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キヤノンマーケティングジャパン presents Solution in my life
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Every Monday 8:38 〜8:48
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「ITの浸透により、人々の生活をより良い方向に向かわせる」
そんな概念である“デジタルトランスフォーメーション”と
いう言葉が広がり、
私たちの暮らしは、より豊かに、より便利に、
日々ポジティブに変化しています。
このコーナーでは、暮らし、仕事、社会、私たちの身近な
ところにあるデジタル化の動きを紹介していきます。
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2024 02.05
AIを活用したマイナビの採用支援ツール「PRaiO」

このコーナーでは「暮らし、仕事、社会」、私達の身近なところにあるデジタル化の動きをご紹介しています。

AIは私たちの生活のいたるところに導入され、その領域も拡がっています。そうしたなか、採用の現場でもAIを活用する動きが活発化しています。「AI採用」とも言われ、学習した内容に基づき、応募者の選別や評価を行うシステムになっています。

そこで今回は、AIを活用した採用支援ツール「PRaiO(プライオ)」を開発した株式会マイナビの採用ソリューション企画運営2課、山岡菜奈美さんにお話を伺いました。
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まずは、マイナビの採用支援ツールPRaiOの概要を伺いました。

「採用に特化して開発したAIを用いて、採用選考を効率化や見極め向上ができる、いわば採用のDX化を促進できるようなツールです。活用方法に関しましては、過去の応募者データから企業の求める人物像の傾向をAIにて可視化し、新たな応募者がその傾向に近しいかどうかというのを5段階でスコアリングしたり、chat GPT等の文章のコピペ率というのは、年々上がっているような傾向はありまして、学生さんが提出してきたエントリーシートのコピペの可能性が何割くらい高いですというような検知ができます。
過去の応募者データから企業様ごとに、求める人物像に近しい傾向はこれですという1つの基準を作ります。その基準に対して最も近しい子から順番に5、4、3、2、1というふうに付いていくような仕組みになっています。
過去、人事の方々が合格を出した学生さんだったり、こういう子に今後も合格出ししていきたいみたいな設定をした学生さんに対して近いかどうかというような判断軸になります。そうした結果を参考に、企業の人事の方々が採用選考を効率的に進めていただくことが可能になります。また、分析に特化した機能もありますので、採用全体の振り返りでしたり次年度の戦略立てにもご活用いただけるようなツールになっております」

さらに、開発の背景とその効果について伺いました。

「元々の発端は、人事のご担当者の方々、見極めもかなり大変ですし重要というところもありつつも、それに集中できる環境があれば良いのですが、それ以外の例えば、面接日程の調整ですとか学生さんへのご連絡であったりですとかという多岐にわたる煩雑な業務があるので、なるべくそこに集中できるように人がやるべき業務以外の煩雑な部分というのをAIに任せることで効率化を図って、その方々が休める環境を作ることができないかというところから開発がスタートしました。
書類選考にかける時間は4割くらい削減ができて、そこで創出できた時間を学生とのコミュニケーションの時間に充てることで承諾率も向上したという嬉しいお声ですとか、自社の採用課題がAIによって可視化することができたので次年度の戦略立てがしやすくなった、またAIの診断結果を参考に統一した基準で学生の見極めができたといったようなお声を多くいただいております」

採用する側だけではなく、エントリーする側にもこんなメリットがあるそうです。

「こういったサービスを使っていただくことで、本来採用すべき学生さんが見落としで落ちてしまっているみたいなことがあると学生さん側は損失になってしまうので、そうした企業さんの見落とし防止によって落とされてしまうというようなリスクを防いだりですとか、エントリーシートの選考を全部人の目で行うとなるとやはり膨大な時間が必要なので学生さんに対して締切日を早めに設定して人事の方が読む時間というのを取ってからの合否出しというような形だったのですが、今回これを導入することによって、そこの人事の方が読む時間というのがかなり削減されるので、その分学生さんへの締切日というのが後ろ倒しにできるというようなところと、そこで空いた時間というのを人事の方と学生の方が実際に対面とかwebとか一対一でコミュニケーションを取る時間というふうに充てることができるので、学生さん側も企業理解だったりというところを深めた上で納得して入社するというようなことの部分で質も上がるかなというところは学生さんにとってもメリットになりうるかなと考えています。
今後に関しては、採用だけにとどまらず入社後の活躍まで見据えた人材データの蓄積であったりですとかその活用、あとは、もっと採用の部分でAIを活用できないかというところで新たなAIの開発なども検討しております。」
         
山岡さん、貴重なお話、ありがとうございました。 

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