２０２０年と２１年を合わせてのシーズンとなった
女子ツアーですが、今年は後３試合を残すだけとなりました。
新たなスターが生まれたり、感動の初優勝があったり、
無観客の試合は続いてはいますが、話題も盛り沢山となっています。

特に魅力的な若手プロがどんどん登場してツアーを盛り上げていますが、
今週は、今年注目の若手女子プロの一人、
鶴岡果恋プロをスタジオにお招きして、お話をお届けしました。




果実の「果」に恋愛の「恋」と書いて「果恋」。
素敵なお名前です。
スコアボードにあっても目立つこと間違いありませんが、
魅力的なのその名前だけではありません！

神奈川県横浜市出身、原英莉花プロの高校の１年後輩ですが、
プロテスト合格は同期。
その９０期生の合格者21名のなかで、高卒一発合格5名のうちの１人。

２０１９年のシーズンはレギュラーツアー４試合に出場、
全て予選ラウンドを突破。
今年はNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでベスト１０にも
入る活躍を見せています。



お兄さん達と一緒にゴルフを始め、
他のスポーツもやりたかったけど、
お父さんの悲しむ姿を見て、健気にプロをめざしたり、
お兄さんのファッションに影響を受けて、
ストリート系にこだわったり。

ゴルフの時には絶対にスカートで気合いを入れるけど、
プライペートでは、絶対にパンツスタイル！
そして、最新のヘアスタイルをいつもチェックして、
気になったら即行動して、色を変えて楽しんでいたり。



とかとにかく楽しいお話をたくさん聞かせてくれました。
試合会場やテレビ中継では絶対にわからない、
鶴岡果恋プロの素顔をお届けできたのではないでしょうか。
試合会場のスコアボードのトップに、
「鶴岡果恋」という名前を早く見つけたいですね！

１０月３０日から埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで行われた
樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメントは、
２０００年生まれ、今年２０歳のプラチナ世代、
西村優菜プロが大逆転で、初優勝を果たしました。



最終日は８バーディー、１ボギーのラウンド。
なんと！勝みなみプロとの６打差を大逆転しての優勝です。

去年、プロテストに合格。身長は１５０センチと小柄で、
アイドルのような笑顔が印象的ですが、その裏には
６打差大逆転の脅威のパワーも隠されていました。
ちなみに、優菜という名前には「やさしく、菜の花のように明るく」
との願いが込められているそうですよ。

今年は他の試合でもベスト１０入りが３回、
いつ優勝してもおかしくない存在でしたが、
今回ショットが冴えに冴えて見事に優勝。
これで賞金獲得額も３０００万円を超え、
ランキング7位となっています。
残り４試合でシーズン複数優勝の可能性も大きく膨らみます。





そして、先週行われた試合には渋野日向子プロが出場、
予選落ちとはなりましたが、
初日に２０１８年のアース・モンダミンカップ以来の
ホールインワンを達成するなど、見せ場を作ってくれました。

帰国後は、コーヒータイムや韓国ドラマ、
実家のワンちゃんとすごす時間で疲れを癒したということです。
今回は残念でしたが、しっかり疲れをとって、
なんと言ってもバウンスバックの渋野日向子プロです。
次の試合では、予選落ちから一転、海外試合で鍛えた
強さをきっと見せてくれるのではないでしょうか。



この後は今年の最終戦、リコーカップまで国内の試合に専念、
１２月に延期された全米女子オープンで再び海外メジャーに挑戦する
ということです。


写真　JLPGA/Getty Images アース・モンダミンカップ２０２０より

１０月１９日に行われた女子プロの羽ばたきを応援する
プライベートトーナメント、「OKトーナメント」。
先週は優勝した照山亜寿美プロのインタビューをお送りしましたが、
他にもたくさんの魅力的な女子プロが大会を盛り上げてくれました。
今朝は高橋恵プロの最新インタビューをお届けしました。



高橋恵プロは１９９６年生まれ、神奈川県横浜市出身。
プロ入りは２０１６年です。

アマチュア時代、中学2年でステップ・アップ・ツアーに優勝、
天才少女と呼ばれました。
２０１６年のプロ入りの年には、その年のプロテスト合格者で争う、
LPGA新人戦でも優勝しています。

