３月に沖縄で開幕した日本の女子ゴルフツアーはいよいよ大詰め、
今週のエリエールレディスオープンと来週のLPGAツアーチャンピオンシップの２試合を残すのみとなりました。

来週、宮崎での試合は、今年の優勝プロと上位選手のみの出場に限られますので、
多くのプロにとっては今週のエリエールレディスオープンが締めくくりの試合になっています。

今朝は２０１８年注目を集めた女子プロの今年を締めくくるインタビューをお届けしました。



まずは三浦桃香プロ。今シーズンの三浦桃香プロの最終成績は、賞金ランキング８１位。
最高位は７位でベスト１０入りは、それと合わせて２回です。
前半戦は快進撃となり注目を集めましたが、後半は注目を集めた分の多忙が重なり疲労もあって失速。

今週の試合でも予選突破に３打足らず、惜しくも決勝ラウンドには進めず、この試合が今年の最終戦となってしまいました。

しかし、前半戦よりも体力に自信が生まれ、メンタル的にもここぞという場面でのドライバーショットのミスがなくなったそうです。

これを来シーズンに向けての自信につなげ、このあとサードQTのプレイを頑張ってぜひ、来シーズンに進化をした三浦桃香プロを見せて欲しいです！


続いては後半戦２勝と大活躍した、ささきしょうこプロのメッセージもご紹介しました。
パニック症候群と診断されながら、病気と闘い後半戦２勝。

病名を公開しての活躍は、同じ病気と闘う人たちに大きな勇気を与えました。
ささきしょうこプロは今シーズン２勝。現在賞金ランキング１３位です。

今週の予選ラウンドのスコアは５アンダー、１７位タイで決勝ラウンドのプレイに進みます。
さて、シーズン終盤になるとシード権争いも注目を集めます。

実は賞金獲得額が現在５０位のボーダーラインにいるのが大里桃子プロです。
８月に大箱根カントリークラブで行われたキャットレディスで初優勝を上げた大里桃子プロ。

熊本県の出身、２度目のチャレンジで合格したプロテストからなんと、３週間での初優勝は大きな話題になりました。

今週の予選ラウンドの成績は３アンダーの４２位タイ、決勝ラウンドで少しでも順位をあげて賞金シードを確実にしたいところです。
今日と明日、そして最終戦でのプレイに大きな注目が集まります。



さあ、２０１８年も今週の試合を入れて残り２試合です。
いよいよ来週は、まさしく最終戦！ツアーチャンピオンシップです。
上位５０位の選手に与えられるシード権争いにも決着がつきます。

この番組でもその宮崎の最終戦、女子プロたちの動きを現地でフォローしてゆきたいと思います。
きっと大きなドラマが待っていますよ！お楽しみに！

今年も「３月からずっと見守ってきた！」という方も多いと思いますが、
日本の女子プロツアーも今週を入れてあと３試合のみとなりました。

今朝はちょっとまだ気が早いですが、たくさんのファンの方に見守られて
今年ブレイク、シード権を確実にしている松田鈴英プロの声をお届けしました。


松田鈴英プロ、注目の新人ということで３月にも開幕直撃インタビューをお届けしました。
２０１７年プロテストをトップで合格、今シーズン、前半戦は予選落ちもありましたが、６月に自己最高の４位となり、それが自信に繋がり、上位争いの常連となります。

６月の前半戦を締めくくるビッグトーナメント、アースモンダミンカップでも８位タイ。
そして、８月の軽井沢では３位。そのあとの日本女子プロゴルフ選手権でも７位。

秋の声を聞いてからは絶好調で３位タイ、４位タイ、３位タイという成績を収め、賞金ランキングも急上昇。現在１５位でシードを確実にしています。
１年間で、女子プロツアーを代表するプレイヤーに成長しました！

この後の試合でのツアー初優勝も目指します。
さて、気温も下がってきて女子プロのみなさんのウエアも秋冬仕様にコーディネートされて注目を集めています。




先週の会場で注目を集めていたのが上田桃子プロのニューヨークをイメージしたウエアコーディネートです。
パンツに、ニューヨークの公園のギャング！リスがいっぱいでした。




さあ、いよいよ今月２２日から行われるのがまさに最終戦「ツアーチャンピオンシップ」です。
そして、その盛り上がりとともに、関係者がはらはらドキドキと見守っているのがQTです。

すでにセカンドまで行われ、１１月２０日から２２日までの３日間は２つの会場でサードQTが行われます。
そして、その後が１１月２７日から４日間に渡って行われる、運命の試合ファイナルクォリファイングトーナメントです。

こちらの順位で来年前半の出場試合が決まります。
まさに女子プロの皆さんにとっては就職試験のようなQT。
大変な緊張感のある毎日が続きます。私たちも見守ってゆきましょう！

