ショウ どうも!OKAMOTO’Sのオカモトショウと!
コウキ オカモトコウキです!
ショウ 未来に残したい新定番フューチャースタンダードを提案していくカルチャープログラムOKAMOTO’S SHOCK THE RADIOです!今回も早速ゲストの方々をご紹介しちゃいましょう!KIRINJIの堀込高樹さんです!
堀込 どうも!
一同 よろしくお願いします!
堀込 初めましてですね。
ショウ・コウキ 初めまして〜!
ショウ お会いできて嬉しいです。ありがとうございます。KIRINJI、11月20日に、14枚目となるアルバム『Cherish』がリリースされました。おめでとうございます。
堀込 ありがとうございます。
ショウ デビュー21年目、14枚目としてのアルバムなんですね。
コウキ 去年が20周年だったんですね。
堀込 そうそう。で、兄弟の頃からのアルバムと通算すると14枚目ってことなんですけど、今の編成になってからは4枚目で。
ショウ もう4枚なんですね!めっちゃ良かったです!コウキさんも聴きましたか?
コウキ めちゃくちゃ良かったです…!
堀込 ありがとうございます…!
コウキ 先行配信というか、先の「killer tune kills me feat. YonYon」の時からヤバイなと思っていて。もちろん編成が変わって、だんだんと積み上げてきて、よりなんか…最初の頃は個性のある人が集まって、それぞれの個性を発揮している感じだったんですけど、もっと一つのバンドっぽいというか、一つのグループっぽくなっているなっていう印象があって。
堀込 そうですね。その前の前のアルバム(『ネオ』)では、コトリンゴが参加していて彼女が曲を書いたり、千ヶ崎(学)くんっていうベースの子が曲を書いたりっていうこともあったんですけど、前作(『愛をあるだけ、すべて』)からほぼ僕が書くようになって。いろんな側面があるのもいいけど、もっとアルバムとしてするっと聴ける物のほうが、そういうのってあんまり作ってないなと思って。
コウキ なるほど。
ショウ 1曲目からガツンと、KIRINJIのイメージの良いところと今っぽさの融合っていうんですか?今っぽいっていうとすごい雑なんですけど…(笑)
堀込 でもその通りだよ。
ショウ スゲエなって思って、衝撃を受けました。
コウキ アップデートされているね、ちゃんと全部が。
ショウ そうそう!それがむちゃくちゃカッコイイなって思いました。
コウキ 歌詞もそうで。今っぽいっていうと語弊が…(笑)
堀込 別に語弊はないと思うけど(笑)
コウキ なんかね、僕らの感覚からしても入ってくるというか。
堀込 そう、分かるんだ。
ショウ 時代の最新っぽいっていうか新譜感っていうのがありますよね。
堀込 嬉しいですね。
ショウ それに今回…ラッパーですね、YonYonさんだったり、鎮座DOPENESSさんだったりとかをフューチャリングされていたりとか。どういう流れだったんですか?
堀込 えっとYonYonは、彼女の歌をラジオで聴いて…韓国語のラップが始まったな…あっカッコイイなと思ったんだけど、聴いてたら途中から日本語になって、あれ?同じ人だよな?ってなって、両方いける人がいるんだすごい…YonYonっていうんだって思った矢先に、ちょうど彼女がInstagramをフォローしてくれて。これ、あのYonYonかな?と思って返したら、「そうです!私がYonYonです!」みたいなのが来て…(笑)
ショウ すごい!インスタ上で。
コウキ じゃあ本当に地下のコミュニケーションというか。
堀込 それでお願いしたんですね。
コウキ 一番健全な流れですね。そんな感じがします。
ショウ 分かる。いわゆるオフィスを通してっていうんじゃないね。
コウキ やりたいから一緒にやるっていう形が一番いいし、だからこそハマっているんじゃないかなと。
ショウ 今回レコーディングってどういう感じで進めてったんですか?割とデモをガーッと作ってって感じだったんですか。
堀込 基本的に結構作り込んだデモを仕上げて、メンバーの皆さんに聴いてもらって、レコーディングに入る時点でどういう録り方をするかもだいたい決まってるんですよ。今のKIRINJIの場合、いっせーので録ることはほぼ無くて。というのはドラムとベースのスケジュールが合わない(笑)
コウキ なるほど(笑)
ショウ 単純にね!
堀込 スタジオの予定と、エンジニアと、2人のプレーヤーの要するに4項、これがなかなか合わない。
ショウ 難しいですね。だったら別々に少しずつ進めていったほうがっていうね。
堀込 そもそも、そこから始まってるんですけど、いつもだったらドラムをクリックを聴いて演奏するっていうのが普通なんですけど、前作からまず最初にキック(バスドラム)を録って、そこでもう貼っていくんです、グリッド上に。
ショウ・コウキ へぇ〜!