ここしばらくは不調の時期が続いていましたが、
去年はステップアップツアーで何度も優勝争い、
今年はレギュラーツアー２試合に出場し、
アース・モンダミンカップでは予選落ちでしたが、
先日の富士通レディースで44位タイとなっています。

かつてはQTランキング1位選手としても注目された高橋恵プロ。
プロテスト合格直後、この番組でインタビューさせていただきましたが、
あれからもう４年にもなります。

「ここ数年は焦りの気持ちで、辛いことも多かった」

ということですが、このOKトーナメントをきっかけに、
もう１回脚光を浴びる日を信じて、羽ばたいてくれることを
期待したいと思います。



さて、OKトーナメントの魅力の一つが、
女子プロのセカンドキャリアの応援です。
先週もお話をご紹介した茂木宏美プロを始め、
ツアーを退いた女子プロの皆さんがラウンドレポートや
中継解説を務められています。

そして、こんなお仕事も女子プロの担当です。



OKトーナメントの第１２回大会から、１番ホールでの
スタートアナウンスを担当されているのが、塩田亜飛美プロです。
アナウンサーに負けない声の美しさは評判です。

塩田亜飛美プロは２００３年にプロ入り、
２０１６年にツアー競技からは退いていますが、
スタートアナウンスなどでセカンドキャリアを輝かせています。

ゴルフを愛し、ゴルフの魅力を発信する女子プロの人生を応援したい！
主催者の女子プロのみなさんへの愛情と激励の気持ちは、
こんなところにも配慮されています。



さて、女子プロの試合観戦の楽しみの一つが、ファッションチェックです！
気温も下がってきていますので、これからはゴルフウエアも
秋、冬ものが多く登場しています。


こちらのアルチビオは臼井麗華プロ、米澤有プロ、坂之下侑子プロが
着用して活躍している人気ブランド。
色も可愛いのですが、生地がソフトでスイングもしやすくて、
さすがプロも着用するおしゃれウエアです。
１１月も紅葉に映えるゴルフウエアで、秋のラウンドを楽しんでくださいね。

女子プロの羽ばたきを応援するワンデートーナメント、
OKトーナメント。これまで年２回開催されてきましたが、
今年は春の大会が中止になってしまいました。
でも、秋の大会が１０月１９日に無事開催され、
照山亜寿美プロが優勝を果たしました。





１４回目となる会場は、男子プロのトーナメントも行われる、
難関コース、茨城県、ザロイヤルゴルフクラブ。




賞金総額 1,500万円、優勝賞金 120万円。
大会の模様は、Abema TV SPORTSチャンネルで、
LIVE中継されました。

この日、午前中は晴れ間も出ていましたが、
午後から冷たい雨に変わりました。
照山亜寿美プロは最終組、同じ組の宮田成華プロ、
そして堀琴音プロと最小スコアを争い、
それがそのまま優勝争いとなり、見応えのあるシーンを
見せてくれました。








ワンデートーナメントですが、
まるでいつものトーナメントのような展開に
会場もLIVE中継も盛り上がりました。
照山亜寿美プロ はOKトーナメント２回目の出場で優勝です。

この番組でも何度か照山亜寿美プロには取材させて
いただいていますが、ディズニーの音楽や映画が大好きで、
そんな話題を話す時には、もうびっくりするぐらい
笑顔が３倍ぐらい輝きます。
今回もそんな笑顔で優勝インタビューに答えてくれました。

実は照山プロは、３月からの自粛期間中に
お世話になっていた祖父母の家で農作業の
お手伝いをされていたそうです。

足場の悪い中で重いものを持っての移動や、
体力のいる作業を繰り返したおかげで、
スイングやメンタルも安定して、
今回の優勝につながったそうです。

賞金１，２００，０００万円の他に
来年のアース・モンダミンカップの出場権も獲得。
レギュラーツアーでの活躍も誓っていました。




OKトーナメント主催者の女子プロのみなさんへの深い愛情、
そして激励の気持ち。その思いにプレイで応えた女子プロのみなさん。
今回も取材を通して、そんな素敵な関係をコースで目撃できて、
とても幸せな時間でした。


来週も今回のOKトーナメントから、女子プロのみなさんの輝く姿と
インタビューをお届けします。
OK特集、女子プロのみなさんの元気な声とパワーをくれる
メッセージをご期待ください。


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