地球儀の歴史を感じるミニ博物館の館長をリサーチせよ!
館長 渡辺 美和子さん
埼玉県 草加市
地球儀の歴史は深く、
誕生は紀元前150年前後、
現在のトルコで作られた地球儀。
現存する最古のものは大航海時代、
1492年ドイツ製の地球儀。
地図上にアメリカ大陸はありませんでした。
世界中で一番愛用されたのは1700年代、
オランダ ファルクが制作した地球儀。
これらの貴重な地球儀のレプリカが
ズラリと並んだミニ博物館、
「ミニ博物館 地球&宇宙」が
草加市にあるということで、
ルーシーが向かいました!
到着するとそこは、地球儀・天球儀を
製造する老舗教具店、渡辺教具製作所。
事務所の2階へ上がると、様々な種類の
地球儀・天球儀が並んでいました。
上記の地球儀の他に、真っ赤な「温暖化予想地球儀」、
世界の経済活動がわかる「夜の地球儀」、
天体に星座が描かれた天体儀、
火星や月の手球儀もありました。
約20個の貴重な地球儀・天球儀の
レプリカが展示されています。
そして、これらを製造しているのが
渡辺教具製作所。
地球儀を作り始めたのは昭和12年。
渡辺さんの義理の祖父、
渡辺雲晴さんが開業しました。
雲晴さんは元・築地本願寺のお坊さん。
昭和12年、第二次世界大戦中に、
この戦争で世界地図が大きく変わることを予測し、
地球儀作りをはじめました。
渡辺さんの代になり、市や商工会議所の
働かけで、15年前、地球儀博物館を作り
公開することになったのです。
ここには、地球儀の他に、鉱物の学者から
寄贈された貴重な鉱物や、プラネタリウムもあり
町の小学生の学びの場として活躍しています。
地球や宇宙への好奇心が広がるミニ博物館、
渡辺さんの解説も、とても素晴らしかったです!
==================
株式会社 渡辺教具製作所
http://blue-terra.jp/mini.html
さまざまな写真や様子が見られるHonda Smile Mission 番組Facebookページはこちら
http://www.facebook.com/HondaSmileMission