記者の方々は常にアンテナを張って記事のネタを探していらっしゃるので、その方の嗜好なども考えながらこちらから記事になるネタを提供すると、喜んでいただけます。例えば番組収録時の裏話などを提供すると、記者さんが記事に書けることが増えていくので、記事の面積が広がることにもつながるのです。そういうことを考えながら、どの記者さんにどの情報をお伝えしたらより大きく取り上げてもらえるかなと、広報活動をしています。
―今後の目標
(大江)どの担当番組でも、取り上げるテーマについてまったく知識がない人が聞いていると思って制作しています。5分番組でも30分番組でもその長さにかかわらず、聞いた後に「へー」と思ってもらえるような要素を入れるようにしています。また番組にもよりますが、笑いの要素もなるべく入れるようにしたいですね。情報番組の場合、ニュースが硬い内容になるので、メッセージテーマは笑いの方向に行けるようなものを選んで全体のバランスをとっています。(田中)この1月からプロデューサーを担当している『高橋みなみの「これから、何する?」』は今度の4月で4年目を迎えるのですが、パーソナリティの高橋みなみさんは27歳になってアイドルからタレント、歌手、一人の大人の女性としてご自身の転機を迎える時期にきているのかな、と思います。番組も転換期として、同世代の女性に共感してもらえるような番組にもっとしていきたいですね。また、高橋みなみさん自身、この番組を通して同年代アーティストの知り合いが増えてきたので、そういった方々をゲストにお呼びして「高橋みなみのこれなに?フェス!!※」第2弾を開催したいと構想中です。これからますますリスナーを増やしていきたいと思います。
※2018年5月に都内で開催した番組初のLIVE & TALKイベント。パーソナリティの高橋みなみさんはMCだけでなく歌も披露した。
田中菜穂子
―学生の皆さんへのメッセージ
(大江)これを読んでいる方の中には、今ラジオを聴いていないという方もいらっしゃるかもしれません。だからといって、ラジオ局で活躍できないということではありません。入社してからでも勉強はできますし、何も知らないことが武器になる場合だってあります。僕は大学時代にラジオ制作とはまったく関係ない考古学を勉強していましたが、『クロノス』で古墳を取り上げたときは、母校の教授に電話をつなぐことができました。特に制作の場合、一つの番組での経験したことが、他の三つの番組で活かせるということもよくあります。 世の中では就活マニュアルが出回っていますが、それを一生懸命読むよりも、自分の言葉で語れる好きなことを持った方がいいと思います。何でもいいから遊んでおくこと。そして、自分で得意だなと思えることがあること。これらは将来必ず役に立つと思います。(田中)音楽が好きな方が絶対にいいです。それに加えて、ある程度ミーハーであることが当社では求められると思います。世の中の関心事にビビットに反応できるアンテナがある方がいいですし、そういう方々と働きたいです。これを読んでいるみなさんには、学生のうちから、直感に従って、自分の興味があることを気の向くままにやっていただきたいと思います。

2020年度社員インタビュー

2019年度社員インタビュー