24
Aug.2026

先週に続き、『ゾンビ回収婦』で第175回芥川賞を受賞された作家・小砂川チトさんをお迎えしました。
◆朝型、リズムを崩さない、健康的な暮らし
基本的に朝型で、「会社員のようなスケジュールでやっている」という小砂川さん。リズムが崩れないように暮らすことを大切にされていて、書くスピードにも影響するのだそう。コーヒーは大好きで一日3杯ほど。ただし夜眠れなくなるタイプなので、朝の書き始め、午後一、3時の休憩までで飲み終わり、それ以降はデカフェに切り替える徹底ぶり。運動習慣としては、最低2,500歩のお散歩を早歩きで。「サクサク行ったら20分もかからないぐらいなので大したことはないんですけど」と謙遜されつつ、姿勢が凝りがちになるためストレッチも欠かさないそう。「マッサージや整体に通いたいんですけど、次回の予約を取るのがプレッシャーで」という意外な一面も。
◆リビングへ「逃げ惑う」:書斎のソファと、シルバニアファミリー
お気に入りの場所を伺うと、「リビングのねずみ色の大きなソファに、ドカッと鎮座していることが多い」という小砂川さん。デスクにいると「仕事しなきゃいけない」という気配がついてまわるので、逃げ惑うようにリビングへ移動してしまうのだとか。「本当に追い詰まっている時ほど、リビングで作業しています」と、独特なリズムを教えてくださいました。デスクは1m20ほどの大きめのもの。可愛い小物をちまちま置くのが好きで、デスクの上にはシルバニアファミリーも並んでいるのだそう。「作中もトーンが重くなる時があるので、なんとなくマスコットキャラみたいなものを置くように意識しているんです」・・・『ゾンビ回収婦』に登場するキャラクターの存在も感じられるお話でした。
◆そんな小砂川さんの一生ものは・・・祖母の形見、偽物か本物か確かめない宝石の指輪
小砂川さんの一生ものは、お祖母さまの形見の宝石の指輪の詰め合わせ。「孫や息子たちに自分の持ち物を分けたいという時に、私にはアクセサリー類を配ってくれたんです。すごく恥ずかしそうに、偽物も本物も混じってるんだけど、って言いながら」と振り返ります。5~6個の指輪が入った宝石箱のようなもので、どれが本物か偽物か確かめないまま、割と雑に日常使いされているそう。中でもお気に入りはオパール。「独特のデザインで、それこそ偽物かもしれないと思っているんですけど、確かめないようにして」とのこと。芥川賞授賞式でも指輪を2本ほど身につけていらっしゃった小砂川さん。手元は作業中もよく目に入る場所だからと、今日もこの日の収録にも指輪をしていたおしゃれなスタイル。
最後に「芥川賞受賞のご褒美は?」と伺うと、「大人の歯の矯正がしたい」というお答えが。芥川賞受賞記念の矯正、まさに一生ものになるご褒美のようです!
小砂川チトさんの著書『ゾンビ回収婦』は講談社から発売中です。
ALL VIEW












