Sparkle Life

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Article -Sparkle Life-

17 Aug.2019

Vol.20 シシド・カフカさん



柔らかな光に包まれる夕暮れから、夜の世界へと表情を変える特別な時間に
素敵なお客様をお迎えするリビング。
今週は、ドラマー、歌手、モデル、女優と幅広い活動をされているシシド・カフカさんをお迎えしました。


メキシコ生まれ、アルゼンチンでも中学時代を過ごした経験のあるシシド・カフカさんですが、ご自身の故郷は、「東京」と即答!最近、メキシコ、アルゼンチンと旅する機会があったそうですが、メキシコはまったくの新しい街に感じられ、アルゼンチンは、ブエノスアイレスには懐かしさがあるものの、北部を訪ね、また新たな魅力に出会ったといいます。
ドラマーだけでなく、歌手、モデル、女優、そしてアクセサリーを手がけたりもされているというシシドさんですが、その活動のきっかけは、すべて、誘われることから。ご自身はミュージシャンをすることしか考えていなかったところから、誘われたり、仕事として取り組んだりと、更にその間口が広がっていると言います。
スレンダーでシャープなイメージが強いシシドさんですが、実は、守りに守るタイプ、なんだとか。新しい場所に行った時は、正解がわからないからこそ、「ミュージシャン シシド・カフカ」であることを基本に、その時、最大限できることをすると言います。

そんなシシドさんが、現在、力を注いでいるというのが、ハンドサインで指揮するリズムイベント「エル・テンポ」。音と手話で会話する、というだけあって、指揮者であるシシドさんとパーカッショニストたちの間には、譜面も言葉もなく、すべて即興で、サインによって音が作られていくというもの。エル・テンポでは7種類から8種類の打楽器を使い通常、10名から12名で構成されています。
ハンドサインは100以上あり、現在、シシドさんがマスターされているのは70〜80のサイン。それをすべて覚えて、一つのアンサンブルを作り上げる作業は、全く新たなアプローチのようです。

その日の気分で音が始まり、やがてそこに調和して、新たな音が加わり・・・
フィーリングから音楽が出来上がっていくという音楽。

このハンドサインでは、指4本で譜面を作ることもできるそうで、様々な指示が送れるんだそう。その場で生まれた音楽を目撃する幸せ・・・オーディエンスも、そして演奏者も何が起こるかわからないという音楽の世界。
「el tempo」は、10月14日に高崎で開催予定となっています。

高崎音楽祭「el tempo」
日時:10月14日(月・祝) 13:30開場/14:00開演 ・ 18:00開場/18:30開演
開場:スタジオシアター
チケット:6,000円(指定)※未就学児入場不可

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