- 木村彩子プロ 爆風のアース・モンダミンカップで感動の初優勝!
- 2022.07.02
6月23日から26日まで4日間に渡り行われたアース・モンダミンカップ2022。
優勝は木村彩子プロ。プロ8年目での初優勝をこのビッグトーナメントで果たし、
賞金5400万円を獲得しました。
毎年6月下旬に前半戦のハイライトとして行われるアース・モンダミンカップ。
雨の降りやすい時期ですが、今年は梅雨明けが早まり猛暑の中での戦いとなりました。
そして、2日目からは「爆風」と言っていいほどの強い風が吹き続け、選手を苦しめました。
そんな暑さと強風に苦しめられた4日間の戦いを制したのが木村彩子プロ。
可愛いFILAのウエアでお馴染みで、身長155センチと小柄ながら、
落ち着いたしっかりとしたプレイをする選手です。
4日間の戦いを振り返りましょう。
予選ラウンド、1日目は少し雨が残る中で山下美夢有プロと
稲見萌寧プロがスコアを伸ばします。
木村彩子プロは首位と3打差の5アンダーと好位置につけます。
2日目はコースに強い風が吹き荒れる展開に。
一時は瞬間風速20メートルにも届き、アドレスするのも、
ティーにボールを置くのも大変!というシーンがありました。
その中首位に立ったのがささきしょうこプロ。
木村彩子プロは1ボギーで4アンダーとしますが、
5位と多くのプロがスコアを崩すなかでも頑張りを見せます。
\
迎えたムービングサタデー。
決勝ラウンドに入っても風は弱まることなく、選手を苦しめ、
首位のスコアは7アンダー。
木村彩子プロはこの日3オーバーで、トータル1アンダー。
首位とは6打差の9位で最終日を迎えることになりました。
最終日に6打差を逆転というのはなかなか難しいところですが、
この日も強い風はおさまらず、上位選手がスコアを崩す中、
木村彩子プロはフロント9で2つスコアを伸ばし、
バックナインの11番では見事なチップインバーディー。
14番でもバーディーを決めて4アンダー、ついに首位に立ちます。
そのまま首位でホールアウト、クラブハウスリーダーとなって後続を待ちます。
そして、優勝が決まったのは、プレイオフに備えての練習グリーンの上、
知らせを聞いて涙を流す姿に、優勝が決まるのを一緒に待っていた
ファンから大きな拍手が贈られました。
木村彩子プロは、1995年生まれ、大阪府出身。
10歳でゴルフを始め、中学時代にプロを目指す決心。
1度プロテストを失敗した後、目標を見失い、
ぶらぶらしていたそうですが、
お母さんに「あなたをぶらぶらさせておく余裕はない!」と言われ、
都内の某中古ゴルフショップでアルバイトの経験もしたそうです。
2015年ついにプロテスト合格。
18年に賞金ランキング43位となりついにシードを獲得、
19年シーズンは不調に悩みシードを手放すことになりますが、
2020−21年シーズンで賞金ランキング32位、
シードを取り戻して活躍しています。
20年の女子プロゴルフ選手権では2位タイ、
去年は首位タイで上がりながら4人のプレイオフに敗れて悔しい思いをしています。
そんな木村彩子プロが表彰式で語ったのは、周りのサポートへの感謝の気持ちでした。
特に18番グリーン上で行われた中継インタビューでは、
いっしょに4日間戦ったキャディーの坂口悠菜さんのお話になって言葉を詰まらせました。
坂口悠菜さんベストキャディー賞受賞100万円おめでとうございます。
そして、木村彩子プロ、ほんとうにおめでとうございます。
今回の優勝にも選手の不断の努力と、それを支える人たちとの感動のストーリーが
やはり隠されていました。
どんな強い女子プロも一人では勝てない!
そんなことを思った1週間、そして木村彩子プロの優勝でした。
優勝は木村彩子プロ。プロ8年目での初優勝をこのビッグトーナメントで果たし、
賞金5400万円を獲得しました。
毎年6月下旬に前半戦のハイライトとして行われるアース・モンダミンカップ。
雨の降りやすい時期ですが、今年は梅雨明けが早まり猛暑の中での戦いとなりました。
そして、2日目からは「爆風」と言っていいほどの強い風が吹き続け、選手を苦しめました。
そんな暑さと強風に苦しめられた4日間の戦いを制したのが木村彩子プロ。
可愛いFILAのウエアでお馴染みで、身長155センチと小柄ながら、
落ち着いたしっかりとしたプレイをする選手です。
4日間の戦いを振り返りましょう。
予選ラウンド、1日目は少し雨が残る中で山下美夢有プロと
稲見萌寧プロがスコアを伸ばします。
木村彩子プロは首位と3打差の5アンダーと好位置につけます。
2日目はコースに強い風が吹き荒れる展開に。
一時は瞬間風速20メートルにも届き、アドレスするのも、
ティーにボールを置くのも大変!というシーンがありました。
その中首位に立ったのがささきしょうこプロ。
木村彩子プロは1ボギーで4アンダーとしますが、
5位と多くのプロがスコアを崩すなかでも頑張りを見せます。
\
迎えたムービングサタデー。
決勝ラウンドに入っても風は弱まることなく、選手を苦しめ、
首位のスコアは7アンダー。
木村彩子プロはこの日3オーバーで、トータル1アンダー。
首位とは6打差の9位で最終日を迎えることになりました。
最終日に6打差を逆転というのはなかなか難しいところですが、
この日も強い風はおさまらず、上位選手がスコアを崩す中、
木村彩子プロはフロント9で2つスコアを伸ばし、
バックナインの11番では見事なチップインバーディー。
14番でもバーディーを決めて4アンダー、ついに首位に立ちます。
そのまま首位でホールアウト、クラブハウスリーダーとなって後続を待ちます。
そして、優勝が決まったのは、プレイオフに備えての練習グリーンの上、
知らせを聞いて涙を流す姿に、優勝が決まるのを一緒に待っていた
ファンから大きな拍手が贈られました。
木村彩子プロは、1995年生まれ、大阪府出身。
10歳でゴルフを始め、中学時代にプロを目指す決心。
1度プロテストを失敗した後、目標を見失い、
ぶらぶらしていたそうですが、
お母さんに「あなたをぶらぶらさせておく余裕はない!」と言われ、
都内の某中古ゴルフショップでアルバイトの経験もしたそうです。
2015年ついにプロテスト合格。
18年に賞金ランキング43位となりついにシードを獲得、
19年シーズンは不調に悩みシードを手放すことになりますが、
2020−21年シーズンで賞金ランキング32位、
シードを取り戻して活躍しています。
20年の女子プロゴルフ選手権では2位タイ、
去年は首位タイで上がりながら4人のプレイオフに敗れて悔しい思いをしています。
そんな木村彩子プロが表彰式で語ったのは、周りのサポートへの感謝の気持ちでした。
特に18番グリーン上で行われた中継インタビューでは、
いっしょに4日間戦ったキャディーの坂口悠菜さんのお話になって言葉を詰まらせました。
坂口悠菜さんベストキャディー賞受賞100万円おめでとうございます。
そして、木村彩子プロ、ほんとうにおめでとうございます。
今回の優勝にも選手の不断の努力と、それを支える人たちとの感動のストーリーが
やはり隠されていました。
どんな強い女子プロも一人では勝てない!
そんなことを思った1週間、そして木村彩子プロの優勝でした。