ロマンを語らせたらピカイチ 天文館職員をリサーチせよ!
齊藤 政宏さん
岩手県 岩手郡雫石町
こんなご当地情報がHPに書き込まれました。「Pandaman1号」さんから。『岩手といえば、小岩井牧場!その中にある まきばの天文館。夜空に輝く満天の星空を、ニコン20cm屈折大型望遠鏡で楽しむことができますよ!およそ350年前、ヨーロッパで活躍した巨大な望遠鏡「空気望遠鏡」をまきばの天文館で全長21mの空気望遠鏡を当時の版画絵をもとに復元。そこに働く齋藤さんっていう職員さんが、星に熱い男性で、ロマンを語らせたらぴか一だと思います』ということでお会いしたのが館長でもある斎藤政宏さん。情報に違わず星空とそこから広がる宇宙、そして人間の存在・・・ととめどなく話が溢れて来くる、熱い方でした。
そんな斎藤さんは偶然の出会いの繋がりからおよそ350年前、17世紀のヨーロッパで活躍した巨大な望遠鏡「空気望遠鏡」を完成させました。きっかけは訪れたTVディレクターの女性。斎藤さんが子供の頃に本で知って忘れられない空気望遠鏡の話をすると「その番組をつくろうかな」と彼女。かつての天文仲間、その仲間が紹介してくれたレンズ会社の社長、大学友人、さまざまな人の協力があって20メートルを超える天体望遠鏡の先駆けを復元したのです。今でも1年に1度、空気望遠鏡で月を見る特別観察会を行っています。今年は9月6日(土)、7日(日)の2日間。先人がのぞいた天文の世界を体験してみてはいかがでしょう。
そのほか日中11:30~12:30にはの天文館2階の観測ドームを公開。晴天時には太陽の黒点観察もできます。曇雨天時には斎藤さんをはじめスタッフの方が大型望遠鏡の仕組みやドームの役割などをご紹介して下さいます。また、流星群や惑星が観測できる時期や、季節ごとの星座を見るスターウォッチングも随時、開催されています。この夏、いろんな楽しみがある小岩井農場を楽しみつつ、まきばの天文館で星空のロマンにふれてみてはいかがですか。
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小岩井農場WEBサイト内 まきばの天文館
http://www.koiwai.co.jp/makiba/event/heal/
まきばの天文館
2014年4月18日~11月3日
ならびにスターウォッチング開催日
開館時間10:00~16:00
クルマでのアクセス
東北自動車道「盛岡I.C.」より国道46号線を秋田方面へ約12km、約15分