自社一貫生産にこだわる染物屋兄弟をリサーチせよ!

蜂谷 悠介さん、淳平さん
岩手県 一関市

リスナーの佐藤さんから情報が届きました。
「一関に京屋という染物店があります。
そこの蜂谷兄弟は色々なことに取り組み岩手を元気にしています。」

ルーシーが向かったのは一関市の京屋染物店。
元気な経営者の蜂谷兄弟が迎えてくれました。
代表の蜂谷悠介さんと専務の淳平さん。
OAでは明るく、前向きな2人の人柄が出ていたことでしょう。

今年が創業から100年の京屋染物店。
デザインから染め、縫製まで一貫して行なう珍しい染物屋です。
もともとの専門は祭り関連の染物。
注文を受け、法被、浴衣、暖簾、幕などを注文生産してきました。

10年ほど前は家族経営でしたが、現在は社員が約20名。
ルーシー訪問時も、染め、絵付け、若者が真剣に働いていました。

しかし、ずっと順風満帆だったわけではなりません。
悠介さんが社長になってすぐに試練が訪れました。
先代のお父さんがお亡くなりになり、ほどなく東日本大震災。
東北の祭りはどこも中止。2人は「もうダメだ」と思ったそうです。

仕事がないので、取り組んだ復興支援。
そこで多くの人に会い、わかったことがありました。
祭りをやりたいと考えている人が少なからずいることです。
震災のよって分断されてしまった地域の結びつき。
老若男女を問わず、繋がりを取り戻すため、今こそ祭りが必要だ。

2人のハートに火が点きました。
そこからはがむしゃらに走り続けた8年間。
振り返ればあっという間に過ぎていったようです。

2人は40歳と30代後半。
経営に若いセンスも取り入れ、京屋を再ブランディング。
伝統工芸に関心を持つ若者が働きたいと集まる会社になりました。

事務所には2015年に書いたという10年年表が貼ってあります。
それによると2025年には世界に支店を出しています。
それは儲けることだけを考えてのビジョンではありません。

祭りの仕事は技術をきちんと継承しなければいけない。
しかし、労力に対して発注数が少なく、ビジネスとしては厳しい。
そこで、別の事業を確立しようとしているのです。
日本の文化伝統を守るために。

1人ではなく、兄弟で挑戦しているのが京屋の強み。
2人の情熱が日本の祭りをこれからも陰で支えてくれるでしょう。

==================
株式会社 京屋染物店
岩手県一関市大手町7-28
0191-23-5161
https://kyo-ya.net/

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