NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

今日ご紹介したのは、ザ・ビートルズの「IN MY LIFE」です。

この曲は、ジョン・レノンが生まれ故郷のリバプールをなつかしんで書き上げた歌詞に
ジョンとポールが２人で曲を作った名曲で、プロデューサーのジョージ・マーティンによる
ピアノをチェンバロのようにしたバロック音楽風の間奏がとても印象的な１曲です。
　　　　
ジョージ・マーティンは、クラシック音楽に精通した人で、ビートルズの音楽に、時には、
ストリングスやホルン、クラリネットなどオーケストラの要素を加え、
他のロックバンドとは違った進化を提供したまさに名プロデューサーです。
そんなビートルズのほとんどの作品をプロデュースし、「５人目のビートルズ」とも呼ばれた
ジョージ・マーティンが、８日、自宅で亡くなりました。９０歳でした。
　　　　　　　　　　　　
ジョージ・マーティンは、1962年にビートルズのデモテープを聴き、
レコード契約を交わすと、最初のシングル「LOVE ME DO」をきっかけに次々と名曲をプロデュース。ポピュラー音楽を一変させた世界的人気バンドの音楽に欠かせない存在となりました。その後も50年以上にわたるキャリアの中で、700枚以上のレコードを製作したと言われています。1996年には音楽業界とポップカルチャーへの功績が認められ、イギリスの女王から
ナイトの称号が贈られました。
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　
まさに、世界で最も有名なプロデューサーのひとりですね。
ご冥福をお祈り致します。

今日ご紹介したのは、ミス・オージャです。
「ビー・デュエットウィズ・黒沢薫」
本日発売のベストアルバムから、2012年リリースの曲を、
音楽プロデューサー・武部聡志さんプロデュースでアレンジし直したバージョンです。

ミス・オージャさんは2011年にメジャーデビュー。今日、デビュー5周年記念ベストアルバム
「ミス・オージャ・ザ・ベスト あなたの主題歌」をリリースしました。
「1/fのゆらぎ」の特性を持つ歌声を持ち、抜けるような歌声は聴いた人を魅了。
昨年からはテレビの音楽番組で生演奏のコーラスメンバーとしても活躍しています。

ちなみに、「1/fのゆらぎ」の声。宇多田ヒカルさんや、美空ひばりさんも同じ声の特性を
持っていると言われ、“人にヒーリング効果を与える声”と呼ばれているそうです。

今日紹介するのは、トトの「ロザーナ」です。

１９７７年に結成されたトト。「ロザーナ」は、１９８２年に発表された
彼らの大ヒットアルバム「トト ?」に収録された曲で、
この曲で翌年開催されたグラミー賞の「最優秀レコード賞」を獲得しました。

ちょうど現在来日ツアー中。昨日７日は日本武道館でライブが行われ、
この曲「ロザーナ」もアンコールで演奏されました。
明日からは福岡、広島、大阪、名古屋と、７都市８公演の予定。
来日メンバーは、オリジナルメンバーのスティーブ・ルカサー、デヴィッド・ペイチ、
スティーブ・ポーカロ、そしてボーカルは作曲家ジョン・ウィリアムズの息子である、
ジョセフ・ウィリアムズらが参加、メンバーの死など、多くの困難を乗り越えて
今も一級の演奏を届けてくれます。

今朝、ご紹介する曲は、現在来日中のファーサイド、
「ランニン」。９０年代のヒップホップの代表曲です。

ファーサイドは、ロサンゼルス出身の人気ヒップホップ・グループ。
ラッパーとして大成功を収めましたが、
実は、もともとダンサーで９０年代、日本のダンサーに多大なる影響を与えました。
彼らがクラブで踊っているビデオは、世界中のダンサーの間で出回っていたそうです。

また、大阪でのライブも予定されていますので、
ダンサーの人たちも多く駆けつけるのではないでしょうか？　

金曜日はシーズンごとのテーマで、リクエストとメッセージをご紹介しています。

今朝は3月最初の金曜日ということで、新しいリクエストテーマを発表します。
この春のリクエストテーマは、「ナミダウタ・リクエスト」です。

出会いと別れの春は、一年でもっとも「涙」が似合う季節でもあります。
あなたにとって、“これを聴くとついホロリと涙がこぼれる曲”は何でしょうか？
あなたが、涙なしには聴けないと思う名曲を、その曲にまつわるエピソードと共に送ってください。リクエストを頂いたすべての方の中から抽選で3名様に、
ピアノの鍵盤がデザインされたお洒落なフォトフレームをプレゼントします。
あなたの〔ナミダウタ・リクエスト〕お待ちしています。

そして今朝お送りしたのは、森山良子作詞、BIGIN作曲の「涙（なだ）そうそう」。
夏川りみさんの歌でお届けしました。

森山良子さんが亡きお兄さんを思って詩を書き下ろしたこの歌、
1998年に森山良子さん、2000年にBIGIN、2001年に夏川りみさんもこの曲を
歌われています。
のちに映画化もされた名曲ですが、これも「ナミダウタ」の代表的な一曲ではないでしょうか？