海のすぐそばにあるカフェのオーナーをリサーチせよ!
NPO法人 いえしまコンシェルジュ 代表 中西 和也さん
兵庫県 姫路市 家島町
今日のルーシーはプチェコと姫路港で別れ、高速フェリーで30分の家島(いえしま)へ。
瀬戸内海東部に大小44の島からなる家島諸島のほぼ中央に位置する家島。
5.45㎢の面積に、およそ2,700人が住んでいます。
今回のリサーチ相手はNPO法人 いえしまコンシェルジュ 代表 中西和也さん。
いろんな活動で島の魅力を発信している中西さんはisland好きの間ではちょっと有名な方。
楽しく、穏やかな人柄は会った人を魅了して、島へのインバウンドに大いに貢献しています。
フェリーが着いた真浦港近く、中西さんが今年オープンした「海がみえるカフェ」でご挨拶。
ほぼ毎日スマイルミッションを聴いて下さっているそうで楽しいリサーチになりました。
イメージでは、ルーシーは毎日レオタード姿だったそうで、ちょっとがっかりしてましたけど(笑)
ルーシーは中西さんに案内されて歩いて島巡り。
ルーシーが驚いたのは、多くの離島と違い家島がずいぶんと“街”の様子を携えていること。
理由は造船業が島の主産業として、かなり栄えてきたから。
全盛期はメインの通りに10を超えるスナックがあったそう。
そんな話を聴きながらの島歩きは楽しいの一言。
離島の神社としてはかなり立派な真浦神社でお参りをして水田鮮魚店へ。
島歩きの間に中西さんが連発していたのが「魚がとにかく美味しい」ということ。
アンテナショップとも言える水田鮮魚店ではすべての魚が生きて生簀で売られています。
タイ、コチ、イナダ、ハモ、ワタリガニ、まるで水族館のよう。
その後、訪れたのは今でも使われている井戸。
偶然会って挨拶話をする島民の方たちを見かけましたが、ここで「島あるある」を1つ。
狭い島なので1日に3回も同じ人と会って話すネタがなく気まずくなることもあるとか(笑)。
さらになぜか人参の乗り物がある公園。
中西さんの推察では家島は農業が盛んでないため子供に人参を教えるためではないかと。
そして、家の壁をくり抜いたところに観音開きのドア付きで収納されたお地蔵様。
もともとは家とは離れてあったそうですが、立て直した時に今のようになったとか。
「家の敷地も広くなるし、お地蔵さんも守られるし、WIN-WINですね(笑)」と中西さん。
最後は瀬戸内海方面の風光明媚な景色を楽しめる城山公園へ。
ドックに入った船と港、瀬戸内海、姫路方面が見渡せるに気持ちのいい風が吹いていました。
大阪で建築士をしていた中西さんは、イベントのお手伝いで2009年に家島を訪れました。
5回にわたって外国人観光客を募って島内ガイドを経験。
島の人とも知り合い、島の魅力を知って、やがて移住を決めました。
その後、外から来た人の視点で家島の楽しさを発信しています。
島巡りガイドをし、カフェと海の家を経営し、最近は空き家情報を集め始めたそうです。
今では仲間も集まって来ているとのこと。
「これから家島はもっと楽しくなると思います」と話してくれました。
島を楽しみに、中西さんと会話しに、家島へ行ってみませんか?
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海が見えるカフェ スコット
兵庫県姫路市家島町真浦522-43 2F
営業時間
【月〜金】 13:00〜16:00
【土・日・祝】 12:00〜16:00
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
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