おさかなのフリーマガジンを発行する男性をリサーチせよ
中橋 幸雄さん
石川県 七尾市
年に4回発行される季刊紙で、特集を集めたおさかな図鑑 「Fのさかな別冊」 は重版出来となる人気ぶり!日本タウン誌・フリーペーパー大賞2015では「観光庁長官賞」を受賞しました。フリーペーパーとは思えないクオリティの高さですが、実は、作っているのは全くの素人さん!
ルーシーが向かったのは、石川印刷株式会社。向かえてくれたのは、普段はオペレーターとして働く女性社員たちと営業の中橋幸雄さん。「Fのさかな」を制作しているメンバーです。皆さんは普段会社の業務をしながら、週末にはネタ探しの美味しい魚巡りをして、持ち寄ったネタを会議で出し合い、特集記事を構成していきます。女性社員の方が取材をして記事を書き、中橋さんはカメラマン役。(でも表紙の写真だけは社長が撮影します!)社員24人のうち6人で(今月から増えました!)「Fのさかな」を作っています。
印刷会社とはいえ、自社で出版物をつくることがなかった石川印刷。「Fのさかな」を作り始めたのは10年前です。それまで市から発注される仕事が多かった会社ですが、市町村合併があり印刷の仕事が減ってしまいました。何かできることはないか…と考えていると、社長命令が下ります!
「能登の魚はうまい!お世話になった地域への恩返しも兼ねて魚のフリーペーパーを作り、能登に人を呼び込もう!やれっ!!」
これには中橋さんも…「ぎょぎょぎょっ!!!!」
(↑あくまでもイメージです)
一時はさかなクンを起用するなど、いろんなアイディアを出しながら10年間続けてきました。中心メンバーの中橋さんは、「5年くらいでポシャるかなぁ~(笑)」と思っていたそうですが、「Fのさかな」が多方面で高く評価され、数々の賞を授賞するうちに「止められんようになった~」と嬉しい悲鳴をあげていました。さらには、「Fのさかな」の人気が高まるにつれ、本業の仕事も増えたそうです。
これまで、社内では業務のやりとりが会話のメインでしたが、「Fのさかな」を作るようになってからは、美味しい店の話題や、面白い人がいる~などのネタ交換で盛り上がっているそうです。今ではなくてはならない存在となった「Fのさかな」。現在メンバーのみなさんは、締め切りに追われながら夏号の準備を進めています!
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~備考~
「Fのさかな」をGETできる場所!
石川県以外にも、岐阜、富山、群馬、長野、茨城、大阪、京都、愛知、山口、広島、福岡、首都圏、などの一部で手に入ります。
詳しくはこちら↓
http://fsakana.noto.jp/settingposition.html
もちろん定期購読も可能ですよ~↓
http://fsakana.noto.jp/member.html
是非お手に取ってご覧くださいね。
因みに、「Fのさかな」の「F」は能登半島の形を表しています。
地図で確認してみてください☆
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