11月1日O.A.「Dead Flowers」The Rolling stones

今週はスペシャル・エディション!
いま話題の一冊『教養としてのロック名盤ベスト100』の著者、川崎大助さんが選ぶ、
「秋に似合うロックの名曲5選」をお送りします!

お届けした楽曲は ザ・ローリング・ストーンズ「Dead Flowers」



【川崎大助さんのコメント】

ザ・ローリング・ストーンズ、「デッド・フラワーズ」をお送りしています。
これはですね、アルバム『スティッキー・フィンガーズ』に入っていまして、1971年に発表になりました。
この曲を選んだ理由というのは、まず、歴史的に非常に意味のあるレコーディングでして、
この曲「デッド・フラワーズ」というのは69年12月15日にレコーディングされたということになっているんですが、
これはオルタモントの悲劇という大変な事件がありまして、ローリング・ストーンズのフリーコンサートで殺人事件が起こっちゃった。で、その10日後に録音されているんです。
で、この直前の67年にはサマー・オブ・ラブ、愛の夏というのがありまして、
カウンターカルチャーが大人気でロックが世界を変えると思って、もう戦争もなにもかも終わりだ!
なんてみんなが夢を見た時代があったんですがそれがたったの2年でどん底に落ちてしまうと。
そこから非常に苦い想いをかみしめたまま、ロックも若者も70年代に入っていくわけですけども、
ちょうどその秋のはじまりという時期に作ったのがこの曲なんじゃないかと。
で、タイトルにあります「デッド・フラワー」というのは、主人公が昔付き合っていた恋人に「僕に毎日枯れた花を贈ってくるよ」なんていうちょっといじけた歌なんですけども、
それをカントリーロックな感じで何とも言えない味わい深いタッチでいやっているところに非常に象徴的なものを感じるナンバーであります。
このアルバム『スティッキー・フィンガーズ』は「教養としてのロックの名盤ベスト100」にランキングされていまして、そこで30位。
ストーンズファンの中でも非常に評価の高いアルバムなのでぜひ聴いてみてください。





楽曲の背景も含めて音楽を聴くと、より心に染みますね!


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11月1日(金)OA分の放送はこちら
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2019.11.01