堀込 生音なんだけど、マシンみたいな正確さがある。その上でハットとスネアを叩いてもらうのね。そうするとスクエアなんだけど揺らぐところは揺らぐ。
ショウ すごい!
コウキ むちゃくちゃいい。
ショウ 感じてたんですよ、スクエアだけど揺らぐのを。
コウキ 半分機械って感じてて、まさにそういうことだったんですね。
ショウ じゃあ手法で作っていった…生み出していったってことなんですね。
コウキ それやってみたいです。
ショウ 今までもそういうやり方だったんですか?
堀込 このバンド編成になる前は割とそういう感じだったけど、よりサウンドが生っぽいサウンドに志向していったと思うんですけど、最近はエレクトロっぽい要素も増えてきて、いかにも打ち込みっぽいビートっていうのもあまりためらわずに使うようにですね。
ショウ そうなんですね。パッと聴きの肌触りっていうんですか?ベッドルームミュージック感もあるんですけど、でもやっぱりKIRINJIなんですよね。だからそこが結構すごいなと思って。カッコよかったです。
コウキ そうですね。
ショウ それではこの辺りで1曲聴いてみたいと思います。
ショウ 今回はこの3人でお送り中、OKAMOTO’S SHOCK THE RADIO。この番組は「フューチャースタンダード」をテーマに、未来に残したい名曲や名品を提案しています。ということでここからは堀込さんが選んだ、「未来に残したい1曲」を披露してもらいます。
コウキ 1曲っていうのがまた難しいんですよね。
ショウ そうなんですよ。でもすごい楽しみにしていたんですよ!堀込さんが何を選ぶんだろうって。まずは曲を聴いてからお話しお伺いします。
ショウ 聴いてもらったのは、KIRINJIの堀込高樹さんが選んだ「未来に残したい1曲」、左とん平さんで「とん平のヘイ・ユー・ブルース」でした。
一同 めちゃめちゃ…!
ショウ カッコイイですね!
コウキ カッコよかったですよ!
ショウ 盛り上がるところが…!
堀込 グッと来ますよね!
ショウ 泣きますね!男泣きしちゃうやつですね!
コウキ 歌詞も泣けますね、歌詞良かったです。
ショウ 選ばれた理由っていうのをなんとなく。
堀込 未来に残したい曲ってよくあるじゃないですか。そういう時に、有名な曲は勝手に残るから。
ショウ みんな聴きますからね。
堀込 みんな聴くからいいじゃんって、「Let It Be」とかね。
コウキ 間違いなく残る(笑)
堀込 だったら微妙なライン、これ残らないだろうなっていうところをここで紹介したほうが面白いなと思って…。
コウキ すごく良い選曲です。
堀込 思ってた矢先に、BSで『ムー』ってドラマ知ってます?郷ひろみと樹木希林が出ていたドラマがあったんですよ、昔。
ショウ・コウキ へぇ〜!知らなかったです。
堀込 コミカルな感じでミュージカルっぽい曲もあって、伊東四朗とかも出てて。それが今、再放送されていて見てたんです。そしたらそこに、左とん平さんが出ていて。もう亡くなられてるんですけど、とん平のヘイ・ユー・ブルースだ…!かけよう!と思って!これしかないと思って!
ショウ なるほどね!
コウキ 間違いないっすね!
堀込 多分、OKAMOTO’Sの面々も古い音楽も好きだから、こういうの好きだろうなと思って。
ショウ (笑) 好きです!
コウキ 好きですね。
ショウ ただ、「とん平のヘイ・ユー・ブルース」はもちろん名前は知っていたし、友達のDJがどこかでかけてるなとか、こんなカッコイイ曲があるんだって思ったことはあったけど、あったがしかし、言われてパッと曲が頭の中に鳴らない感じみたいなのがあったんですよ。
コウキ これまた再評価されて、みんながこれ良いって言ってるような曲でもあるし。
ショウ 音も良いですね、ミックスというか。
堀込 アイザック・ヘイズ感というかね。
ショウ その頃の、スタックスとかモータウンの感じというか。
コウキ ありますね。
ショウ やっぱりブラックミュージックかっけぇってなってたのかなぁ。
コウキ コミカルなところにブラックミュージック来ますよね。
ショウ ドリフとか。
コウキ ドリフも演奏が良くて、後ろでかかっていうトラックがカッコイイっていうのもありますけど、なんかそういう親和性があるのか分かんないけど。
ショウ いいですね!これSpotifyとかにも入ってるらしいですね!
