8月3日O.A.「Waiting For A Star To Fall 」Boy Meets Girl  

今朝、お送りしたのは、Boy Meets Girl、1988年のナンバーです。
「Waiting For A Star To Fall」。

80年台に活躍した、ジョージ・メリルとシャノン・ルビカムによるデュオ、Boy Meets Girl。
ソングライターでもあった二人は、ホイットニー・ヒューストンの「素敵なサムバディ」をはじめ、
数々のヒット曲を生み出しています。
この曲は、ホイットニー・ヒューストンのコンサートに出掛けた時に流れ星を見つけた事がきっかけで、書き下ろされましたが、ホイットニーがレコーディングする事は無く、
数年後、自分たちの2枚目のアルバムに入れたところ大ヒットした・・・という曲です。


その88年は、ソウルオリンピックが行なわれた年。
神奈川県の、ラジオネーム〔当時は浪人生〕さんからはこんなメッセージを頂いています。

「ロンドンオリンピックの柔道男子は、なかなか苦戦が続いていますが、
1988年ソウルの柔道男子も最終日まで金メダルなしの大苦戦でした。
最後の最後に斉藤仁選手が金メダルを手にしたのですが、
その決勝戦よりも、準決勝の韓国代表選手との一戦が印象的で、
今でもオリンピック最高の名場面だと思っています。
斉藤選手優勢で残り時間は1分を切り、「待て」がかかって柔道着を整えた後、
斉藤選手がある一点を見つめて、頷くシーンがカメラに映りました。
それは実況席にいたかつてのライバル山下選手でした。さらにそのシーンを、
アナウンサーが気付き、
「今、斉藤は山下さんを見たのではないですか?」とその場で逃さずに実況しました。
日本チームの危機を前に、両雄の絆を感じた、素晴らしいシーンでした。」

こうしたちょっとした場面に、深いドラマが隠されているのも、オリンピックならではです。

 この大会で日本は結局、金4個。銀と銅を合わせても14個と低調でした。(レスリングの小林孝至、佐藤満。柔道の斉藤仁、競泳100m背泳ぎの鈴木大地)

ただ、メダルの色や数も大事ですけど、いかに人の心に響く頑張りを見せられるか・・・それがのちのち、人々の記憶にも残って行くものだと思います。引き続き、ロンドンの日本代表の頑張りに、注目しましょう!
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2012.08.03

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