NOEVIR Song of Life（ノエビア-ソング・オブ・ライフ-）

この曲は、2015年にリリースされた一青窈さんのカバーアルバム
ヒトトウタ』に収録されています。

お届けした楽曲は、一青窈 で 「青春の影」。
　　
「青春の影」は、1974年にリリースされたチューリップの
シングルで、作詞・作曲は財津和夫さんです。
それまでヒットを飛ばし、アイドル的路線で売れていた
チューリップでしたが、周りの反対を押し切って、シングルとしてリリースされた１曲。

財津和夫さんは、
「僕なりの読みがあった。コンサートを主体として、できるだけ
チューリップというバンドを継続していくためには、
どうしても”青春の影”のような楽曲が必要だと判断したんです。」
と、当時のインタビューで答えていて、まさにその後の
チューリップには欠かせない名曲となりました。

「単純に主人公であるひとりの男性の成長を歌にしてみようと
思った」と話すこの曲は、平凡な幸せこそが素晴らしいと歌う
純粋なラブソングとして、結婚式のBGMとしても人気があります。

一青窈さんもそうですが、女性アーティストのカバーも
とても多く、男女問わず共感できるスタンダードナンバーとして
愛され続けている１曲です。


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この曲は、昨年１１月にリリースされた宮本浩次さんの
初のカバーアルバム『ロマンス』に収録された１曲です。

お届けした楽曲は、宮本浩次 で 「あなた」。
　　　　
「あなた」は、シンガー・ソング・ライターの
小坂明子さんが1973年にリリースしたデビューシングル。

当時16歳だった小坂明子さんが、ヤマハが主催する
音楽コンテストでこの曲をピアノの弾き語りで披露し、
見事グランプリを獲得。その後レコードリリースすると、
オリコン集計で160万枚、レコード会社の調べでは200万枚を
超える売り上げを記録し、初の女性作曲家によるミリオンセラー
シングルとなりました。

その後もたくさんのアーティストにカバーされ、
昭和の名曲として愛されてきたこの曲を、昨年、男性である
エレファントカシマシの宮本浩次さんがカバー。
何度も歌ったけど、デモのために一番最初に歌ったテイクが
結果採用されたという奇跡のボーカル。
作者でもある小坂明子さんが「史上最高のあなた」と絶賛しています。


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この曲は、2006年にリリースされた土岐麻子さんの
カバーアルバム『ウィークエンド・シャッフル』に収録された１曲。
週末をテーマにしたアルバムだけあって、とても心地いい
アレンジに仕上がっています。

お届けした楽曲は、土岐麻子 で 「夢で逢えたら」。

「夢で逢えたら」は、大滝詠一さんが作詞・作曲した１曲で、
1976年に吉田美奈子さんが、
そして翌年にシリア・ポールさんが作品としてリリース。
当時の録音は編曲に山下達郎さんも参加しています。

もともとは大滝詠一さんがアン・ルイスさんのために
書き下ろした１曲でしたが、当時の彼女のスタイルに合わないと
いうことでボツになったというエピソードがあります。
ただ、80年代に入って、そのアン・ルイスさんもこの曲を
英語バージョンでカバーしているのも名曲の証でしょうか。

この曲を有名にしたのは「ラッツ＆スター」。
以降もたくさんのアーティストがカバーし、2018年には
まるまる１枚、「夢で逢えたら」のカバーで構成された
企画アルバムまでリリースされています。
まさに永遠のスタンダードですね！


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この曲は、2005年にリリースされた平原綾香さんの
カバーアルバム『From To』に収録された1曲。
亀田誠二さんのアレンジで、ロック調に仕上げられています。

お届けした楽曲は、平原綾香 で 「翼をください」。

「翼をください」は、作詞が山上路夫さん、作曲が村井邦彦さんによるもので、
もともとは、作曲家コンテストのために作られた曲でした。

そのコンテストで赤い鳥というフォークグループが歌うことに
なっていましたが、出来上がったのはコンテスト開演の
2時間前だったというエピソードがあります。
にも関わらず、作曲賞と新人賞を受賞。
この曲の偉大な歴史はそこから始まりました。

翌年の1971年に赤い鳥がシングル「竹田の子守唄」の
B面としてこの曲を収録。
これがオリジナルとなりましたが、その後、様々なアーティストが
この曲に感銘を受けカバーしたことで、広く知られるようになり、
合唱曲や応援歌として定着。スタンダートナンバーとなりました。
2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。
まさに日本を代表する名曲のひとつです。


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この曲は、2012年にリリースされたシングル「ブランコ」の
カップリングとして収録。映画『極道めし』の
エンディングテーマとして起用されました。

お届けした楽曲は、トータス松本 で 「上を向いて歩こう」。

「上を向いて歩こう」は1961年に、坂本九さんがリリースした
シングルで作詞は永六輔さん、作曲は中村八大さんのまさに大名曲。
1963年には、アメリカのビルボードチャートで
日本人としては初、そして唯一となる1位を獲得し、日本のみならず、世界中で愛される1曲となりました。

またこの曲は、2017年の時点でのジャスラック調べで、
286組のアーティストがカバーし、日本で最もカバーされている
1曲となっています。トータス松本さんの歌声も、直接、心に響くような素晴らしいカバーです。

「上を向いて歩こう」は、たくさんの人を励ましてきた
まさにスタンダードナンバー。「頑張ろう」という表現はないものの、
「泣きたくても泣いていられない」という、誰もが経験したことが
あるであろうそんな感情に、共感し、勇気づけられる名曲です。


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