堀込 ねえだろうなと思って一応調べてみたんだけど、アナログ盤持っていかなきゃいけないかなめんどくさいなと思ってたんだけど、あった!
ショウ みなさん、改めてこれ未来に残したい1曲なのでぜひ聴いていただいて!ということで堀込高樹さんが選んだ未来に残したい1曲は左とん平さんの「とん平のヘイ・ユー・ブルース」でした。ありがとうございます。OKAMOTO’S SHOCK THE RADIO、今回はKIRINJIの堀込高樹さんをお迎えしましたが、いかがだったでしょうか?コウキさんはね。
コウキ お会いできてよかったです!
ショウ そうよ、コウキさんはずっと話したかったんじゃないですか?
コウキ そうですね、ものすごく好きなので…(照)
堀込 ありがとうございます。
コウキ 直接、本人の前で言うのが正しいのか分からないですけど、ものすごく昔から聴いてきて大好きだったので、お会いできて嬉しかったです。ありがとうございます。
堀込 ありがとうございます。楽しかったです。
KIRINJIの今後の予定は…!
2020年2月28日からKIRINJI TOUR2020開催。
札幌PENNY LANE24から、沖縄桜坂セントラルまで8ヶ所9公演
東京は渋谷公会堂ことLINE CUBE SHIBUYAでは2DAYS!
ショウ そして、昨年20周年を経て、どうですか?KIRINJIはどこに向かっていく…?
堀込 どうなんですかね?(笑) アルバムができたばっかりなので、どうしようかなって感じなんですけど。
コウキ そうですよね。まずはツアーがあってね。
堀込 まあちょっとシフトチェンジみたいなものをそろそろしてもいいかなと、どういう形かは分からないですけど。まあぼんやり考えてますけどね。
ショウ なるほどね。まずは皆さん、このニューアルバム『』を聴いていただいて、そしてツアーに足を運んで頂けたらと。
堀込 そうですね、よろしくお願いします。
ショウ OKAMOTO’S SHOCK THE RADIO、本日のゲストはKIRINJIの堀込高樹さんでした!
一同 ありがとうございました!!
ショウ OKAMOTO’S SHOCK THE RADIO、そろそろエンディングです。よかったね。
コウキ ね、この今流れている「石鹸」っていう曲もちょっとKIRINJI好き感が伝わるんじゃないかなと思います。
ショウ そうですよ。ファン感がね。
コウキ ファン感がね、影響を受けたんだなって。もしKIRINJIのファンの方がいらっしゃいましたら聴いてほしいなと思います。
ショウ コウキさんのソロのアルバムだとなおさらね、OKAMOTO’Sのコウキさんが歌ってるナンバーとか、けっこうそういう影響が出てるんじゃないですか?
コウキ 大好きですね。だから今日は嬉しかったですよ。やっぱりフレッシュ感をいまだに持っているっていうのはすごいですよね。
ショウ 時代をずっとやってこられて、それでニューアルバムがこれだっていうは、なんて言うんだろう…すごい新譜だ、新しいアルバムだって感じがするとさ、やっている意味がすごく分かるというかしっくりくるよね。
コウキ そうそう、だってあれだけ固まっていた2人のところから、本当に新しいバンドみたいな感じで。(田村)玄一さんなんて俺らと同世代で一緒にやってて、こんな内容のアルバムをここで出すっていうのはすごいなって思いました。
ショウ 前へ前へ進み続ける人たちのかっこよさを感じましたね。
ショウ そして、OKAMOTO’S今後の予定ですが、年末、ちょこちょこ大きいのに出たりします。あとは多分、ソロワークスというか、それぞれがそれぞれで動いてることがあるんじゃないですか?
コウキ そうだ!僕1月19日(日)にソロライブの追加公演が京都磔磔でありますので。そっちもよろしくお願いします。
ショウ そうなんだ!行けないなぁ〜俺は。
コウキ 行けないか(笑) まあ無理はしなくていいよ。でも見に来てくれたじゃないですか。この前。
ショウ 行きましたよ、東京。すごいよかった!
コウキ 嬉しかった。ありがとうございます。
ショウ スゲーよかったんで、皆さんそれもぜひチェックしてください。オカモトークQというアプリもありますので。
コウキ OKAMOTO’Sが集っている場所ですので(笑)
ショウ そうですね、よろしくお願いします!
OKAMOTO’S公式アプリ「オカモトークQ」ダウンロードリンク
【App Store(iOS)】
【Google play(Android)】
ショウ 来週はGEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーさんが登場!お楽しみに!それではまた来週会いましょう!バイバイ〜!
OKAMOTO’S SHOCK THE RADIOでは、引き続き皆さんからのメッセージを募集しています。
疑問、質問、リクエストなどなど…!!【 コチラ 】から!