毎週月曜日から木曜日の夕方17時から19時まで放送しているスカイロケットカンパニーが、
「スカイロケットカンパニー・パルコホットセミナー」として
金曜日21時30分〜21時55分までお届けします!
この番組では毎回、特別講師としてホットなエンターテイナーをお招きし
働く社会人の刺激になるような週末の提案をさせて頂きます!
今週の特別講師は、THE BOYS&GIRLSのワタナベシンゴさんです!
【THE BOYS&GIRLS】
2011年3月に結成された、北海道・札幌在住の4人組ロックバンド・ THE BOYS&GIRLS。日々の暮らしの中で紡ぎ出したリアルな言葉、わかりやすいメロディライン、 4人の熱いライブパフォーマンスで話題を集めています。そして、先月16日、2年3ヶ月ぶりとなるニューアルバム『拝啓、エンドレス様』をリリースされました。
■20代の終わり
本部長:2015年にメジャーデビューを果たすも、活動の場をインディーズに戻すと…?
ワタナベシンゴ:自分らの意思でインディーズに戻ったみたいに言っていただいたんですけど、仕方なくというか……実力不足でマイナーに落ちたという感じですね。
本部長:僕もずっと芸人やってたので、脚光を浴びてる時、浴びてない時というか。浮き沈みって、自分の調子が良くて浮いていく時と、いろんな要素があると思うんですよ。
そういうものにこの2年半はどういう向き合い方しましたか?
ワタナベシンゴ:(メジャーデビュー以前と)メジャーデビューしてからの活動が、本当に変わらずやれていたし。
ずっと札幌にいましたし、「東京に出てこい」とか、「こういう曲作れ」とか、何もなかったんですよ。
本部長:良いところでしたね。
ワタナベシンゴ:ボスと呼んでいたんですけど、ボスとの関係は今でも良くて。単純に信頼できる人とやれてただけであって、誰のせいにもできないというか、「何でですか?ボス?」と言うのもおかしいし……。
本部長:”ボスに恩返ししたいな”っていうのはあるんですか?
ワタナベシンゴ:めちゃめちゃあります!「絶対売りましょう!ずっと長く一緒にいましょう!」という話もしてて。
それが「悪りぃ、ダメになっちまった」ってなって、よく考えたら僕らはずっと変わらない活動の仕方しかできなくて、俺たちに実力がなかっただけなので。
本部長:いま、おいくつなんですか?
ワタナベシンゴ:いま、29歳の代です。
本部長:なるほど、20代が終わろうとしているんですね。
ワタナベシンゴ:そうですね。
■分岐点のアルバム
本部長:2年3ヶ月ぶりのアルバムを作り上げたわけじゃないですか?
紙資料の中に、ワタナベさんがアルバムに向けた気持ちを文字にしてたりもするんですよ。
例えば、「終わらない終わりを、終わらせないために。終わらない終わりを、終わらせるために。そんな気持ちでこのアルバムを作りました」と書いてあります。
ワタナベシンゴ:はい。
本部長:例えば、いまラジオを聴いて、働きながら自分がやっていることを”辞めようかな”とかね、”いや、辞めたくないな”とか。どの仕事でもあると思うんですよ。
ワタナベシンゴ:そうですね。
本部長:あとは同じ仕事でも、”この仕事で思ってたことやりたかったけど、頑張ってもしょうがないじゃん”って、じゃあ転職なのか?
会社に残って頑張らずに残ろう、とか。いろんな分岐点が人それぞれあると思うんですよね。
僕はさっきのワタナベさんの言葉から、分岐点に立とうとしている人のアルバムだと思うんです。
ワタナベシンゴ:ありがとうございます、嬉しいです。
まず、我々がスーパー分岐点だったので、メジャーで出来なくなる「マジですか!どうしよ?!」って、リーダーの俺がなっちゃって。
他の3人は、「これで、すぐにCD出せるんじゃない!?」とか、みんなは気持ちが動いてて。”俺、しっかりしなきゃ!バンドだし4人でやんなきゃ!”みたいな、いろんな気持ちが芽生えて。
本部長:はい。
ワタナベシンゴ:じゃあCD出しましょうとなって。8月にアルバムが出せるんじゃないかとなった時に、だったら、俺らの分岐点の1枚になるから。これから知っていく人が多いということを信じて、そういう人たちに当てた手紙みたいなものにしたいと思ってレコーディングに入りました。
■THE BOYS&GIRLSのセカンドアルバム『拝啓、エンドレス様』は発売中です。
「THE BOYS&GIRLS」公式サイト
来週のゲストは、女優の昆夏美さんが来社致します!
お楽しみに!