最高に盛り上がった２０１９年の女子プロゴルフツアー。

つい先日幕を閉じた！と思ったら、２０２０年シーズンの開幕まで、もう２ヶ月を切りました。

女子プロのみなさんはお正月休みを早々に終えて、もう３月に向けて始動しています。

昨年の開幕の時には無名の存在ながら、１年で世界的に注目を集めるようになった渋野日向子プロなど、女子プロゴルフ界には次々とスターが生まれてきています。

今朝は次の世代の女子プロトーナメントを背負う存在となる、

新人プロゴルファーをご紹介しましょう。




昨年、１１月５日から８日まで２０１９年度のLPGA最終プロテストが行われ、出場１００人中、通算１オーバーまでの２１人が見事合格を果たしました。




女子プロゴルフはツアー出場の規定が変わり、これまではプロテストに合格していなくても、

QT受験ができ出場資格を得ることが出来ていましたが、

今後はプロテストに合格しないと、そのQT資格の出場もできなくなりました。

そのために今年は海外からの有望選手も大勢プロテストを受験、いつもに増して厳しい戦いになりました。



そんな狭き門に挑むプレッシャーの中、自分とライバルとの戦いに勝った期待の新人プロたち。

中でも最も注目を集めたのが安田祐香選手です。



２０００年１２月２４日生まれ、１６歳で日本女子アマに優勝。

これまでレギュラーツアーでも、プロに混じって再三上位の成績を納めています。

今回も合格者２１人中、見事４位の成績で合格を決めました。

そして、プロテストに合格しないとQTの受験ができなくなるという規則の変更で、これまでツアーでおなじみだった海外の有力選手もこぞってプロテストを受験しています。

見事合格を果たしたのが韓国出身のアン・シネ選手と

日本生まれ、中国育ちのセキユウティン選手です。






日本ツアーに出場できる最後のチャンス！とまで思いチャレンジしたアン・シネ選手。

「息がつまるほどの緊張感のなかでも頑張れた！」

ということで１５位タイで見事合格を決めています。

そして、セキユウティン選手は２０１７年にはアイスモンダミンカップで２６位タイ、昨年はステップアップツアーでも１勝をあげていますので、

日本でもおなじみの人気選手です。とっても上手な日本語は、日本のアニメで勉強したそうですよ。

そして、魅力的なニューフェイスはまだまだたくさんいます。

来週も昨年のプロテストで見事合格を果たし、２０２０年のツアーに登場する新人プロの喜びの声、

そしてプロテストを舞台に繰り広げられた笑顔と涙のドラマをお届けします。

今年ツアーに登場する新人女子プロの魅力を一緒にチェックしましょう！