１１月です。日増しに秋が深まり、女子プロゴルフのシーズンも後１ヶ月、
４試合を残すだけとなりましたが、来シーズンのシードを確実にした選手以外は、QTも控えて、まだまだ気が休まらない日が続きます。

QTランキングでなかなか試合に出ることができないプロに、試合形式でプレイできる場を提供して、
まさに羽ばたきを後押しするプライベートトーナメント、それがワンデーのトーナメント「OKトーナメント」です。
今回も１２０人の女子プロが出場、主催者への感謝を胸に試合に臨みました。
今朝は、このOKトーナメントに出場した女子プロの一人、本多弥麗プロのお話と魅力をお届けしました。





１９８４年、７月１５日、北海道生まれ、プロ入りは２００７年。
その２００７年からツアーに参戦、今年１２年目を迎えました。
２０１８年シーズンはレギュラーツアー１試合、ステップアップツアー４試合に出場、最高位は、ラシンク　ニンジニア　RKBレディースの１４位タイでした。





今年の1月からは今拠点にしている愛知で塩谷育代プロから指導を受けていますが、なんと！
塩谷プロの自宅に押しかけて、「教えて欲しい」とお願いしたそうです。

また、ジュニア時代からは強豪女子プロを数多く生み出している坂田塾の札幌校で学び、厳しいことで知られる塾長の坂田さんにとっても本多プロのゴルフに対する情熱は
強く印象に残っていたこともあり、自らが手がける漫画「大地の子みやり」の主人公として登場させています。


笑顔が素晴らしく魅力的で、プレイぶりは落ち着いた雰囲気に見える本田プロですが、その行動力や人としての素晴らしさには注目です。

ゴルフは個人スポーツですが、最終的には人との関わりでそれぞれが成長して学ぶもの。
これもゴルフというスポーツの素晴らしいところです！

本多プロのQTでの上位進出をお祈りします。

今朝は高く澄み渡った秋の青空の下で、１０月２２日に行われた女子プロの羽ばたきを支えてゆくワンデートーナメント、「OKトーナメント」で優勝した
古屋京子プロのインタビューをお届けしました。



１年に２回、春と秋に行われる「OKトーナメント」、女子プロゴルファーへの愛情をいっぱい感じることの出来るプライベートトーナメントです。
そして、その愛情を受け止めて女子プロ達もいつも以上に輝いている、とても素晴らしい大会です。

今回は、毎年６月に女子プロのレギュラーツアー、アースモンダミンカップが開催される、千葉県カメリアヒルズカントリークラブで１２０人の女子プロが出場して競いました。



賞金総額１８００万円！優勝賞金１５０万円！ニアピン賞！ホールインワン賞！

そして、この大会だけの夢のようなラッキーサプライズ賞もあり表彰式では女子プロの皆さんの笑顔がはじけました！

このOKトーナメントで優勝すると、多くの賞金の他に、来年6月に行われるレギュラーツアー「アースモンダミンカップ」の出場権を獲得できるとあって、その戦いもとっても熱く盛り上がり、なんと！４人が２アンダーで並んでのプレイオフとなりました。




そして、そのプレイオフを 制して優勝したのが古屋京子プロです。１９８１年生まれ、福岡出身！プロテスト合格は２００３年。
今年１６年目のシーズンを迎えるベテランプロです。

賞金ランキングの最上位は２００９年の６５位、２０１５年は７７位、２０１６年は７２位と後一歩のところでシード権獲得は逃していますが、美しくて強い！と評判の人気女子プロです。




なんと！趣味は格闘技観戦ということですから、今回４人で戦ったプレイオフを勝ち抜いたのも、格闘技観戦で得た不屈の闘争精神のおかげかもしれませんね！同じく、このカメリアヒルズカントリークラブで行われる、２０１９年のアースモンダミンカップでの活躍も期待しています！

では、上位選手もご紹介しましょう！
２位タイは、小竹莉乃プロ、久保宣子プロ、城間絵梨プロ。
５位タイは倉田ジュリアプロ、野口彩未プロ、小林咲里奈プロとなっています。





プライベートトーナメントですので、一般ギャラリーの方は観戦できませんが、今回１０回目の記念大会ということで、インターネットテレビで９時間に渡りライブ中継が行われて、大きな反響が寄せられました。ご覧になったかたもいるのではないでしょうか？

今回この中継で解説を担当されたのが、茂木宏美プロと馬場ゆかりプロです。





当日のライブ中継を見逃した方も、アーカイブを楽しむことができますので、ぜひご覧になってください。
珍しい４人でのプレイオフは迫力満点ですよ。