NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

今朝お送りしたのは、ナタリーコール、1991年のナンバー。「アンフォーゲッタブル」。
1951年にリリースされた、ナタリーのお父さん、ナット・キング・コールの代表曲に、
1991年、ナタリーがオーバーダビングしてリリース。
まるで親子が並んで歌っているようなこの〔デュエットバージョン〕は、
ジャズ作品としては珍しい、〔全米ポップチャートで5週1位〕という大ヒットになったほか、
翌年のグラミー賞でも3部門を受賞して、大きな話題を呼びました。

本当にいつ聴いても２人が隣同士で唄っているようによく出来たデュエット。
「君の事が忘れられない・・・」という歌詞のラブソングだけど、
こうして七夕の頃に聞くと、離れ離れでお互いを想う、親子の愛情を唄っているようです・・・。

そもそも奈良時代に、中国から日本に伝来した七夕の伝説は、
〔お盆の一環〕として全国に広まりましたが、
笹の葉に願いごとを書いた短冊を結ぶのは、日本だけの風習で、
これは先祖の霊が笹に宿るから、なんだそう・・・。

今、自分たちが生きているのは、先祖の命の積み重ねがあったからこそ。
それは誰も同じ。
そう考えると、誰かがいつも自分に寄り添っていてくれている、、、
そんな気がして、元気がない時も力を与えてくれるような気がしませんか、、。


織姫と彦星のラブストーリーや、各地で賑やかに行なわれる七夕まつりも良いですが、
今は会えないご先祖さまを想うのも、正しい七夕の過ごし方かもしれませんね。