けん玉の世界チャンピオンの先生をリサーチせよ
向井 智哉さん
和歌山県 和歌山市
いま、けん玉は集中力や忍耐力を育てるため、教育現場で用いられることがあるそうです。向井さんが練習の場を探していると、夏休みの期間、児童館で教えてもらえないかという話がありました。そして、その期間が終わっても、一緒にやりませんかと声をかけてくれた女性がいました。それが現在のけん玉和歌山北支部で事務局をつとめている中筋さん。向井さんが世界チャンピオンになった「出会い」として挙げて下さった方です。
そこから和歌山北支部が結成され、向井さんは中筋さんの3人のお子さんほか、多くの子供たち・大人たちに技を教えながら、自分の腕も上げていきました。その結果、「ヨーロッパけん玉オープン」で3連覇。向井先生が3連覇を果たした「ヨーロッパけん玉オープン」は1対1のトーナメント制。対戦には25種類の技が用意されています。プレイヤーは、審判が引いた技を、順にチャレンジ。片方が成功して、片方が失敗した場合に成功したプレイヤーが1ポイント獲得します。先に2ポイント取ると勝ち。大会に参加するのは、全世界から集まった、およそ50人。得意技で戦えるか?苦手な技に挑戦しなければいけないか?運にも大きく左右されそうですが、その勝負で3連覇した向井さんの実力は本物でしょう。
向井さんの今後の目標は、大人にはルールが少し不利だという全日本けん玉道選手権で優勝すること。集中力と忍耐力を要するけん玉は1つの「道」なのです。けん玉和歌山北支部の皆さんは楽しみながら、けん玉道を追求していました。
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「けん玉 和歌山北支部」
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