今週はミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンが、宮城県、利府ゴルフ倶楽部で行われています。
今朝はその大会の社会貢献活動の一環で行われた、女子プロの「子ども病院慰問活動」ついてスポットを当てます。




病気の子どもたちを励まし、地域のつながりを深めるため、スポーツ界とアスリートができることを実践する、この「病院慰問」。
試合に先立つ今週９月１９日に行われ、６人の女子プロが参加しました。
その６人とはアンソンジュプロのほか、横峯さくらプロ、三ヶ島かなプロ、松田鈴英プロ、永井花奈プロ、そして三浦桃香プロの６人です。



夢に向かってチャレンジするゴルファーはもちろんアスリートにとって、いえ誰にとっても一番大事なこと、それはまず「健康」であることではないでしょうか？
でも、一番健康で、元気に走り回りたい時代に病気という運命と戦わなければならない子どもたちがいます。

東北初の小児医療総合病院である「宮城県立こども病院」でも多くの子どもたちが１日も早い回復目指して日々、病気と闘っています。
プロたちは０歳から１７歳の１１８人の子どもたちにプレゼントを渡し、触れ合い、記念写真を撮るなどして時間を過ごしました。




そして、この大会に今回初めてホステスプロとして臨むのが三浦桃香プロです。
子どもたちとの出会いで感じたこと、そして、この後のシーズンに賭ける思いを三浦プロはこう語りました。


「高校を卒業してから、まだ社会貢献活動ができていなかったので、初めてこういう慰問活動に参加さ せていただき、とても良い経験になりました。
今週テレビに映れるようなプレーをして、今日お話した こどもたちに元気を与えられたらいいなと思います。病気でも頑張っているこどもたちに、
“頑張って ね”と言われてすごく心に響いたし、私ももっと頑張らないといけないなと思いました。
ダンロップさ んには高校の時からお世話になっていて、ずっと応援していただいているので、ホステスプロとして恩 返しができるように頑張りたいです」




参加したプロ誰もが口にするのは、元気を届けたいと思っていたけど、元気をもらったのは自分のほう、ということ。
改めてゴルフができることや健康のありがたさを思い、感謝し、その思いを胸に、フェアウエイも輝いて、プレイでも子供達やその家族の皆さん、そしてファンに元気を届けて欲しいですね。
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは、宮城県、利府ゴルフクラブで、今週日曜日まで行われています。
子供達に元気をもらった女子プロの皆さんのプレイに注目しましょう。

今年２つ目の女子プロゴルフメジャーとなる、日本女子プロゴルフ選手権大会が９月６日から９日まで、
富山県の小杉カントリークラブで開催されました。今回はあいにくの雨続きとなりましたが、
多くのギャラリーがその雨の中駆けつけて熱い応援を送りました。



メジャー大会は、賞金額も大きく、シード権獲得に向けての争いにも大きな影響を与えます。
今朝は、今シーズンに初のシード権獲得に挑んでいるプロの声を特集してお届けしました。
賞金ランキング５０位以内に与えられるシード権、２０１８年シーズンも残すところあと２ヶ月と少しになって、注目度も上がってきています。



まず注目は、今回の試合で２６位タイとなり、賞金ランキングを上げ５２位となった石川明日香プロ。５０位以内まであと一息です。
石川プロは大学生プロとしても知られています。残念がら大学は中退され、よりゴルフに集中し、シード権獲得、レギュラーツアーでの優勝を目指すということです。そして、今年４位に入ったアースモンダミンカップでの今後の活躍も期待しましょう！

続いては、今年開幕前に番組にゲストにいらしていただいた木村彩子プロです。



今年２位タイが２回、今回２０位タイとなり、賞金獲得額も２０００万円を突破、賞金ランキング３９位となってシード権獲得が見えてきました。
女子プロツアーの「クールビューティー」というニックネームも定着、人気プロとして注目度も高まっています。

スポンサーとしてサポートする母校の皆さんも喜んでいることと思います。
女子プロの顔となるシード選手の座を掴むのはだれでしょう？今後の試合結果も気になります。




さて、今回富山県の小杉カントリークラブで開催されました日本女子プロゴルフ選手権大会。
ちょうどこの時期に日本列島にかかる秋雨前線の影響で強い雨と風との悪天候に見舞われ、プロを苦しめました。

特に最終日は最終組が１８番ホールを残しての大雨でのプレイ中断などもありましたが、
結果は、申ジエプロが２週連続優勝を果たしました。




雨、風、そして中断、多くの悪条件の中で耐えての優勝は、まさにメジャーチャンピオンにふさわしい栄誉です。
これでシンジエプロは賞金３６００万円を獲得、鈴木愛プロを抜いて、賞金ランキング１位となっています。

しかし、鈴木愛プロも今回から手首の不調から復帰、久々にツアーに戻ってきました。
賞金獲得額は優勝した申ジエプロとアンソンジュプロに抜かれましたが、思ったよりも復帰の感触が良かったということですから、この後また強い鈴木愛プロのプレイが戻ってくること期待しましょう！

では、ここまでの賞金ランキングベスト５をご紹介しましょう！

１位シンジエプロ　\１２４，５１４，９５１円
２位アンソンジュプロ　\１１５，０６１，０００
３位鈴木愛プロ　\１１０，５６５、００
４位比嘉真美子プロ　\９２，２０２，３００
５位成田美寿々プロ　\８１，７６６、６３３


