日本の女子プロゴルフツアーも11月末で今期の日程を終え、
先週は日本、韓国、欧州、オーストラリアの4ツアー代表選手による対抗戦、
ザ・クイーンズが行われ、見事日本チームが優勝しましたね!
賞金女王の鈴木愛プロ、そして、最も勝ち点を獲得、
まさにMVPの活躍をした川岸史香プロ、そして、成田ジャパン!
キャプテンを務めた成田美寿々プロの存在感も光りました。
さて、そのザ・クイーンズに先立ち、11月28日から12月1日まで
来年のツアーの出場をかけたファイナルQTが行われました。
この結果次第で2018年の出場試合が決まってくるということで、
結果を受けてのプロの表情はまさに様々。
今年はシード選手としておなじみだった原江里菜プロ、金田久美子プロ
そして、藤田光里プロなどがQT出場となり、また、勝みなみプロなどの「黄金世代」と呼ばれる有望な若手の選手も
多く出場、注目を集めました。
今週はこのファイナルQTから、出場した選手たちの声をお届けしました。
まず、お届けしたのは2017年、QTファイナル最終日を4日間をイーブンで回り33位となった亀田愛里プロ。
この番組にもいち早く出演してくれたことのある亀田愛里プロは、2014年のプロ入り。
この2年間は怪我もあり、出場試合も限られ、苦しいシーズンを送りました。しかし、今回のQTではファイナルに残り、
33位とついにレギュラーツアーにほぼ全試合出場できる、順位を獲得しました。
悔しい思いをした2年間の思いが涙となって溢れてきたのかも、
しれません。2018年シーズンの亀田愛里プロ活躍を見守りましょう!
続いてはQTファイナル4日間、1アンダー22位という成績をあげた江澤亜弥プロ。
愛らしい笑顔が人気の江澤亜弥プロ。プロ入りは2013年。
2016年は苦しいシーズンを送りましたが、今年はレギュラーツアー8試合に出場、3試合で予選突破。ステップアップ
ツアーでもベスト10に2度入るなど復調の兆しを見せていました。
来シーズン活躍を多くのファンが期待しています。
続いては2018年のレギュラーツアー注目の若手選手の一人、三浦桃香選手です。
2018年のレギュラーツアー注目の選手の声。2人目はこのQTでイーブン、34位という成績の三浦桃香選手です。
1999年生まれ、宮崎県出身。168センチの身長を生かしての
ドライバーの飛距離は280ヤード超えという実力者。
7月に行われた今年のプロテストでは1打及ばず合格は
果たせませんでしたが、2018年の活躍が楽しみな選手の一人です。
実は今年交通事故にあい、体調が心配されましたが、34位という
成績で、、ほっとした表情でインタビューに答えてくれました。
2018年、三浦桃香プロとして新たな挑戦が始まります。
11月28日から12月1日まで4日間、兵庫県、有馬カンツリークラブ
で行われた2017年のファイナルQT ファイナルクォリファイリングトーナメント。
一般の観戦は認められていませんが、
会場のクラブハウスには選手の家族、関係者、そして私たちメディアが
数多く駆けつけ、独特の緊張感に包まれた中、選手のラウンドが行われました。
この中で35位以内程度の順位に入ることができれば、シードがなくても
2018年はレギュラーツアーへの出場も可能になります。
ただし、来年からはリランキング制度が取り入れられ、
このQTの順位による出場は6月の前半、アースモンダミンカップまで
となり、その後は前半戦の成績も含めての新たなランキングが
行われます。これによりこのQTファイナルの結果だけがすべてではなく、
この後の女子プロそれぞれのがんばりによってもツアー出場のチャンスを
作り出すことができるようになりました。
QTの結果受けての女子プロ達の女子プロのオフシーズンの戦いは既にスタートしています。