女子プロゴルフツアーは今週、茨城ゴルフ倶楽部を舞台に、
２０２１年の最初のメジャー大会、
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップが開催中です。

２日間の予選ラウンドを終えて、今日からは決勝ラウンド。
いつもはゴールデンウィーク期間の開催ということもあって
たくさんのギャラリーの方で盛り上がる大会ですが、
残念ながら無観客で行われています。



まず、２日間の予選ラウンドを終えて、２位タイと絶好の位置にいるのが上田桃子プロ。
先週のパナソニックオープンレディースゴルフトーナメントでは、
最終日の瞬間最大風速２０メートル越え！という中で、我慢のゴルフを続け、
５アンダーで並んだ同じ熊本出身の大里桃子プロをプレイオフで破り、
２年ぶりの優勝を果たしました。

世代交代の流れの中で、自分はもう勝てないのでは！？
今年はそんな不安との戦いにも苦しみますが、
コーチと合宿を行い、基本を見つめ直して見事に優勝を勝ち取りました。

この優勝を励みに４６回目のメジャータイトルへの挑戦を行う上田桃子プロ。
「獲りたい！」という強い思いを心の奥に封印、
心は冷静に、プレイは熱く大会に臨んでいるということ。
それが結果に繋がっているのかもしれません。

上田桃子プロらしいゴルフへの熱くて純粋な思いのこもった
プレイを期待しましょう。



鈴木愛プロも上田桃子プロと並んで８アンダー、２位タイ。
この後のトーナメントを引っ張る存在になりそうです。

さて、予選ラウンドの見どころの一つとなったのが、
アメリカからの復帰第１戦になる笹生優花プロ、
渡邉彩香プロ、柏原明日架プロの飛ばし屋グループです。








笹生優花プロは３アンダー１８位タイ、渡邉彩香プロは２アンダー２６位タイ。
決勝ラウンドに進出しました。
飛距離を生かしての追い上げも期待しましょう。