ちなみにシンジエプロは今回の優勝で今年のメジャー２連勝。日本で賞金女王に輝くとアメリカ、韓国、そして日本と３カ国での賞金女王という快挙を成し遂げます。

今週は、２０１８年ニューフェイス特集！先週の大里桃子プロに続いて今年プロテストに合格したばかりの林 菜乃子プロの声をお届けします。
林菜乃子プロは１９９７年生まれ、最終プロテストは２回目のチャレンジで今年見事合格。プロ入りを果たしました！



でも、、、、この林プロ、、いい意味で新人らしさがありません！
礼儀やマナー、考えかたまで、すでにプロとしての自覚をしっかり持っていて、新人ながらまさにプロの見本のような人となり、魅力を持った素晴らしい女子ゴルファーです。
１９９７年生まれ。出身は神奈川県。２０１７年からツアーに参戦。
２０１８年はQTランキング149位、リランキング164位ですが、ステップアップツアーを中心に参戦して、ベスト１０入り４回と活躍しています。




まさに新人プロらしく笑顔がフレッシュでとっても可愛い林プロですが、今回インタビューして驚いたのは、
「インタビューをしていただく相手の聞きたいことをよーく考えて、答えるようにしている」というその気配りと姿勢です。
私が同い年の頃のことを考えると、若いのになんてできた女性！と感動しました。
人の持つ魅力や気持ちの成熟度は年齢ではないのですね。


どんなことにも真摯に向き合うその林プロの転機となったのが、芹澤信雄プロとの出会いです。
芹澤信雄プロの教えが実力アップの大きなきっかけになったということですが、芹澤プロが教えたいと思った林プロの持っていたポテンシャルの高さや人間性も
やはり素晴らしかったのではないでしょうか。

感謝を忘れない生き方、礼儀正しく真摯な姿勢。そんな林プロの人となりが素晴らし出会いを引き寄せ、
飛躍につながっていったのだと思います。 林 菜乃子プロ！注目の新人です！
この後の活躍、初優勝を期待しましょう。

今週は先月、大箱根カントリークラブで行われたレギュラーツアーで、初優勝を遂げた大里桃子プロの優勝インタビューをお届けしました。




大里桃子プロは今年７月にプロテストに合格したばかり、そして、８月に２０歳になったばかり！
３日間、唯一の二桁アンダーとなる１０アンダーで優勝、１日目７０、２日目６６で首位に立ち、最終日は最終組首位でスタート。
８アンダーの森田遥プロ、７アンダーのアンソンジュプロ、菊池絵理香プロなど強豪プロを振り切っての優勝です。



１９９８年８月１０日生まれ、熊本県出身、身長１７０センチの体格にも恵まれた、２０歳になったばかりのプレイヤー。
今、女子プロツアーで注目を集める黄金世代の一人ですが、昨年のプロテストでは１打差で涙をのみ今年２度目の挑戦で見事合格を果たしました。

７月の終わりに念願のプロテスト合格。その翌週にはホールインワンを記録。そして、その翌週にはプロ初優勝！

この１ヶ月、大里プロには幸せの女神が微笑み続けました！しかし、「幸せすぎる」という言葉の裏にあるのは、
自らも熊本地震で被災、今も生活にその地震の影響を受けるふるさと熊本の人たちにゴルフで元気を届けたと思う優しさや、感謝の気持ちでした。これからの活躍、ツアー２勝目を期待しましょう。





さて、今回の試合には昨年の優勝プロ、イボミプロも参戦。大きな声援を受けてのラウンドでしたがこの２人の女子プロの復活も注目を集めました。
まず、６位タイに入った香妻琴乃プロです。。



香妻琴乃プロはリランキング55位。今年はステップアップツアーでは２度ベスト１０に入っていますが、レギュラーツアーでは７試合で予選落ち、賞金獲得額も９０位台と苦戦中でした。

しかし、今回は２日目終わった時点で４位、最終日はスコアを伸ばせませんでしたが、
レギュラーツアー今年初のベスト１０入りの成績を残しています。
その復活のポイントは「パット」にありました。東浩子プロに勧められたパッティングレッスンを受けて今回スコアを伸ばしました。


そして、もう一人「パット」の調整によって今回復活と注目を集めたのが堀琴音プロです。




２０１５年賞金ランキング３３位で初のシード権を獲得。２０１６年は１１位、そして２０１７年は２１位と３年連続でシードを守り、安定した強さを誇っていましたが、今年はシーズンはじめから不調に陥り、まさにゴルフ人生最大のピンチを迎えていました。

２０試合で棄権、予選落ちとなり、一時はゴルフを止めようと思った時期もあったそうです。
その中、夏を迎えてショットの安定度が蘇り、今回18試合ぶりの予選通過を決め、１５位タイ。
その復活の陰にも特別な練習器具を使ってのパッティングの強化があったということです。

ツアーで優勝するためには２メートル前後のパットをしっかり決めていくことがもっとも大事だと言われています。
まさに、パットイズマネーですね。



いよいよ９月、女子プロの試合もあと３ヶ月です。香妻琴乃プロと堀琴音プロ、２人の注目のプロが復活して、
黄金世代が活躍して、服部真夕プロなどベテランも頑張って、ますますLPGAツアーから目が離せません！