２０１９年もあと１０日ほどとなりましたが、１２月１８日には、今年の女子プロゴルフを締めくくる
ビッグイベント、「LPGAアワード」の授賞式が行われました。




今シーズン、素晴らしい成績をあげた選手、各トーナメントでの優勝選手がドレスアップして華やかなステージに登場しました。



今週は２０１９年の「DREAM SHOT」の締めくくりとしてこのLPGAアワード授賞式の模様と選手の声をお届けしました。





ステップアップツアーの優勝者、レジェンズツアーの優勝者、そして、レギュラーツアーの優勝者など合わせて４１名。

ドレスあり、着物姿あり、韓国の選手は民族衣装で登場したり、一人一人がステージに登場するたびに、会場にはため息がきこえました。

まず、メディアが選ぶ「ベストコメント賞」を受賞したのが、渋野日向子プロです。



これは選手たちが共同会見やインタビューで語った言葉で、最も印象に残るものに贈られる賞です。

今年のLPGAアワード、ベストコメント賞を受賞したのが渋野日向子プロのこの言葉でした！

「新元号、令和になった実感は少ない。

でも、日本人のメジャー優勝は久々です。ただ、私で良かったのでしょうか？」




これは渋野日向子プロが５月におこなわれた「ワールドレディスチャンピオンシップ」の優勝会見で最後に放った一言。

新元号となってから初めての国内メジャーを制覇して、まさに “シブコ節”がさく裂し、私たちに渋野日向子プロの魅力や
言葉の力が強く心に刻まれた一言でした。

続いて敢闘賞を受賞したのは、今年10月の「富士通レディース」でツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たした19歳の古江彩佳プロです。



古江彩佳プロは今年のプロテストに合格した安田祐香、西村優菜選手と同じ“プラチナ世代”のひとり。

富士通レディースでのアマチュア優勝をきっかけに、プロ転向後も「大王製紙エリエールレディス」で4位タイ、

最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップ」で2位タイと何度も優勝争いに絡み、その実力を見せつけました。

黄金世代に続くプラチナ世代も来年は要注目です。


そして、賞金ランキング１位は鈴木愛プロ、和服で登場です！



女子プロのみなさんの華やかな着物やドレス姿に盛り上がったLPGAアワード。
この授賞式に先立って２０２０年のレギュラーツアーの日程も発表されました。
来年はオリンピックの日程の影響があって、２試合が減って全３７試合となります。

オリンピック期間は女子ツアーもお休みですが、そのオリンピックに出場できるプロは誰なのか？？

代表選手が決まるのが、２０２０年６月３０日時点の世界ランキングになっています。

そして、その直前に開催されるのがアースモンダミンカップです。

6月25日から6月28日 まで４日間に渡ってカメリアヒルズカントリークラブで開催されます。

来年の賞金総額は、なんと！ツアー最高の２億４千万円。

オリンピック代表選手が決まるランキングにアースモンダミンカップが大きな影響を与えることは間違いありません。

２０２０年、年が開けるとこのアースモンダミンカップまでの半年間、厳しいオリンピック代表への戦いがスタートします！