“自然首都・只見”の広大な天然林を守る男性をリサーチせよ

鈴木 和次郎さん
福島県 只見町

福島県を巡る今週のスマイルミッション、水曜日の今朝お話を伺ったのは南会津、只見町にある「只見町ブナセンター」館長の鈴木和次郎さん。

年間降水量が多く特別豪雪地帯の只見町は、町の総面積の94%が山林でブナの原生林を始めとする広大な手つかずの自然が残っています。
この貴重な自然を改めて見直すと共に、次世代継承への努力を誓い、只見町は日本の自然の中心地として「自然首都・只見」を宣言しました。
この只見の自然を調査し、次世代に繋ぐ活動をしている施設が「只見町ブナセンター」。

ここの住民は、昔からこの天然林で育った山野草や山の恵を破壊しないように持続可能な形で利用してきた歴史があり、地域住民がこの自然を大切に守ってきていたため、今でもこれだけ広大な自然が残っているんだとか。

もともとブナ林をはじめとするさまざまな森林の調査、研究をされていた鈴木さん、2年前からこの「只見町ブナセンター」の館長を務めることになりました。
国内外の森林を調査してきた鈴木さんの目から見てもこの地域は、豊かな自然が広範囲に残っていて、その自然を住民が利活用しながら地域社会が成り立っている、その関係性が貴重なんだそうです。

現在、この自然を次世代に繋ぎ県内外の人に伝えるため、自然と人が共生する地域である「ユネスコ・エコパーク」への登録に向けた準備作業を行っている「只見町ブナセンター」。
日本の山村社会は過疎高齢化が進み地域経済が崩壊の危機にありますが、このプロジェクトを成功させることで、山村社会の抱えている様々な問題を解決する糸口を探り、他の山村社会のモデルになることを目指します。

今まで、いくら豊かな自然環境があっても自分たちが食べていけなければ意味がないということで開発が進められてきたが、これからは自然環境を保護保全し野生生物を守り、その中でそこから得られる資源や環境を利用して住民が生活していくというライフスタイルを作っていくことが重要、そのための大きな取り組みなんだと鈴木さんは語って下さいました。

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