手作り竈を広める若者達をリサーチせよ
原 忠信さん、竈プロジェクトの皆さん
茨城県 つくば市
まるでキャンプ場のような林に到着!
待っていてくれたのは、筑波大学 ビジュアルデザイン領域の
准教授 原忠信さんと、竈プロジェクトに所属する
大学院生 いとうかおりさん、おおいなおとさん、さやままるみさん、
学群生 かまだみずきさん。
竈プロジェクトは、東日本大震災の後に発足しました。
当初の目的は、電気がない中でご飯を炊けるようになろう!というもので、
使われていない古民家の古い竈で
ご飯を炊くワークショップからスタートしました。
そのうち、「竈って作れるらしい!」という学生からの提案があり
煉瓦を積んで竈を作りました。でもお金がかかる…。
次にべニア板で枠を作り土を流し込んで竈が完成。
もっと簡易的にするために土嚢袋などのアイディアが飛び交います。
とにかく、災害時でもそこにあるもので竈を作ることがモットー!
そうして、段ボールとバケツに行きつきました。
作り方はとても簡単!
①粘土質の土に水と藁(なければ草)を混ぜて足でこねます
②大き目の段ボールの真ん中にバケツを置き
そのまわりにこねた土を流し込む
(その際、縄をぐるぐる巻き入れると強度が増します)
③3日間放置して乾燥
④段ボールとバケツをはずして、薪を入れる穴をほり、
煙突を指して完成!
なんといっても、みんなでワイワイ作る作業が
めちゃくちゃに楽しい!!!!!♡
これなら、自分達でも作れるかも~という自信が湧きました。
完成した竈は、少々の雨もへっちゃらで、お手入れをすれば長持ち。
さらには、そのまま土にかえります。
竈作りを体験したルーシー。
ご褒美に、竈プロジェクトの皆さんが
夏野菜をたっぷり入れた炊き込みご飯を作ってくれました。
竈で炊いたご飯の美味しいこと、美味しいこと~!!!
竈プロジェクトの皆さんとデイキャンプしたような
楽しい時間を過ごしました。
こんなふうに、竈の周りには人が集まってきて、
笑顔が生まれるんですね。
原先生率いる竈プロジェクトの次の目標は、海外進出!
ドイツに飛んで、自転車で竈を運びながら
ご飯を炊いて旅をします。
日本でこのプロジェクトが生まれた理由を伝え、
さらにはドイツの自転車道路の整備を学んでくるというもの。
竈プロジェクトの挑戦、皆さんも応援してくださいね!
(竈作りの写真はルーシーブログで⇒ https://www.tfm.co.jp/smile/blog/index.php?itemid=127740 )
(竈プロジェクトの情報は⇒ http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~cr/kamado/ )
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竈プロジェクトについての詳しい情報は下記HPから
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~cr/kamado/
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