NAGOMI Setouchi

2019
08/31

瀬戸内国際芸術祭 edition
Setouchi Triennale 2019
「豊島編④」

もしあなたが鳥になり、瀬戸内の空を飛んでいけば、あまりに美しいその景色に涙を流すことでしょう。青い湖のような瀬戸内海に、ぽこぽこと浮かんでいる島々。陸地には森や田畑が広がり、穏やかな海には漁船が行き交います。瀬戸内を旅すると、あなたは、海と山とがかくも近くに存在し合っていることに気づくでしょう。山が雲を集め、雨を降らせ、森を育み、流れる川は海へと注ぎ込みます。いのちの繋がり、多様性・・・瀬戸内は、そんなことを教えてくれます。シルクロードの命名者として知られる、ドイツの探検家・地理学者、フェルディナンド・フォン・リヒトホーフェンは、明治維新直後、瀬戸内を旅し、日記にこう書きました、「これ以上のものは、世界のどこにもないであろう」

瀬戸内国際芸術祭2019の夏会期が始まりました。瀬戸芸スペシャル・ナビゲーターの前田エマさんは、瀬戸芸の舞台となる島や町、集落を訪れ、取材しました。今週も、豊島を旅します。
「瀬戸内国際芸術祭2019」

「テシマサイト」主宰、豊島の名ガイドであり、瀬戸内の島々のメディア・コーディネイターとしても活躍する、森島丈洋さんの案内で、前田エマさんは豊島を歩いています。猫もたくさん。

「海のレストラン」へやって来ました。
「海のレストラン」

まるで、海の上に浮かんでいるような場所です。目の前には小豆島があります。

そして……やって来たのは、豊島の名店、人気店「いちご家」! いちご農家さんが、いちごにこだわってオープンした、まさに、「いちご好きのためのいちごの店」!
「いちご家」

悩みます……

いちご農家で、「いちご家」を営む、
多田初さんと。

夕方。家浦港へ戻ってきました。そろそろ高松へ帰る時間です。

森島丈洋さん、たくさんお世話になりました。ほんとうにありがとうございました。また来ます!

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