菌と語り合い
2020/03/03
大通りに面していることもなく、大きな看板がある訳でもない井伊商店。
ここに、発酵学の第一人者のお墨付き色紙が飾られています。

実は井伊さん、出会う前から小泉氏の本がバイブルでした。
そこにまさかの本人が来店(((o(*゚▽゚*)o)))
それはそれはド緊張。
ところが小泉氏は、まるで井伊菌と語り合うかのように心地好さそうに周囲を見渡し「いい菌が住んでいますね〜」と感心。
その光景は今でも忘れられないそうです。
ただ、素人目には長年井伊菌が住んでいる工房の中でも要となる部屋は、まるでアトラクションの様な不思議な雰囲気で、ある知人に「バイオハザードの世界」と言われたことが・・・

確かに!!
おじい様の時代から生き続けてきた菌達が作る世界観には重みがありますね。
では、この空間でしか出来ない昔ながらの麦味噌ですが、この1樽はどのくらいの期間で売れてしまうでしょう???

何と!!
たった3週間*\(^o^)/*
人気のほどがうかがえます。
私ももれなく爆買いしました。

麦味噌ラバーとして残念なのは、麦味噌に慣れていない地域の方には甘いと言って受け入れられにくいこと。
私は福岡育ちなので当たり前に麦味噌中心でしたが、東京に来て冷蔵庫のお味噌が麦味噌に加えて常時2〜3種類増えました。
はじめはしょっぱく感じた他地域の味噌も、気分や料理によって使い分ける楽しみがあるので、今まで麦味噌が食生活に無かった方もぜひ加えてみてくださいね。
お味噌汁には甘すぎるようでしたら野菜につけて食べるのもおすすめです。
3代目友博さんの代になって、こんな物も登場しました。

宇和島の製菓店から声をかけられ、老舗コラボが実現。
変わらない中にも新しい物が生まれている井伊商店ですV(^_^)V