今月の旅人
小松亮太(バンドネオン奏者)

バンドネオン奏者の小松亮太さんが、香川県の島、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島へ旅をしています。壺井栄の小説『二十四の瞳』、その映画の舞台となった海辺の校舎の教室で、緑の稲穂が揺れる棚田を見渡す神社の庭で、瀬戸内の静かな青く輝く海を見渡す浜辺で、小松亮太さんはサウダージの調べを奏でます。島人たちに出逢い、言葉を交わし、島の伝統に触れ、その香りと味に感動して……。小松亮太さんがバンドネオンをつれて、島を旅します。