ヴィンテージ着物を小物に変える装飾品デザイナーをリサーチせよ!

マリエ・フルリール 梅澤 杏奈さん
神奈川県 鎌倉市

古い家には特に箪笥の中に歴史ある着物が眠っているかもしれません。
かつての絹地は職人たちの丁寧な手づくりで素材としてとても優れたものでした。
でも、さすがに古くなると着物の役目は果たせず、何より着物を身につける人が減りました。
高齢になった持ち主が亡くなったあとで、捨てられてしまうことも多いことでしょう。

でも、廃棄してしまうのはもったいないし忍びない。
そんな思いで大正時代から昭和初期にかけての着物の生地を素材に使用。
小物を作り、販売しているのが鎌倉市にあるマリエ・フルリールです。
七五三・成人式・結婚式など、特別なハレの日に身につける1点ものの大正ロマン飾り。

ルーシーは3月30日に鎌倉市大町にあるサロンを訪ねました。
お会いしたのはマリエ・フルリールを立ち上げた梅澤杏奈さんと谷口裕里さん。
今回は梅澤杏奈さんにいろいろとお話しを聞きました。

マリエ・フルリールの主な商品は髪飾り。
江戸時代が終わり、明治を経て、流入した西洋文化が落ち着いてきた大正時代の日本。
その空気を映すかのように当時の着物生地からは色やデザインを通して“モダン”を感じます。
それを素材に作った髪飾りは、どことなく懐かしく、可愛らしく、美しい。
着物に身を包んだ時に、映えることでしょう。

梅澤さんは大学卒業後、大手の衣料品量販店で運営の仕事をしていました。
そして、自身の結婚式を挙げる時に気に入った飾り物がなく自ら作ったとか。
そこから今に繋がる飾り物制作が始まりました。当初は友人、知人に頼まれて作っていたそうです。

その頃に目を留まったのが、大学時代の友人 谷口さんが趣味で着ていたヴィンテージ着物。
「こんなおしゃれなものがあるの!?」と驚き、関心を持った梅澤さん。
調べてみると、ボロボロの布になって棄てられてしまう生地も多い様子。
そこで、その生地を使って小物を作ることにしたのです。
振り返ってみればマンガとTVアニメにもなった「はいからさんが通る」の世界が好きでした。

やがて、梅澤さんと谷口さんと2人でマリエ・フリルールをスタート。
当初はオンラインショップで展開していましたが、その後、東京で実店舗を開店。
去年、鎌倉に移転しました。

今では地道に「ハレの日」が笑顔になるような品々を作る毎日。
自分たちの飾りを身につけた女性たちの姿は本当に嬉しいと話します。
100年の歴史を携えたロマンの香り漂う小物。
何かの機会に身につけてみてはいかがでしょう?
オーダーメイドの注文も受け付けています。

*現在は昨今の状況を鑑みて来店するお客様の受け入れを自粛しています

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神奈川県鎌倉市大町1-7-1 セビニエ101
tel 0467-37-8676
info@marieefleurir.com
https://marieefleurir.com/

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