日本文化を教える現代の忍者をリサーチせよ
甚川 浩志さん
東京都 あきるの市
夏には隣、檜原村の紅茶栽培をレポートしたことがあります。
あきるの市も桧原村に負けないぐらい自然が溢れるところ。
そんな環境だと都会以上に生き生きするゆっぴー。さすが奈良っ子です(笑)
このあきる野でお会いしたのは甚川浩志さん。
野人流忍術「野忍」の主宰者です。
かつて忍者は歴史の裏側で秘密裏に活躍しました。
現代では忍者ショーが外国人の観光目的として大人気。
日本を訪れる目的になっている人たちもいるようです。
ですから全国には忍者ショーや忍術講座が増えています。
それらは楽しんだり、技を体験したりするもの。
でも、甚川さんが行う忍術修行プログラムはずいぶん違います。
ゆっぴーは忍者の装束に着替えて手裏剣を指南していただきました。
そういう忍者の術を知り、楽しむこともできます。
でも、甚川さんが本当に伝えたいのは「生き方」。
忍術には日本の心があり、今の時代を生き抜くヒントが隠れている。
甚川さんは、そのことを伝えようとしているのです。
甚川さんは元々、調査・監査&リスクマネジメント支援の仕事をしてきました。
しかし、東日本大震災をきっかけに社会の転換を予感。
職業を「忍者」としてやっていくことを決意しました。
住まいもあきるのへ移住。忍術体験プログラムを確立してきたのです。
今では野人流忍術「野忍」プログラムは主に外国人に向けて発信。
インバウンドに繋げ、地域を活性化することもビジョンに入れています。
一方で日本の若者には養成プログラムを受けスタッフになる道を用意。
また、親子向けには自然体験NPOなどと提携プログラムを実施。
古の日本文化が詰まった忍術を国内外に広め、活かせる努力をしています。
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野人流忍術「野忍」WEBサイト
https://www.yajin-ninja.jp/
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